国鉄C12形コンテナとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 国鉄C12形コンテナの意味・解説 

国鉄C12形コンテナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/20 09:42 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
国鉄C12形コンテナ
国鉄C12形コンテナ C12 129
基本情報
種別 有蓋コンテナ
所有者 日本国有鉄道
製造メーカー 汽車製造
製造年 1966年昭和41年) - 1969年(昭和44年)
製造数 260個
形式消滅年 2006年平成18年)
主要諸元
外面色 黄緑6号
全長(内寸法) 3,300 mm (3,136 mm)
全幅(内寸法) 2,370 mm (2,185 mm)
全高(内寸法) 2,350 mm (1,889 mm)
材質 普通鋼一般構造用圧延鋼材
荷重 t
内容積 12.9 m3
自重 1.7 t
扉位置 片側妻面、天井
テンプレートを表示

国鉄C12形コンテナ(こくてつC12がたコンテナ)は、国鉄1967年昭和42年)から1969年(昭和44年)にかけて260個製造した一種規格(11 ft有蓋コンテナである。

C10形天井をスライド開閉式としたのが本形式である。

構造

廃コンになったC12-133

片側妻扉の一方開きで、天井部分をスライドさせて開閉が可能であった。外法寸法は高さ2,356 mm、幅2,370 mm、長さ3,300 mm。自重は1.7 t。内容積は12.9 m3最大積載量は5 tである。外観は黄緑6号塗装されていた。

数少ない天井開閉式の特殊性から後年まで温存され、JRロゴに書き換えられて活躍したものもあった。

1987年(昭和62年)の国鉄分割民営化に際しては、36個が日本貨物鉄道(JR貨物)に継承されたが、18C形18D形などの新形コンテナの登場により用途廃止・廃棄が進み、2006年平成18年)度に最後まで使用された1個が廃止され形式消滅した。

参考文献

関連記事





英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「国鉄C12形コンテナ」の関連用語

1
34% |||||

国鉄C12形コンテナのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



国鉄C12形コンテナのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの国鉄C12形コンテナ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS