JR貨物ZM8A形コンテナとは? わかりやすく解説

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JR貨物ZM8A形コンテナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/05 01:09 UTC 版)

JR貨物ZM8A形コンテナ(JRかもつZM8Aがたコンテナ)は、日本貨物鉄道(JR貨物)の事業用無蓋鉄道コンテナである。2008年(平成20年)に登場した。

なお、本項では製造目的の共通する以下のコンテナについても記述する。

  • JR貨物ZM8B形コンテナ
  • JR貨物ZM8C形コンテナ
  • JR貨物ZM8D形コンテナ

ZM8A形

試作型(900番台)

広島支社で車軸輸送用として使用中のC20形改造のAP形置き換えを目的としており、2個が落成した。全幅が2490 mmと広く、ハローマークが貼られている。

JRFマークのほか、動物のイラストが張られており、901がクマ、902がサカナである。扉のない側面はコルゲート状になっている。上部の帯は901が黄色、902が灰色である。

量産型(0番台)

東急車輛製造和歌山事業所にて、20個ほどが、北海道向けに製造された。上部の帯はすべて黄色である。

JRFマークの代わりにJR貨物と書かれており、側面は額縁で囲まれたの平版に、2本の縦棒が入ったものとなっている。

ZM8B形

東急車輛製造和歌山事業所にて、試作の900番台3個が落成後、量産型が8個落成した。外観デザイン等は、試作・量産型共にZM8A形に準じている。試作型に貼られている動物は、901がイヌ、902がサル、903がトリである。上部の帯は901が桃色、902が緑色、903が青色、量産型が灰色である。

ZM8C形

2009年(平成21年)に、M2A形より改造された。右側にJRFマークが貼られている。ZM8C-1~3、ZM8C-51・52が確認されている。

ZM8D形

2016年(平成28年)に、CIMCにて20個が製造された。各支社で運用されている。

構造は19G形に準じており、扉のない側面はコルゲート状になっている。




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