NLCSとは? わかりやすく解説

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National Computer Systems(NASDAQ:NLCS)

住所: 11000 Prairie Lakes DriveEden Prairie, MN 55344United States
電話: 1- (612) 829-3000
FAX: 1- (612) 829-3167
ウェブサイト: http://www.ncs.com
業種: テクノロジー
業界: コンピューター(周辺機器)

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リーグチャンピオンシップシリーズ

(NLCS から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/10/29 05:11 UTC 版)

リーグチャンピオンシップシリーズ(英: League Championship Series, LCS)またはリーグ優勝決定シリーズ(リーグゆうしょうけっていシリーズ)は、メジャーリーグベースボールにおけるポストシーズンゲームの第3ラウンドである。アメリカンリーグ(American League Championship Series, ALCS)とナショナルリーグ(National League Championship Series, NLCS)でそれぞれ開催される。

レギュラーシーズン終了後の10月に、ワイルドカードシリーズを経てディビジョンシリーズ(地区シリーズ)を勝ち上がった4チーム[注 1]によって争われ、勝利したチームが各リーグの優勝チームとなりワールドシリーズに進出する。

歴史・制度

1968年以前にも、2チームが同率で並んだ場合に開催されていた(後述)が、ここでは1969年から行われている現行制度について説明する。

1969年にエクスパンション(en)で4チームが誕生し、アメリカンリーグ、ナショナルリーグ共に10チームから12チームに増加した。レギュラーシーズンは主に所属チームの本拠地によって東西2地区に分け、各地区で優勝を争う方式へ変更となった。レギュラーシーズン終了後、地区優勝チーム同士でリーグ優勝を決定するための位置付けとして開催されるようになったのが、リーグチャンピオンシップシリーズである。

当初は5回戦制(3戦先勝制)であったが、1985年から現在の7回戦制(4戦先勝制)となった。1994年から両リーグが東中西3地区制となり、各地区の優勝チームと、各地区の2位チームの中で最も勝率の高いチームがワイルドカードとしてポストシーズンに進出することとなった。これにより、地区優勝していないチームがリーグ優勝、すなわちワールドシリーズに進出することも可能となった[注 2]。なお、2022年からの現行制度では、ワイルドカードは3チームに拡大されている。開催順は、ワールドシリーズと同じく2試合-3試合-2試合[注 3]である。

ホームアドバンテージを得るチームは、1997年までは以下のように所属地区によって持ち回っていた。

開催年 アメリカンリーグ ナショナルリーグ 地区数
1985年を除く1969年〜1993年の奇数年 西地区 東地区 2
1985年と1969年〜1993年の偶数年 東地区 西地区
1994年 選手会によるストライキのため中止 3
1995年 西地区 中地区
1996年 中地区 東地区
1997年 東地区 西地区

なお、3地区制時は、ホームアドバンテージを得ていたチームがディビジョンシリーズで敗れた場合、その破った相手がホームアドバンテージを得るが、ワイルドカードチームに敗れた場合は対戦チームにホームアドバンテージが移ることとなっていた。

1998年からの現行制度では、レギュラーシーズンの勝率が高い方のチームがホームアドバンテージを得るようになった。ただし、ワイルドカードのチームが進出した場合は、勝率で上回っていても地区優勝したチームにホームアドバンテージが与えられる。ホームアドバンテージを得たチームは、第1・2・6・7戦[注 4]を本拠地で戦う。

ナショナルリーグでは1977年から、アメリカンリーグでも1980年からシリーズMVPが選出・表彰されるようになった。

指名打者制についてはレギュラーシーズンと同様、ナショナルリーグでは2019年までと、2021年は採用されなかったが、2020年と2022年以降では採用されている。アメリカンリーグでは全試合で採用する。

