国鉄T60形コンテナとは? わかりやすく解説

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国鉄T60形コンテナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/07 07:38 UTC 版)

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国鉄T60形コンテナ
基本情報
種別 タンクコンテナ
所有者 日本国有鉄道(国鉄)
製造メーカー 東急車輛製造
製造年 1967年昭和42年) - 1970年(昭和45年)
製造数 10個
主要諸元
外面色 黄緑6号→青色
専用種別 鉱物油→カタロイド
全長 3,240 mm
全幅 2,300 mm
全高 1,930 mm
タンク材質 ステンレス鋼
荷重 t
内容積 4.5 m3
自重 1.8 t
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国鉄T60形コンテナ(こくてつT60がたコンテナ)は、日本国有鉄道(国鉄)が1967年昭和42年)度に製造した、鉄道輸送用一種規格[注 1](11 ftタンクコンテナである。

概要

1967年(昭和42年)度に鉱物油専用[注 2]クレーン取り扱いタンクコンテナとして東急車輛製造にて1個が製作された。その後1968年(昭和43年)度に7個、1970年(昭和45年)度に2個が同社にて製作された。

楕円円筒形のタンク体は、厚さ3 mmステンレス鋼製で厚さ60 mmグラスウール断熱材で覆われておりキセ(外板)をその上に装着した。タンク体は、法規制により前後に2室に分割されており内部は前後室毎に蒸気加熱菅を装備した。寸法関係は全長3,240 mm、全幅2,300 mm、全高1,930 mm、荷重5 t、自重1.8 t、容積は4.5 m3である。

1987年(昭和62年)度に最後まで使用された2個が廃止され形式消滅した。その後日本貨物鉄道(JR貨物)にて復活使用され塗装も青色に変更されたが短期間の使用であった。

注釈

[脚注の使い方]
  1. ^ ※この規格は1996年(平成8年)に改訂され現在の一種規格とは異なる。
  2. ^ ※設計時の専用種別はゴム老化防止剤である。

出典

参考文献

関連項目




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