Plannerとは? わかりやすく解説

planner

別表記:プランナー

「planner」の意味・「planner」とは

「planner」は英語で、計画立てる人やものを指す単語である。企業におけるプロジェクト計画立案者や、個人スケジュール管理する手帳のようなものを指すこともある。具体的には、都市計画立案する都市計画家や、結婚式プラン考えウェディングプランナーなどが該当する

「planner」の発音・読み方

「planner」の発音IPA表記で /ˈplænər/ となる。IPAカタカナ読みでは「プラナー」となり、日本人発音するカタカナ英語では「プランナー」と読む。発音によって意味や品詞が変わる単語ではない。

「planner」の定義を英語で解説

「planner」は英語で "A person who makes plans" と定義される。つまり、計画立てる人を指す。また、"A book or device that provides a detailed plan of a certain period" とも定義され特定の期間の詳細な計画提供する本やデバイスを指すこともある。

「planner」の類語

「planner」の類語としては、「organizer」や「arranger」がある。「organizer」は組織者や整理者を意味し、「arranger」は手配者や調整者意味する。これらはいずれ何らかの計画立て、それを実行に移す人を指す。

「planner」に関連する用語・表現

「planner」に関連する用語としては、「plan」や「planning」がある。「plan」は計画そのもの指し、「planning」は計画立て行為過程を指す。また、strategic planner」は戦略的な計画立てる人を指す。

「planner」の例文

1. He is a strategic planner in a large corporation.(彼は大企業戦略プランナーである。)
2. I bought a new planner to organize my schedule.(私はスケジュール整理するために新しプランナー買った。)
3. The city planner proposed a new urban development plan.(都市計画家新しい都市開発計画提案した。)
4. The wedding planner arranged everything for the ceremony.(ウェディングプランナーは式のすべてを手配した。)
5. The event planner coordinated all the details of the conference.(イベントプランナー会議全ての詳細調整した。)
6. The financial planner advised me on my investment strategy.(ファイナンシャルプランナーは私の投資戦略についてアドバイスした。)
7. The project planner outlined the timeline for the project.(プロジェクトプランナーはプロジェクトタイムライン概説した。)
8. The meal planner helps me to eat a balanced diet.(食事プランナーは私がバランス良い食事を摂るのを助けてくれる。)
9. The travel planner arranged all the details of my trip.(旅行プランナーは私の旅行全ての詳細手配した。)
10. The lesson planner helps teachers to plan their lessons effectively.(レッスンプランナーは教師効果的に授業計画するのを助ける。)

プランナー【planner】

読み方:ぷらんなー

企画計画立てる人。立案者。「広告—」


計画者

夫婦出生力(623-1)はその再生産行動 1いかんである。夫婦は、計画者 2、すなわち出生児ならびに出生間隔(612-1*)を調節しようと努力する夫婦と、非計画者 3、すなわちそのような努力をしない夫婦とに分けられる家族計画 4は、希望子供数 5超えないように努力を表す家族規模制限 4よりも広い意味を持つ。出生抑制(または産児制限産児調節) 6あるいは出生調節 6結婚している者の活動限られない


Planner

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/09 06:13 UTC 版)

Planner("PLANNER"とも表記される)は、1969年MITカール・ヒューイットが設計したプログラミング言語。当初、サブセットの Micro-Planner や Pico-Planner が実装され、後に完全実装として Popler が登場。その後、派生言語として QA-4、Conniver、QLISP、Ether などが実装され、1970年代の人工知能研究の道具として重要な役割を果たし、商用の KEE や ART の開発にも影響を与えた。

当時マービン・ミンスキーシーモア・パパート、Mike Peterson の学生だったヒューイットは、「知識の手続き的埋め込み」論者であり、高レベルの手続き的計画によるアプローチを信奉していた。当時、ジョン・マッカーシーらは人工知能(AI)のための知識表現として数理論理学を用いた宣言的かつ論理的アプローチを信奉しており、両者は対立関係にあった。このことは次のような基本的な疑問を生み出した。「手続き的アプローチと論理的アプローチの違いは何か?」である。これに答えが出せるようになるまで数年を要した。