第2戦と第3戦の間および、第5戦と第6戦の間には1日移動日を設ける(ただし、中止が発生した場合は移動日を割愛することがある)。

なお、2020年は新型コロナウイルス感染拡大防止対策を理由として、ワイルドカードを含む各リーグのポストシーズンへのノミネートを8チームに拡大して集中開催とする観点から、従来の試合方式を維持しつつ中立地開催とした。アメリカンリーグはペトコ・パーク、ナショナルリーグはグローブライフ・フィールドのそれぞれ一か所の球場で開催し、かつ休養日を設けずに開催された[1]。

結果

2026年シリーズ終了現在、シリーズ最多突破回数は、アメリカンリーグがニューヨーク・ヤンキースの12回[注 5]、ナショナルリーグがロサンゼルス・ドジャースの10回[注 6]である。

歴代のシリーズ結果

太字 ワールドシリーズ優勝チーム
W ワイルドカード(1995年から導入)
開催年 アメリカンリーグ(ALCS) ナショナルリーグ(NLCS)
勝利チーム 勝敗 敗戦チーム 勝利チーム 勝敗 敗戦チーム
1969 ボルチモア・オリオールズ 3-0 ミネソタ・ツインズ ニューヨーク・メッツ 3-0 アトランタ・ブレーブス
1970 ボルチモア・オリオールズ 3-0 ミネソタ・ツインズ シンシナティ・レッズ 3-0 ピッツバーグ・パイレーツ
1971 ボルチモア・オリオールズ 3-0 オークランド・アスレチックス ピッツバーグ・パイレーツ 3-1 サンフランシスコ・ジャイアンツ
1972 オークランド・アスレチックス 3-2 デトロイト・タイガース シンシナティ・レッズ 3-2 ピッツバーグ・パイレーツ
1973 オークランド・アスレチックス 3-2 ボルチモア・オリオールズ ニューヨーク・メッツ 3-2 シンシナティ・レッズ
1974 オークランド・アスレチックス 3-1 ボルチモア・オリオールズ ロサンゼルス・ドジャース 3-1 ピッツバーグ・パイレーツ
1975 ボストン・レッドソックス 3-0 オークランド・アスレチックス シンシナティ・レッズ 3-0 ピッツバーグ・パイレーツ
1976 ニューヨーク・ヤンキース 3-2 カンザスシティ・ロイヤルズ シンシナティ・レッズ 3-0 フィラデルフィア・フィリーズ
1977 ニューヨーク・ヤンキース 3-2 カンザスシティ・ロイヤルズ ロサンゼルス・ドジャース 3-1 フィラデルフィア・フィリーズ
1978 ニューヨーク・ヤンキース 3-1 カンザスシティ・ロイヤルズ ロサンゼルス・ドジャース 3-1 フィラデルフィア・フィリーズ
1979 ボルチモア・オリオールズ 3-1 カリフォルニア・エンゼルス ピッツバーグ・パイレーツ 3-0 シンシナティ・レッズ
1980 カンザスシティ・ロイヤルズ 3-0 ニューヨーク・ヤンキース フィラデルフィア・フィリーズ 3-2 ヒューストン・アストロズ
1981 ニューヨーク・ヤンキース 3-0 オークランド・アスレチックス ロサンゼルス・ドジャース 3-2 モントリオール・エクスポズ
1982 ミルウォーキー・ブルワーズ 3-2 カリフォルニア・エンゼルス セントルイス・カージナルス 3-0 アトランタ・ブレーブス
1983 ボルチモア・オリオールズ 3-1 シカゴ・ホワイトソックス フィラデルフィア・フィリーズ 3-1 ロサンゼルス・ドジャース
1984 デトロイト・タイガース 3-0 カンザスシティ・ロイヤルズ サンディエゴ・パドレス 3-2 シカゴ・カブス
1985 カンザスシティ・ロイヤルズ 4-3 トロント・ブルージェイズ セントルイス・カージナルス 4-2 ロサンゼルス・ドジャース
1986 ボストン・レッドソックス 4-3 カリフォルニア・エンゼルス ニューヨーク・メッツ 4-2 ヒューストン・アストロズ
1987 ミネソタ・ツインズ 4-1 デトロイト・タイガース セントルイス・カージナルス 4-3 サンフランシスコ・ジャイアンツ
1988 オークランド・アスレチックス 4-0 ボストン・レッドソックス ロサンゼルス・ドジャース 4-3 ニューヨーク・メッツ
1989 オークランド・アスレチックス 4-1 トロント・ブルージェイズ サンフランシスコ・ジャイアンツ 4-1 シカゴ・カブス
1990 オークランド・アスレチックス 4-0 ボストン・レッドソックス シンシナティ・レッズ 4-2 ピッツバーグ・パイレーツ
1991 ミネソタ・ツインズ 4-1 トロント・ブルージェイズ アトランタ・ブレーブス 4-3 ピッツバーグ・パイレーツ
1992 トロント・ブルージェイズ 4-2 オークランド・アスレチックス アトランタ・ブレーブス 4-3 ピッツバーグ・パイレーツ
1993 トロント・ブルージェイズ 4-2 シカゴ・ホワイトソックス フィラデルフィア・フィリーズ 4-2 アトランタ・ブレーブス
1994 選手会によるストライキのため中止
