国鉄C11形コンテナとは? わかりやすく解説

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国鉄C11形コンテナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/20 09:42 UTC 版)

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国鉄C11形コンテナ
倉庫として利用されている
C11形コンテナ(赤碕駅にて)
基本情報
製造初年 1966年昭和41年)
製造数 6,690個
形式消滅年 2001年平成13年)
主要諸元
外面色 黄緑6号
全長(内寸法) 3,301mm (3,148mm)
全幅(内寸法) 2,392mm (2,206mm)
全高(内寸法) 2,356mm (2,050mm)
荷重 t
内容積 14.3 m3
自重 1.2 t
扉位置 両側側面、片側妻面
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国鉄C11形コンテナ(こくてつC11がたコンテナ)は、かつて日本国有鉄道および日本貨物鉄道が所有した鉄道輸送用コンテナである。

コンテナ記号制定後の1966年昭和41年)、初期の量産コンテナとしてC10形に次いで6,690個が製造された。長さ11ft(俗に10ftとも呼ばれている)の有蓋コンテナである。

構造

両側側面・片側妻扉の三方開きで、外法寸法は高さ2,356mm、幅2,392mm、長さ3,301mm、自重1.2t。内容積は14.3m3。最大積載量は5tである。外観は黄緑6号に塗装され、側面扉は総開きではないため中央部の扉が目立つ独特の外観であった。

数少ない三方開き(片妻側一方、両側二方開)コンテナであったためか比較的近年まで使われていた。

1987年(昭和62年)の国鉄分割民営化に際しては、202個が日本貨物鉄道(JR貨物)に継承されたが、18C形18D形などの新形コンテナの登場により用途廃止・廃棄が進み、2001年平成13年)度に全廃された。

参考文献

  • 貨車技術発達史編纂委員会(編著)『日本の貨車 技術発達史 明治5(1872)年〜平成16(2004)年』社団法人日本鉄道車輌工業会、2008年3月。全国書誌番号:21465967

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