L-( )-ラムノースとは? わかりやすく解説

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ラムノース

分子式C6H12O5
その他の名称イソズルシット、L-マンノメチロース、Isodulcit、L-Mannomethylose、β-イソズルシトール、β-ラムノース、β-Isodulcitol、β-Rhamnose、6-Deoxy-L-mannose、L-Rhamnose、L-(+)-Rhamnose、L-(+)-ラムノース、ラムノース、Rhamnose、(+)-6-Deoxy-L-mannose
体系名:(+)-6-デオキシ-L-マンノース、6-デオキシ-L-マンノース、L-ラムノース


ラムノース

(L-( )-ラムノース から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/27 01:01 UTC 版)

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L-ラムノース
識別情報
CAS登録番号 10485-94-6
PubChem 19233
ChemSpider 18150
日化辞番号 J8.185J
特性
化学式 C6H12O5
モル質量 164.16 g/mol
精密質量 164.068473
外観 無色固体
融点

91-93 °C(一水和物)

出典
[1]
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

ラムノース (rhamnose, Rham) は、天然に存在するデオキシ糖の一種である。L-マンノースの 6位のヒドロキシ基水素原子に置き換わった構造を持ち、メチルペントース、あるいはデオキシヘキソースに分類される。D体、L体のエナンチオマー、α体、β体のアノマーが知られ、天然には L体が見られる。ほとんどの糖について天然型が D体である中で、このラムノースは例外的である。同様に L体が天然に存在する糖として、フコースアラビノースが挙げられる。

L-ラムノースはクロウメモドキ科クロウメモドキ属英語版Rhamnus)の植物や、Toxicodendron vernix英語版(通称ポイズン・スマックウルシ科ウルシ属の植物の一種)から単離される。他の植物の中にも、グリコシドの形(ラムノシド)で見られる。

再結晶の条件により、α体、β体を作り分けることができるが、溶液状態、あるいは吸湿によっても変旋光を起こす。

脚注

  1. ^ Merck Index, 11th Edition, 8171.

関連項目



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