1995 クリーブランド・インディアンス 4-2 シアトル・マリナーズ アトランタ・ブレーブス 4-0 シンシナティ・レッズ
1996 ニューヨーク・ヤンキース 4-1 ボルチモア・オリオールズ W アトランタ・ブレーブス 4-3 セントルイス・カージナルス
1997 クリーブランド・インディアンス 4-2 ボルチモア・オリオールズ フロリダ・マーリンズ W 4-2 アトランタ・ブレーブス
1998 ニューヨーク・ヤンキース 4-2 クリーブランド・インディアンス サンディエゴ・パドレス 4-2 アトランタ・ブレーブス
1999 ニューヨーク・ヤンキース 4-1 ボストン・レッドソックス W アトランタ・ブレーブス 4-2 ニューヨーク・メッツ W
2000 ニューヨーク・ヤンキース 4-2 シアトル・マリナーズ W ニューヨーク・メッツ W 4-1 セントルイス・カージナルス
2001 ニューヨーク・ヤンキース 4-1 シアトル・マリナーズ アリゾナ・ダイヤモンドバックス 4-1 アトランタ・ブレーブス
2002 アナハイム・エンゼルス W 4-1 ミネソタ・ツインズ サンフランシスコ・ジャイアンツ W 4-1 セントルイス・カージナルス
2003 ニューヨーク・ヤンキース 4-3 ボストン・レッドソックス W フロリダ・マーリンズ W 4-3 シカゴ・カブス
2004 ボストン・レッドソックス W 4-3 ニューヨーク・ヤンキース セントルイス・カージナルス 4-3 ヒューストン・アストロズ W
2005 シカゴ・ホワイトソックス 4-1 ロサンゼルス・エンゼルス ヒューストン・アストロズ W 4-2 セントルイス・カージナルス
2006 デトロイト・タイガース W 4-0 オークランド・アスレチックス セントルイス・カージナルス 4-3 ニューヨーク・メッツ
2007 ボストン・レッドソックス 4-3 クリーブランド・インディアンス コロラド・ロッキーズ W 4-0 アリゾナ・ダイヤモンドバックス
2008 タンパベイ・レイズ 4-3 ボストン・レッドソックス W フィラデルフィア・フィリーズ 4-1 ロサンゼルス・ドジャース
2009 ニューヨーク・ヤンキース 4-2 ロサンゼルス・エンゼルス フィラデルフィア・フィリーズ 4-1 ロサンゼルス・ドジャース
2010 テキサス・レンジャーズ 4-2 ニューヨーク・ヤンキース W サンフランシスコ・ジャイアンツ 4-2 フィラデルフィア・フィリーズ
2011 テキサス・レンジャーズ 4-2 デトロイト・タイガース セントルイス・カージナルス W 4-2 ミルウォーキー・ブルワーズ
2012 デトロイト・タイガース 4-0 ニューヨーク・ヤンキース サンフランシスコ・ジャイアンツ 4-3 セントルイス・カージナルス W
2013 ボストン・レッドソックス 4-2 デトロイト・タイガース セントルイス・カージナルス 4-2 ロサンゼルス・ドジャース
2014 カンザスシティ・ロイヤルズ W 4-0 ボルチモア・オリオールズ サンフランシスコ・ジャイアンツ W 4-1 セントルイス・カージナルス
2015 カンザスシティ・ロイヤルズ 4-2 トロント・ブルージェイズ ニューヨーク・メッツ 4-0 シカゴ・カブス W
2016 クリーブランド・インディアンス 4-1 トロント・ブルージェイズ W シカゴ・カブス 4-2 ロサンゼルス・ドジャース
2017 ヒューストン・アストロズ 4-3 ニューヨーク・ヤンキース W ロサンゼルス・ドジャース 4-1 シカゴ・カブス
2018 ボストン・レッドソックス 4-1 ヒューストン・アストロズ ロサンゼルス・ドジャース 4-3 ミルウォーキー・ブルワーズ
2019 ヒューストン・アストロズ 4-2 ニューヨーク・ヤンキース ワシントン・ナショナルズ W 4-0 セントルイス・カージナルス
2020 タンパベイ・レイズ 4-3 ヒューストン・アストロズ ロサンゼルス・ドジャース 4-3 アトランタ・ブレーブス
2021 ヒューストン・アストロズ 4-2 ボストン・レッドソックス W アトランタ・ブレーブス 4-2 ロサンゼルス・ドジャース W
2022 ヒューストン・アストロズ 4-0 ニューヨーク・ヤンキース フィラデルフィア・フィリーズ W 4-1 サンディエゴ・パドレス W
2023 テキサス・レンジャーズ W 4-3 ヒューストン・アストロズ アリゾナ・ダイヤモンドバックス W 4-3 フィラデルフィア・フィリーズ W
2024 ニューヨーク・ヤンキース 4-1 クリーブランド・ガーディアンズ ロサンゼルス・ドジャース 4-2 ニューヨーク・メッツ W
2025 トロント・ブルージェイズ 4-3 シアトル・マリナーズ ロサンゼルス・ドジャース 4-0 ミルウォーキー・ブルワーズ
2026 タンパベイ・レイズ 4-2 クリーブランド・ガーディアンズ ミルウォーキー・ブルワーズ 4-0 ロサンゼルス・ドジャース