Plannerの初期の歴史

ヒューイット[2006]によれば、Planner は「手続き的計画; procedural plan」機能を持つ世界初の言語であり、これを「ゴール」と「表明; assertion」を使った「パターン管理呼び出し; pattern-directed invocation」と呼ぶ。Planner のサブセット Micro-Planner は Gerry Sussman、Eugene Charniak、テリー・ウィノグラードらが実装し、ウィノグラードの自然言語理解プログラム SHRDLU、Eugene Charniak のストーリー理解のプロジェクトなどに使われた。これらの成果は人工知能分野を活気付かせた。また、当時主流であった論理的アプローチとは異なる手法を提案していたため、論争を呼ぶこととなった。

エジンバラ大学の Bruce Anderson は Planner のサブセット Pico-Planner を実装し、同じエジンバラ大学の Julian Davies は完全な Planner 言語処理系である Popler を実装した。SRIでは、ジェフ・ルリフソン、Jan Derksen、Richard Waldinger らは、Planner の文法をベースにしてデータベースのモジュール性を提供する機構としてコンテキスト機構を導入した QA4 を開発した。同じ SRI の Earl Sacerdoti と Rene Reboh は QA4 を InterLisp 上に実装した QLISP を開発し、これをいくつかのアプリケーション開発に使用した。論理的アプローチ派の Robert Kowalski は Alain Colmerauer と共同で Micro-Planner によく似た Prolog の開発に関わった。実際、ヒューイットは Prolog を Micro-Planner のサブセットの再発明とみなした。というのは、Prolog が単にパターンの一致によってゴールを得るだけなのに対して、Micro-Planner は手続き的計画を呼び出すこともできたからである。しかし、Kowalski 自身は Prolog を人工知能開発へのアプローチのひとつとして論理的パラダイムを保持するものと考えていた。

制御構造に関する議論

ヒューイット[2006]にもあるように、Planner 開発当時のコンピュータメモリは高価であり容量が小さかった。そこでメモリの使用を節約するため、制御構造として当時一般的だったバックトラッキングを採用した。この手法では、コンピュータはいくつもの可能性のうちひとつだけをメモリに保持しておけばよかったのである。

この実装上の決断により、Micro-Planner は不運な結果を招くこととなった。LISPでは NIL を空のリストを表すと同時に false(メモリ番地 0)を表すようにしている。というのも 0 かどうかのチェックが高速に行えるからである。このため、LISPプログラムでは NILかどうかのチェックは非常に頻繁に行われる。Micro-Planner はこれを拡張して NIL をバックトラッキング開始のシグナルとしても扱った。Micro-Planner では、リストの各要素に何らかの処理をループで行うのが一般的だが、このとき先頭の要素をリストから除去した残りのリストを持ってループの先頭に分岐し、リストが空かどうかをチェックする。リストが空だった場合、プログラムは次の別の処理に分岐する。このようなプログラムで最後の要素が処理され、それをリストから取り除いた残りのリストが NIL になったとき、それをチェックする部分にはプログラムは到達しない。というのも、Micro-Planner は NIL に到達したときにそれをバックトラッキングのシグナルとして扱い、それまでリストの各要素に対して行った処理を取り消してしまうのである。このことに人々は驚かされた。

このことはバックトラッキングの扱いにくさを証明し、制御構造に関する議論が活性化されることとなった。ヒューイットは他の可能な実装方法を調査した。

制御構造のクラス分け

ヒューイットは Mike Paterson と共に、再帰呼び出し(recursion)が繰り返し(iteration)よりも強力であること、並列処理が逐次的再帰よりも強力であることを証明した。ヒューイットは同時にコルーチンが再帰よりも強力であると推測したが、最近の強力な形式手法を使うまでそれを証明できなかった。

Hairy Control Structure

ヒューイット[2006]によれば、Peter Landin は J (Jump) 演算子を使って非常に強力な制御構造を導入した。これはプロシージャ呼び出しの途中に飛び込むことが可能なローカルでない goto である。実際、J 演算子は既にリターン済みのプロシージャ呼び出しの途中に分岐して戻ることができる。Drew McDermott と Gerald Sussman は、Landin のコンセプトを 「Hairy Control Structure; 複雑な制御構造(Hairy はハッカー用語。本来の意味は"毛深い")」と呼び、Conniver 言語に実装した。スコット・ファールマンはこれをロボット開発に活用した。このコンセプトは現在再呼び出し可能な継続と呼ばれているものと関連している。

