JR貨物20B形コンテナとは? わかりやすく解説

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JR貨物20B形コンテナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/01 05:22 UTC 版)

JR貨物20B形コンテナ
20B-1
基本情報
製造メーカー 東急車輛製造大阪製作所
製造初年 1998年平成10年)度
製造数 225個
形式消滅年 2024年令和6年)度(予定)
主要諸元
外面色 赤紫色(JRFレッド)
全長(内寸法) 3,715mm (3,626mm)
全幅(内寸法) 2,450mm (2,308mm)
全高(内寸法) 2,600mm (2,357mm)
荷重 t
内容積 19.7 m3
自重 1.8 t
扉位置 両側側面、片側妻面
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JR貨物20B形コンテナ(JRかもつ20Bがたコンテナ)は、日本貨物鉄道(JR貨物)が225個を配備した12ft鉄道コンテナである。

構造

1000番台 20B-1007

両側扉・片妻面三方の開きで、外法寸法は高さ2,600mm、幅2,450mm、長さ3,715mmと従来のコンテナよりも全高が高くなっている。内容積は19.7m3、最大積載量は5t。製造は、東急車輛製造が行った。 外観塗装はフロンティアレッド一色で、コンテナ上部に白の帯がありJRFのロゴが配されている。また規格外コンテナであるため、それを示すマークと『コキ100系貨車限定』の注意書きがコンテナ側面に記されている。しかし車両限界に余裕のある線区では、まれにコキ50000形に積載されることもあった。 船舶用隅金具の無い1000番台もあり、こちらは側面注意書きが『コキ100系貨車限定 又は第1積載限界適用』と変更されている。 0番台が150個、1000番台が75個製造された。

現状

なお、今後JR貨物では、本形式と同じように三方の開きのコンテナの製造を検討している[2]


参考文献

  • 貨車技術発達史編纂委員会(編著)『日本の貨車 技術発達史 明治5(1872)年〜平成16(2004)年』社団法人日本鉄道車輌工業会、2008年3月。全国書誌番号:21465967 
  • 「JRコンテナ」『貨物時刻表2024』鉄道貨物協会、2024年3月、199頁。全国書誌番号: 23204476 
  1. ^ 第2回 吹田貨物ターミナル駅でのコンテナ撮影会・見学会の開催について”. 日本貨物鉄道株式会社・1項参照 (2024年12月20日). 2025年1月1日閲覧。
  2. ^ 20220331_1.pdf”. 日本貨物鉄道株式会社・9項参照 (2022年3月31日). 2022年11月6日閲覧。

関連項目




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