チーム別記録

アメリカンリーグ(ALCS)

チーム 出場数 優勝数 敗退数 優勝率 試合 勝利 敗戦 勝率 初出場 初優勝 前回出場 前回優勝
ニューヨーク・ヤンキース 19 12 7 .632 99 54 45 .545 1976年 1976年 2024年 2024年
ボストン・レッドソックス 12 6 6 .500 68 32 36 .471 1975年 1975年 2021年 2018年
アスレチックス 11 6 5 .545 46 23 23 .500 1971年 1972年 2006年 1990年
ボルチモア・オリオールズ 10 5 5 .500 41 21 20 .512 1969年 1969年 2014年 1983年
カンザスシティ・ロイヤルズ 8 4 4 .500 37 20 17 .541 1976年 1980年 2015年 2015年
ヒューストン・アストロズ 7 4 3 .571 42 23 19 .548 2017年 2017年 2023年 2022年
トロント・ブルージェイズ 8 3 5 .375 47 20 27 .426 1985年 1992年 2025年 2025年
クリーブランド・ガーディアンズ 7 3 4 .429 41 20 21 .488 1995年 1995年 2026年 2016年
デトロイト・タイガース 7 3 4 .429 33 18 15 .545 1972年 2006年 2013年 2012年
タンパベイ・レイズ 3 3 0 1.000 20 12 8 .600 2008年 2008年 2026年 2026年
テキサス・レンジャーズ 3 3 0 1.000 19 12 7 .632 2010年 2010年 2023年 2023年
ミネソタ・ツインズ 5 2 3 .400 21 9 12 .429 1969年 1987年 2002年 1991年
ロサンゼルス・エンゼルス 6 1 5 .167 32 13 19 .406 1979年 2002年 2009年 2002年
シカゴ・ホワイトソックス 3 1 2 .333 15 7 8 .467 1983年 2005年 2005年 2005年
シアトル・マリナーズ 4 0 4 .000 24 8 16 .333 1995年 2025年
ミルウォーキー・ブルワーズ[注 7] 1 1 0 1.000 5 3 2 .600 1982年 1982年 1982年 1982年
  • データは2026年シリーズ終了時点。
  • 太字の項目は最多数を表す。チームの列のソートボタンで元の順序に戻る。

