mortality
「mortality」とは・「mortality」の意味
「mortality」とは、死亡率や死の不可避性を意味する英単語である。生物学や医学、統計学などの分野でよく用いられる。覚え方としては、「mortal(死ぬ運命にある)」という単語から派生していることを覚えておくと良い。「mortality」の発音・読み方
「mortality」の発音は、IPA表記で/mɔɚtˈæləṭi/である。アクセントは第二音節の「tal」に置くことに注意する。「mortality」の語源・由来
「mortality」は、ラテン語の「mortalitas」が語源であり、14世紀に英語に取り入れられた。「mortalitas」は「死」や「死ぬ運命」を意味している。「mortality」の類語
「mortality」の類語には、「fatality」や「death」などがある。これらの単語は、死亡率や死の概念を表す際に使われるが、それぞれ微妙にニュアンスが異なる。「mortality」と「death」の違い
「mortality」と「death」はどちらも死を意味するが、「mortality」は死亡率や死の不可避性を強調するのに対し、「death」は個々の死や死の状態を指す。例えば、「mortality rate」は死亡率を意味するが、「death rate」は死亡数を意味する。「fatality」と「mortality」の違い
「fatality」と「mortality」はどちらも死亡率を意味するが、「fatality」は特に事故や災害などの状況下での死亡率を指すことが多い。一方、「mortality」は一般的な死亡率や死の不可避性を表す。「mortality」を含む用語・関連する用語
「mortality rate」とは
「mortality rate」は、ある特定の期間や地域での死亡率を表す。一般的には、人口1000人あたりの死亡数で表される。「infant mortality」とは
「infant mortality」は、乳児死亡率を意味し、生後1年未満の乳児が死亡する確率を表す。これは、国や地域の医療水準や社会経済状況を示す指標とされる。「all-cause mortality」とは
「all-cause mortality」は、すべての原因による死亡率を指す。これは、ある集団における全体的な死亡率を評価する際に用いられる。「maternal mortality」とは
「maternal mortality」は、妊娠中や出産時に母親が死亡する確率を表す。これは、母子保健の状況や医療水準を示す指標とされる。「mortality」の使い方・例文
1. The mortality rate in this country has been decreasing in recent years.(この国の死亡率は近年減少している)2. Infant mortality is an important indicator of a country's healthcare system.(乳児死亡率は国の医療制度の重要な指標である)
3. The study found a correlation between smoking and increased mortality.(その研究は、喫煙と死亡率の増加との相関関係を見出した)
4. The all-cause mortality rate is higher in low-income countries.(低所得国では、全原因死亡率が高い)
5. Maternal mortality remains a major concern in developing countries.(発展途上国では、母親の死亡率が依然として大きな懸念事項である)
6. The mortality rate from cancer has been steadily declining.(がんによる死亡率は着実に減少している)
7. The fatality rate in car accidents has decreased due to improved safety measures.(自動車事故の死亡率は、安全対策の向上により減少している)
8. The mortality rate among the elderly is higher during the winter months.(高齢者の死亡率は冬の間に高くなる)
9. The government has implemented policies to reduce infant mortality.(政府は乳児死亡率を減らすための政策を実施している)
10. Advances in medical technology have contributed to a decrease in mortality rates.(医療技術の進歩が死亡率の減少に貢献している)
死亡
死亡 1の研究は死亡が人口に与える影響を扱う。死亡率 2という一般的用語は、死亡 3の頻度を計るすべての率(133-4)を意味する。特定の形容詞なしで死亡率という用語が用いられた場合は通常、粗死亡率(普通死亡率) 4(訳注)を意味する(粗率の一般的議論については136-8参照)。これは通常年率であり、すなわち一年間に生じた死亡数の、同一期間中に死亡リスクにさらされていた人口に対する比率で表される。この人口は対象期間の平均人口 5に等しく、もし人口規模の変化がかなり緩やかであれば、平均人口は通常大きな誤差を伴わずに年央人口で代用することができる。部分人口(101-6)の死亡に限って計算されたものを特殊死亡率(134-6)といい、その中では性・年齢別死亡率 6が最もよく用いられる。性を区別しない場合には年齢別死亡率 7となる。
死亡率
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