JR貨物42A形コンテナ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/06 09:15 UTC 版)
| JR貨物42A形コンテナ | |
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| 基本情報 | |
| 種別 | 有蓋コンテナ |
| 所有者 | 日本貨物鉄道(JR貨物) |
| 製造メーカー | 日通商事(一光) |
| 製造年 | 1989年 |
| 製造数 | 1個 |
| 主要諸元 | |
| 外面色 | 青22号+銀色+青帯 |
| 全長(内寸法) | 9,125 mm |
| 全幅(内寸法) | 2,438 mm |
| 全高(内寸法) | 2,500 mm |
| 荷重 | 12.2 t |
| 内容積 | 42.2 m3 |
| 自重 | 5.3 t |
| 扉位置 | 両側側面(ウィング) |
JR貨物42A形コンテナ(JRかもつ42Aがたコンテナ)は、日本貨物鉄道(JR貨物)が1989年(平成元年)より運用している、30 ftウィングコンテナである。
概要
42A形コンテナは、日本貨物鉄道(JR貨物)が1989年(平成元年)に1個のみを日通商事(一光)にて試作したセミウィングルーフコンテナである。JR貨物としては初採用のウィングルーフコンテナであるが、日本初のウィングルーフコンテナはU28A形(フルウィング)である[1]。
そのウィング部開閉は、外部より供給される電源を利用してコンテナ内部にあるモータ駆動の油圧シリンダー動作により行われる[2]。またトップリフターを使用することを前提に開発されたためフォークポケットがない[1]。
形式番号の数字部位 「 42 」は、コンテナの容積を元に決定される。本形式内容積は42.2 m3であるため少数1位を四捨五入して「 42 」である。また形式末尾のアルファベット一桁部位 「 A 」は、開発順記号である[3]。
脚注
参考文献
- 鉄道図書刊行会『鉄道ピクトリアル新車年鑑1990年版』(初版)鉄道図書刊行会、1990年10月10日。
- 貨車技術発達史編纂委員会『日本の貨車-技術発達史-』(初版)日本鉄道車輌工業会、2008年3月1日。
関連項目
- JR貨物42A形コンテナのページへのリンク