ナショナルリーグ(NLCS)

チーム 出場数 優勝数 敗退数 優勝率 試合 勝利 敗戦 勝率 初出場 初優勝 前回出場 前回優勝
ロサンゼルス・ドジャース 18 10 8 .556 95 47 48 .495 1974年 1977年 2026年 2025年
セントルイス・カージナルス 14 7 7 .500 81 38 43 .469 1982年 1982年 2019年 2013年
アトランタ・ブレーブス 13 6 7 .462 73 34 39 .466 1969年 1991年 2021年 2021年
フィラデルフィア・フィリーズ 11 6 5 .545 54 29 25 .537 1976年 1980年 2023年 2022年
ニューヨーク・メッツ 9 5 4 .556 49 28 21 .571 1969年 1969年 2024年 2015年
シンシナティ・レッズ 8 5 3 .625 32 18 14 .563 1970年 1970年 1995年 1990年
サンフランシスコ・ジャイアンツ 7 5 2 .714 39 24 15 .615 1971年 1989年 2014年 2014年
ピッツバーグ・パイレーツ 9 2 7 .222 42 17 25 .405 1970年 1971年 1992年 1979年
アリゾナ・ダイヤモンドバックス 3 2 1 .667 16 8 8 .500 2001年 2001年 2023年 2023年
サンディエゴ・パドレス 3 2 1 .667 16 8 8 .500 1984年 1984年 2022年 1998年
マイアミ・マーリンズ 2 2 0 1.000 13 8 5 .615 1997年 1997年 2003年 2003年
シカゴ・カブス 6 1 5 .167 32 11 21 .344 1984年 2016年 2017年 2016年
ミルウォーキー・ブルワーズ 4 1 3 .250 21 9 12 .429 2011年 2026年 2026年 2026年
ワシントン・ナショナルズ 2 1 1 .500 9 6 3 .667 1981年 2019年 2019年 2019年
コロラド・ロッキーズ 1 1 0 1.000 4 4 0 1.000 2007年 2007年 2007年 2007年
ヒューストン・アストロズ[注 8] 4 1 3 .250 24 11 13 .458 1980年 2005年 2005年 2005年
  • データは2026年シリーズ終了時点。
  • 太字の項目は最多数を表す。チームの列のソートボタンで元の順序に戻る。

1968年以前のリーグチャンピオンシップシリーズ

1968年までは2チームが同率で並んだ場合、アメリカンリーグは1回戦制、ナショナルリーグは3回戦制(2戦先勝制)のプレーオフが開催されていた。アメリカンリーグでは1回、ナショナルリーグでは4回開催された[注 9]。これらの試合は、レギュラーシーズンとして加算されている。

結果は下記のとおり。

アメリカンリーグ
開催年 勝利チーム スコア 敗戦チーム
1948 クリーブランド・インディアンス 8-3 ボストン・レッドソックス
ナショナルリーグ
開催年 勝利チーム 勝敗 敗戦チーム
1946 セントルイス・カージナルス 2-0 ブルックリン・ドジャース
1951 ニューヨーク・ジャイアンツ 2-1 ブルックリン・ドジャース
1959 ロサンゼルス・ドジャース 2-0 ミルウォーキー・ブレーブス
1962 サンフランシスコ・ジャイアンツ 2-1 ロサンゼルス・ドジャース

名場面等

アメリカンリーグ(ALCS)

  • 1970年:第1戦でオリオールズの先発投手マイク・クェイヤーが、現時点でLCS史上唯一の投手の満塁本塁打を記録。しかし途中降板し、チームは勝利したものの勝利投手になれず。
  • 1976年:クリス・チャンブリスが最終第5戦にサヨナラ本塁打を放つ。
  • 1977年:第4戦でロイヤルズのジョージ・ブレットが3本塁打。
  • 1980年:ロイヤルズが1976年から3年連続で敗れていたヤンキースに雪辱を果たす。敗戦に怒ったヤンキースのオーナージョージ・スタインブレナーは終了後監督ディック・ハウザーを解任。ハウザーは翌年途中ロイヤルズの監督に就任し、後年チームを初のワールドチャンピオンに導く。
  • 1982年:ブルワーズが2連敗から3連勝でリーグ優勝。MVPには敗れたエンゼルスのフレッド・リンが選ばれた。
  • 1985年:同年から7回戦制となり、ブルージェイズは3勝1敗としながら3連敗し、カナダのチームとして初のリーグ優勝を逃す。
  • 1986年:エンゼルスが3勝1敗と王手をかけ、第5戦も5-2で9回を迎える。9回に1点差に詰め寄られるが、後ストライク1つまで追い詰める。しかしデーブ・ヘンダーソンがリリーフのドニー・ムーアから2点本塁打を放ち逆転。延長戦の末敗れたエンゼルスは続く2戦で大敗し、ムーアはこのショックからスランプに陥り、3年後に拳銃自殺を遂げた。
  • 1988年:アスレチックスが4連勝。デニス・エカーズリーは全4試合でセーブをあげMVP。
  • 1989年:リッキー・ヘンダーソンが5試合で8盗塁のALCS記録でMVP。ホセ・カンセコはスカイドームの最上階に本塁打を放つ。
  • 1992年:ブルージェイズがカナダのチームとして初のリーグ優勝。
  • 1995年:ハーシュハイザーが史上初の両リーグでのリーグチャンピオンシップシリーズMVPを獲得。
  • 1996年:第1戦の8回、ヤンキースのデレク・ジーターが放った飛球をトニー・タラスコ(後阪神タイガース)が捕球しようとしたところ、スタンドから手を伸ばした12歳の少年がキャッチして本塁打となる。同点に追いついたヤンキースが延長の末に勝利し、結局4勝1敗で15年ぶりのリーグ優勝。
  • 2000年:第4戦でロジャー・クレメンスが1安打完封。第6戦でデビッド・ジャスティスがサヨナラ本塁打を放ち、リーグ3連覇。ワールドシリーズは1956年以来44年ぶりの「サブウェイ・シリーズ」となる。
  • 2003年:3勝3敗で迎えた第7戦、レッドソックスはリードしながら追いつかれ、延長11回アーロン・ブーンのサヨナラ本塁打でヤンキースが勝つ。
  • 2004年:前年と同じカードで、ヤンキースが3連勝したが、レッドソックスがデビッド・オルティーズの2試合連続サヨナラ本塁打等で4連勝。3連敗からの4連勝はワールドシリーズでも前例が無く、リーグチャンピオンシップシリーズのみならずメジャーリーグ全体でも史上初[注 10]。
  • 2007年:レッドソックスが1勝3敗から3連勝して逆転。第7戦で松坂大輔が日本人投手としてポストシーズン初勝利を記録。
  • 2008年:レイズが球団創設以来初のリーグ優勝。MVPにはマット・ガーザが選ばれた。
  • 2010年:レンジャーズが球団創設50年目で初のリーグ優勝。
  • 2013年:上原浩治が勝利に全て絡む1勝3セーブ6イニング9奪三振無失点を記録し、日本人として初めてMVPを獲得。
  • 2014年:ロイヤルズがワイルドカードゲーム、ディビジョンシリーズを通じて無敗の8連勝でリーグ優勝。球団史上初のワールドチャンピオンに輝いた1985年以来のワールドシリーズ出場を決める。
  • 2017年:アストロズがアメリカンリーグ所属となって初のリーグ優勝。MLBで史上初めてナショナル・アメリカンの両リーグからワールドシリーズへ出場したチームになった。
  • 2019年:アストロズのホセ・アルトゥーベが最終第6戦でMLB史上5度目となるサヨナラ優勝決定本塁打を放ち、リーグチャンピオンシップシリーズMVPを獲得した。
  • 2020年:3連勝で先に王手をかけながら3連敗で窮地に追い込まれたレイズだったが第7戦をランディ・アロサレーナの先制2ランホームランなどで勝利して12年ぶり2度目のリーグ優勝。アロサレーナは7試合で4本塁打・6打点を記録して、ルーキーの野手では史上初めてMVPに選出された。敗れたアストロズはレギュラーシーズン負け越しからのワールドシリーズ進出を逃した。
  • 2022年:アストロズは6年連続でALCSに進出。この年はディビジョンシリーズから無傷の7連勝として、直近の6シーズンで4度目となるワールドシリーズ進出を決める。
  • 2023年:共にテキサス州に本拠地を置くレンジャーズ対アストロズの“ローンスターシリーズ”は、両チームともに相手本拠地で全ての勝利を挙げる展開となり、4勝3敗でレンジャーズが12年ぶりのワールドシリーズ進出を果たす。

ナショナルリーグ(NLCS)

  • 1951年:第3戦でボビー・トムソンが後にその一打が世界を変えた("Shot heard 'round the world")と呼ばれるようになるサヨナラ本塁打を放つ。
  • 1973年:第3戦でバド・ハレルソンとピート・ローズが乱闘。
  • 1981年:エクスポズがカナダに本拠地を置くチームとして初めてLCSに進出するが、最終第5戦で9回に決勝点を奪われ敗退。その後一度もポストシーズンに進出できないまま、2005年にワシントンD.C.へ移転する。
  • 1983年:フィリーズが、レギュラーシーズンで1勝11敗と完敗していたドジャースを下す。
  • 1985年:同年から7回戦制。カージナルスは2連敗の後4連勝。
  • 1986年:第6戦は延長16回までもつれ、メッツが制してリーグ優勝を決めたが、MVPには敗れたアストロズのマイク・スコットが選ばれた。
  • 1988年:圧倒的不利を予想されたドジャースがオーレル・ハーシュハイザーの力投で最終第7戦までもつれこんだシリーズを制する。
  • 1989年:ウィル・クラークが満塁本塁打を含む打率.650のLCS記録をマーク。
  • 1992年:1990年から3年連続でリーグチャンピオンシップシリーズへ進出したパイレーツだったがこの年も敗れ3年連続のNLCS敗退。パイレーツは翌シーズンから20年連続でレギュラーシーズン負け越しを記録するなどポストシーズンから遠ざかり、この年以降リーグチャンピオンシップシリーズへの進出が無い。
  • 1997年:マーリンズが史上初めてワイルドカードからリーグ優勝。
  • 1999年:第5戦は雨の中延長15回の熱戦となった。メッツのロビン・ベンチュラが「サヨナラ満塁本塁打」を打つが、ベンチを飛び出したチームメイトに囲まれ、ベンチュラは一塁を回ったところで進塁を止め、記録上シングルヒットとなった。「グランドスラム・シングル」として記憶に残る。
  • 2001年:ダイヤモンドバックスが史上最速の球団創設4年目でリーグ優勝。
  • 2003年:カブスが1945年以来58年ぶりのリーグ優勝に王手をかけ、第6戦も3-0とリードして8回まで進んだが、8回にマーリンズのルイス・カスティーヨが放ったファウルフライを捕球しようとしたカブスの左翼手モイセズ・アルーがカブスファンに妨害され(スティーブ・バートマン事件)、ファウルに。カブスはそこから8点を奪われて逆転負けを喫し、第7戦も敗れてワールドシリーズ進出を逃した(「ビリー・ゴートの呪い」)。
  • 2004年:カージナルスのアルバート・プホルスがNLCS記録の14安打。
  • 2007年:ロッキーズがディビジョンシリーズから7連勝でダイヤモンドバックスをスウィープ。レギュラーシーズン終盤から合わせて22試合中21勝の快進撃で、球団史上初のワールドシリーズ進出を果たす。
  • 2014年:ジャイアンツが3勝1敗で迎えた第5戦でトラビス・イシカワがサヨナラ本塁打。NLCS最終戦がサヨナラ本塁打で決したのは初めて。
  • 2015年:メッツがカブスをスウィープしてワールドシリーズへ進出。シリーズMVPを獲得したダニエル・マーフィーの苗字がビリー・ゴートの呪いの逸話に出るヤギと同名ということが話題となった[注 11]。
  • 2016年:カブスが1945年以来71年ぶりのリーグ優勝でワールドシリーズへ進出。
  • 2019年:エクスポズ時代の1981年以来のリーグチャンピオンシップシリーズ進出となったナショナルズがカージナルスを4戦スウィープで下し、球団創設51年目で初めてワールドシリーズへ進出[注 12]。
  • 2021年:前年は3勝1敗から3連敗を喫してワールドシリーズ進出を逃したブレーブスが、2年連続同じ相手となったドジャースに雪辱を果たして22年ぶりのワールドシリーズ進出。なお、5戦目までは前年と同じ星取りになっていた。
  • 2022年:ワイルドカードが3枠に増えてポストシーズンのフォーマットが変更されたことでパドレスとフィリーズによるNLCS史上初のワイルドカード同士の対決。11年ぶりにポストシーズン進出を果たしたフィリーズがパドレスを下しワールドシリーズへ進出。前年のブレーブスに続き2年連続でシード最下位のチームがナショナルリーグを制覇した。
  • 2023年:フィリーズとダイヤモンドバックスによる前年に続いてワイルドカード同士の対決。6年ぶりにポストシーズン進出を果たしたダイヤモンドバックスが2年連続のリーグ優勝を狙ったフィリーズを下しワールドシリーズへ進出。前年のフィリーズに続き3年連続でシード最下位のチームがナショナルリーグを制覇した。
  • 2025年:第4戦で大谷翔平が先頭打者本塁打を含む3本塁打を放ち、投手としても6回無失点、10奪三振の活躍。ポストシーズン史上初めて1試合で3本塁打と10奪三振を記録し、ドジャースを4連勝でのリーグ優勝に導き、シリーズMVPに選出された。

脚注

注釈

  1. ↑ 1969年から1993年は、両リーグの東西それぞれの地区優勝チーム。
  2. ↑ 1994年は232日間に及ぶ長期ストライキの影響でシーズンが打ち切りとなり、ポストシーズンも中止された。
  3. ↑ 5回戦制時は2試合-3試合。
  4. ↑ 5回戦制であった1984年までは第3・4・5戦。
  5. ↑ リーグ優勝回数という意味では41回で、こちらもアメリカンリーグ最多回数。
  6. ↑ リーグ優勝回数という意味では26回で、こちらもナショナルリーグ最多回数。
  7. ↑ ブルワーズは1998年にナショナルリーグへ転属し、現在はナショナルリーグ所属のチーム。
  8. ↑ アストロズは2013年にアメリカンリーグへ転属し、現在はアメリカンリーグ所属のチーム。
  9. ↑ 厳密には1908年にも実施されたが、再試合の意味合いが強いためここでは除外する。
  10. ↑ 他のアメリカのプロスポーツでは同じ7回戦制のNBAファイナルでも例はない。NHLでは1942年のトロント・メープルリーフス、1975年のニューヨーク・アイランダース、2010年のフィラデルフィア・フライヤーズ、2014年のロサンゼルス・キングスの4例がある。
  11. ↑ なお、この年のアメリカンリーグはディビジョンシリーズの段階で勝ち残っていたのがエクスパンションチームのみであったため、ワールドシリーズ史上初となるエクスパンションチーム同士の対戦が確定した。
  12. ↑ ワイルドカードチームのリーグ優勝決定シリーズでのスウィープは、ナショナルリーグ史上2チーム目、MLB全体では史上4チーム目。

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