国鉄T16形コンテナとは? わかりやすく解説

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国鉄T16形コンテナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/12 06:53 UTC 版)

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国鉄T16形コンテナ
基本情報
種別 タンクコンテナ
所有者 日本国有鉄道(国鉄)
製造メーカー 富士重工業
製造年 1968年昭和43年) - 1970年(昭和45年)
製造数 7個
形式消滅年 1985年(昭和60年)
主要諸元
外面色 黄緑6号
専用種別 鉱物油
全長 3,240 mm
全幅 2,300 mm
全高 2,350 mm
タンク材質 普通鋼一般構造用圧延鋼材
荷重 t
内容積 5.1 m3
自重 1.5 t
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国鉄T16形コンテナ(こくてつT16がたコンテナ)は、日本国有鉄道(国鉄)が1968年昭和43年)から製造した、鉄道輸送用12 ftタンクコンテナである。

概要

1968年(昭和43年)度に鉱物油専用クレーン取り扱い可能タンクコンテナとして富士重工業にて5個が製作された。1970年(昭和45年)には同社で2個が追加製作された。

タンク体は、厚さ3.2 mm普通鋼一般構造用圧延鋼材)製で厚さ80 mmのグラスウール断熱材で覆われておりキセ(外板)をその上に装着した。また内部には、ステンレス鋼製の蒸気加熱菅を装備した。荷役方式は、タンク上部のマンホール蓋にある液入口からの上入れ、鏡板下部の液出弁を用いた下出し方式である。寸法関係は全長3,240 mm、全幅2,300 mm、全高2,350 mm、荷重5 t、自重1.5 t、容積5.1 m3である。

1985年(昭和60年)度に最後まで使用された5個が廃止され形式消滅した。

参考文献

関連項目




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