JR貨物24A形コンテナ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/13 14:17 UTC 版)
| JR貨物24A形コンテナ | |
|---|---|
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アダプターコンテナを使用して運用中の24A-2
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| 基本情報 | |
| 種別 | 有蓋コンテナ |
| 所有者 | 日本貨物鉄道(JR貨物) |
| 製造メーカー | 東急車輛製造 |
| 製造年 | 2001年(平成13年)[1] |
| 製造数 | 10個 |
| 形式消滅年 | 2012年(平成24年) |
| 主要諸元 | |
| 外面色 | 赤紫色(JRFレッド)+桃色 |
| 全長(内寸法) | 4,650 mm (4,452 mm) |
| 全幅(内寸法) | 2,450 mm (2,318 mm) |
| 全高(内寸法) | 2,500 mm (2,236 mm) |
| 荷重 | 8 t |
| 内容積 | 23.6 m3 |
| 自重 | 2.2 t |
| 扉位置 | 両側側面 |
JR貨物24A形コンテナ(JRかもつ24Aがたコンテナ)は、日本貨物鉄道(JR貨物)が開発し、旧東急車輛にて製造された15 ft有蓋コンテナである。
概要
本形式は、2001年(平成13年)に日本初の15 ftコンテナとして[1]東急車輛製造大阪製作所にて10個製造された。従来に無いサイズの為コンテナ貨車も新規にコキ110形が同年度に5両製作された[注 1]。また他のコキ100系貨車に積載するためにはアダプターコンテナであるM12B形を使用すれば積載可能であるが積載効率は下がった[注 2]。従って本コンテナを使用して鉄道輸送するには運用上の煩わしさがあった。
両側側面扉二方開きで、外法寸法は高さ2,500 mm、幅2,450 mm、長さ4,650 mm。内法寸法は高さ2,236 mm、幅2,318 mm、長さ4,452 mm。内容積は23.6 m3。最大積載重量は8 t。
現状
2012年(平成24年)3月 登録されていた全てのコンテナが除籍となり形式消滅した。
注釈
出典
- ^ a b 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '02年版』ジェー・アール・アール、2002年7月1日、192頁。ISBN 4-88283-123-6。
参考文献
- 鉄道図書刊行会「鉄道ピクトアリル」2002年10月臨時増刊号新車年鑑2002年版
- 貨車技術発達史編纂委員会(編著)『日本の貨車 技術発達史 明治5(1872)年〜平成16(2004)年』社団法人日本鉄道車輌工業会、2008年3月。全国書誌番号: 21465967。
関連項目
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