制御構造はメッセージパッシングのパターンである

ヒューイットは次のように述べている。「…"Hairy control structure"(例えば CONNIVER のような可能性リスト、ローカルでない goto、他のプロシージャの内部変数への値の代入など)を使わない手法を発見した…通常のメッセージパッシングが問題解決モジュール間の協調動作に関して、より構造化され直観的な通信システムを構築する基礎となる。」すなわち、アクターモデルが人工知能の制御構造問題を解決する基礎となるとした。アクターモデルのためのプログラム方法論を開発するにはかなりの時間を要した。しかし、Scientific Community Metaphorの実装には洗練されたメッセージパッシングを必要とし、今も研究課題のひとつとなっている。

数理論理学の限界

制御構造の議論はプログラミング言語としての数理論理学の使用の可能性に関して議論を呼んだ。手続き的アプローチは、数理論理学とは異なる数学的意味論(表示的意味論参照)を持つ。数理論理学だけでは、非決定性を持つ並列システムや分散システムを記述できない。

参考文献

  • Carl Hewitt. PLANNER: A Language for Proving Theorems in Robots IJCAI 1969
  • Gerry Sussman and Terry Winograd. Micro-planner Reference Manual AI Memo No, 203, MIT Project MAC, July 1970.
  • Terry Winograd. Procedures as a Representation for Data in a Computer Program for Understanding Natural Language MIT AI TR-235. January 1971.
  • Carl Hewitt. Procedural Embedding of Knowledge In Planner IJCAI 1971.
  • Gerry Sussman, Terry Winograd and Eugene Charniak. Micro-Planner Reference Manual (Update) AI Memo 203A, MIT AI Lab, December 1971
  • Carl Hewitt. Description and Theoretical Analysis (Using Schemata) of Planner, A Language for Proving Theorems and Manipulating Models in a Robot AI Memo No. 251, MIT Project MAC, April 1972.
  • Bruce Anderson. Documentation for LIB PICO-PLANNER School of Artificial Intelligence, Edinburgh University. 1972
  • Bruce Baumgart. Micro-Planner Alternate Reference Manual Stanford AI Lab Operating Note No. 67, April 1972.
  • Eugene Charniak. Toward a Model of Children's Story Comprehension MIT AI TR-266. December 1972.
  • Julian Davies. Popler 1.6 Reference Manual University of Edinburgh, TPU Report No. 1, May 1973.
  • Jeff Rulifson, Jan Derksen, and Richard Waldinger. QA4, A Procedural Calculus for Intuitive Reasoning SRI AI Center Technical Note 73, November 1973.
  • Robert Kowalski Predicate Logic as Programming Language Memo 70, Department of Artificial Intelligence, Edinburgh University. 1973
  • Pat Hayes. Computation and Deduction Mathematical Foundations of Computer Science: Proceedings of Symposium and Summer School, Štrbské Pleso, High Tatras, Czechoslovakia, September 3-8, 1973.
  • Carl Hewitt, Peter Bishop and Richard Steiger. A Universal Modular Actor Formalism for Artificial Intelligence IJCAI 1973.
  • Drew McDermott and Gerry Sussman. The Conniver Reference Manual MIT AI Memo 259A. January 1974.
  • Earl Sacerdoti, et. al., QLISP A Language for the Interactive Development of Complex Systems AFIPS. 1976
  • William Kornfeld and Carl Hewitt. The Scientific Community Metaphor MIT AI Memo 641. January 1981.
  • Carl Hewitt. The Challenge of Open Systems Byte Magazine. April 1985
  • Robert Kowalski. The limitation of logic Proceedings of the 1986 ACM fourteenth annual conference on Computer science.
  • Robert Kowalski. The Early Years of Logic Programming CACM January 1988.
  • Carl Hewitt and Gul Agha. Guarded Horn clause languages: are they deductive and logical? in Artificial Intelligence at MIT, Vol. 2. MIT Press 1991.
  • Carl Hewitt. The repeated demise of logic programming and why it will be reincarnated What Went Wrong and Why: Lessons from AI Research and Applications. Technical Report SS-06-08. AAAI Press. March 2006.

外部リンク




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Planner」の関連用語

Plannerのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Plannerのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
実用日本語表現辞典実用日本語表現辞典
Copyright © 2025実用日本語表現辞典 All Rights Reserved.
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
JERICHO CONSULTINGJERICHO CONSULTING
Copyright (C) 2025by Jericho Consulting Co.,Ltd. All Rights Reserved.
コンテンツはAttribution-Share Alike 3.0 Unportedのライセンスで利用することができます。
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのPlanner (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS