1979年のメジャーリーグベースボール

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1979年のメジャーリーグベースボール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/07/15 09:03 UTC 版)

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以下は、メジャーリーグベースボール（MLB）における1979年のできごとを記す。1979年4月4日に開幕し10月17日に全日程を終えた。ナショナルリーグはピッツバーグ・パイレーツが、アメリカンリーグはボルチモア・オリオールズが優勝。ワールドシリーズはピッツバーグ・パイレーツが制した。

1978年のメジャーリーグベースボール - 1979年のメジャーリーグベースボール - 1980年のメジャーリーグベースボール

できごと

記録

• 8月13日、ルー・ブロックが史上14人目となる3000安打を達成。
• 9月12日、カール・ヤストレムスキーが史上15人目となる3000安打を達成。

最終成績

レギュラーシーズン

アメリカンリーグ 順 チーム 勝利 敗戦 勝率 G差 東地区 1 ボルチモア・オリオールズ 102 57 .642 – 2 ミルウォーキー・ブルワーズ 95 66 .590 8.0 3 ボストン・レッドソックス 91 69 .569 11.5 4 ニューヨーク・ヤンキース 89 71 .556 13.5 5 デトロイト・タイガース 85 76 .528 18.0 6 クリーブランド・インディアンス 81 80 .503 22.0 7 トロント・ブルージェイズ 53 109 .327 50.5 西地区 1 カリフォルニア・エンゼルス 88 74 .543 – 2 カンザスシティ・ロイヤルズ 85 77 .525 3.0 3 テキサス・レンジャーズ 83 79 .512 5.0 4 ミネソタ・ツインズ 82 80 .506 6.0 5 シカゴ・ホワイトソックス 73 87 .456 14.0 6 シアトル・マリナーズ 67 95 .414 21.0 7 オークランド・アスレチックス 54 108 .333 34.0

ナショナルリーグ 順 チーム 勝利 敗戦 勝率 G差 東地区 1 ピッツバーグ・パイレーツ 98 64 .605 – 2 モントリオール・エクスポズ 95 65 .594 2.0 3 セントルイス・カージナルス 86 76 .531 12.0 4 フィラデルフィア・フィリーズ 84 78 .519 14.0 5 シカゴ・カブス 80 82 .494 18.0 6 ニューヨーク・メッツ 63 99 .389 35.0   西地区 1 シンシナティ・レッズ 90 71 .559 – 2 ヒューストン・アストロズ 89 73 .549 1.5 3 ロサンゼルス・ドジャース 79 83 .488 11.5 4 サンフランシスコ・ジャイアンツ 71 91 .438 19.5 5 サンディエゴ・パドレス 68 93 .422 22.0 6 アトランタ・ブレーブス 66 94 .413 23.5

オールスターゲーム

• ナショナルリーグ 7 - 6 アメリカンリーグ

MVP：デーブ・パーカー (PIT)

ポストシーズン

	リーグチャンピオンシップシリーズ				ワールドシリーズ
	アメリカンリーグ
	ボルチモア・オリオールズ	3
	カリフォルニア・エンゼルス	1
					ボルチモア・オリオールズ	3
					ピッツバーグ・パイレーツ	4
	ナショナルリーグ
	ピッツバーグ・パイレーツ	3
	シンシナティ・レッズ	0

リーグチャンピオンシップシリーズ

アメリカンリーグ オリオールズ 3 - 1 エンゼルス 10/3 – エンゼルス 3 - 6 オリオールズ 10/4 – エンゼルス 8 - 9 オリオールズ 10/5 – オリオールズ 3 - 4 エンゼルス 10/6 – オリオールズ 8 - 6 エンゼルス

ナショナルリーグ レッズ 0 - 3 パイレーツ 10/2 – パイレーツ 5 - 2 レッズ 10/3 – パイレーツ 3 - 2 レッズ 10/5 – レッズ 1 - 7 パイレーツ MVP：ウィリー・スタージェル (PIT)

ワールドシリーズ

• オリオールズ 3 - 4 パイレーツ

10/10 –	パイレーツ	4	-	5		オリオールズ
10/11 –	パイレーツ	3	-	2		オリオールズ
10/12 –	オリオールズ	8	-	4		パイレーツ
10/13 –	オリオールズ	9	-	6		パイレーツ
10/14 –	オリオールズ	1	-	7		パイレーツ
10/16 –	パイレーツ	4	-	0		オリオールズ
10/17 –	パイレーツ	4	-	1		オリオールズ

MVP：ウィリー・スタージェル (PIT)

個人タイトル

アメリカンリーグ

打者成績 項目 選手 記録 打率 フレッド・リン (BOS) .333 本塁打 ゴーマン・トーマス (MIL) 45 打点 ドン・ベイラー (CAL) 139 得点 ドン・ベイラー (CAL) 120 安打 ジョージ・ブレット (KC) 212 盗塁 ウィリー・ウィルソン (KC) 83

投手成績 項目 選手 記録 勝利 マイク・フラナガン (BAL) 23 敗戦 フィル・ハフマン (TOR) 18 防御率 ロン・ギドリー (NYY) 2.78 奪三振 ノーラン・ライアン (CAL) 223 投球回 デニス・マルティネス (BAL) 292⅓ セーブ マイク・マーシャル (MIN) 32

ナショナルリーグ

打者成績 項目 選手 記録 打率 キース・ヘルナンデス (STL) .344 本塁打 デーブ・キングマン (CHC) 48 打点 デーブ・ウィンフィールド (SD) 118 得点 キース・ヘルナンデス (STL) 116 安打 ギャリー・テンプルトン (STL) 211 盗塁 オマー・モレノ (PIT) 77

投手成績 項目 選手 記録 勝利 ジョー・ニークロ (HOU) 21 フィル・ニークロ (ATL) 敗戦 フィル・ニークロ (ATL) 20 防御率 J・R・リチャード (HOU) 2.71 奪三振 J・R・リチャード (HOU) 313 投球回 フィル・ニークロ (ATL) 342 セーブ ブルース・スーター (CHC) 37

表彰

全米野球記者協会（BBWAA）表彰

表彰	アメリカンリーグ	ナショナルリーグ
MVP	ドン・ベイラー (CAL)	キース・ヘルナンデス (STL)
		ウィリー・スタージェル (PIT)
サイヤング賞	マイク・フラナガン (BAL)	ブルース・スーター (CHC)
最優秀新人賞	ジョン・カスティーノ (MIN)	リック・サトクリフ (LAD)
	アルフレッド・グリフィン (TOR)

ゴールドグラブ賞

守備位置	アメリカンリーグ	ナショナルリーグ
投手	ジム・パーマー (BAL)	フィル・ニークロ (ATL)
捕手	ジム・サンドバーグ (TEX)	ボブ・ブーン (PHI)
一塁手	セシル・クーパー (MIL)	キース・ヘルナンデス (STL)
二塁手	フランク・ホワイト (KC)	マニー・トリーヨ (PHI)
三塁手	バディ・ベル (TEX)	マイク・シュミット (PHI)
遊撃手	リック・バールソン (BOS)	デーブ・コンセプシオン (CIN)
外野手	ドワイト・エバンス (BOS)	デーブ・パーカー (PIT)
	シクスト・レスカーノ (MIL)	ギャリー・マドックス (PHI)
	フレッド・リン (BOS)	デーブ・ウィンフィールド (SD)

その他表彰

表彰	アメリカンリーグ	ナショナルリーグ
カムバック賞	ウィリー・ホートン (SEA)	ルー・ブロック (STL)
最優秀救援投手賞	ジム・カーン (TEX)	ブルース・スーター (CHC)
	マイク・マーシャル (MIN)
最優秀指名打者賞	ウィリー・ホートン (SEA)	-
ロベルト・クレメンテ賞	アンドレ・ソーントン (CLE)	-
ハッチ賞	-	ルー・ブロック (STL)
ルー・ゲーリッグ賞	-	フィル・ニークロ (ATL)
ベーブ・ルース賞	-	ウィリー・スタージェル (PIT)

アメリカ野球殿堂入り表彰者

BBWAA投票

• ウイリー・メイズ (有資格初年度)

ベテランズ委員会選出

• ウォーレン・ジャイルズ
• ハック・ウィルソン

関連項目

• 1979年の野球

外部リンク

• Baseball-Reference.com