JBCのIBF加盟への経緯とは? わかりやすく解説

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JBCのIBF加盟への経緯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 03:27 UTC 版)

国際ボクシング連盟」の記事における「JBCのIBF加盟への経緯」の解説

2009年より、JBC国内世界王者IBFWBOなどのJBC公認メジャー団体王者による王座統一戦に限り容認する方向性打ち出し規制事実上緩和され格好になった。そのため、IBF世界王者国内世界王者との対戦実現可能となったが、WBAWBC国内世界王者IBFWBO王者挑戦するという変則的な形で行われIBF王座賭けられないため、完全な形での公認はなっていなかった。 2010年12月日本プロボクシング協会JPBA)は統一王座限り王座保持認め方針合意しJBCに案を提出する背景にはWBAWBC暫定王座粗製乱造スーパー王座シルバー王座などの創設進めたため、「王座乱立を防ぐ」とした建前脆くも崩れたことがあり、一方でIBFWBO単純に認定するではなく統一王座限り認めることで王座権威保ちつつ世界戦カード多くする狙いがある。 2011年2月28日JBC日本加盟世界王座認定団体であるIBFWBOについて、日本ジム所属WBAまたはWBC世界王者との王座統一戦に限り認めることを決定した。ただし、統一王座防衛戦行えず、返上義務付ける2012年4月22日JPBAIBFWBO認定準備委員会設置し将来的認定前提議論進めていくことを発表した2012年10月13日JPBA東京都内理事会開きIBFWBOへの加盟JBC要請することを決めた。これによりWBAWBC合わせ2013年にも世界主要4団体日本認可される見通しになった世界チャンピオン乱立を防ぐため、王座挑戦資格内規もまとめ、条件4団体とも同じで、国内世界タイトル挑戦できるのは(1)世界王座獲得経験者、または指名挑戦権得た選手(2)日本王座、またはOPBF王座獲得経験者(3)アマチュア三大国際大会五輪世界選手権プレジデント杯)で3位以内実績を持つ選手―に制限される2012年11月28日JBCIBFWBO加盟について有識者会議開催会議後JBC森田健事務局長は「来年早々に認めたい」と両団体加盟方針明らかにした。 2012年12月24日JPBA静岡県熱海市内で理事会開き10月にまとめた世界王座挑戦資格内規のうち、五輪でのメダル獲得などアマチュア実績外した上でIBFWBOへの加盟JBCに正式要請することを決定した日本国内世界王座挑戦できるのは、元世界王者指名挑戦権得た選手もしくは日本王座かOPBF王座獲得経験者制限し日本王座保持者やOPBF王座保持者の世界挑戦決まった場合は、王座返上義務付ける2013年2月18日JBC2013年4月1日よりIBFならびにWBOの両団体正式に世界王座認定団体認め加盟する事を決定した発表したJBCWBAから独立したWBC1970年承認して以来40年上続いた2団体時代終わり4団体時代突入することとなった。これで主要4団体すべての世界戦国内JBC正式に承認したタイトルマッチとして行う事が可能となった。ただし、今後4団体となり世界戦乱立する可能性もあるため、JPBA挑戦者資格条件をつくり、JBCIBFWBO加盟後一定期間、その挑戦者資格試合検証行ってチェックしていく方針だという。 また、これまでIBFWBO王座挑戦するためにJBC引退届を提出した選手復帰に関しては、正式な手続き踏んで辞めた場合申請があれば資格審査委員会にて復帰認めるかを協議するとしている。 なお、加盟以前王者となった選手については、JBCでは申請があれば資格審査委員会協議するが、歴代世界王者として認め方向であるとし、IBF世界バンタム級初代王者である新垣諭歴代世界王者として認め見通しである。正式に加盟した4月1日直前王者となった高山勝成については、JBCでは申請があれば資格審査委員会協議するとしているが、正式に王者として認めかどうか言明はなかった。 2013年3月21日JBC国際ボクシング連盟IBF)に4月1日付で加盟する発表した2013年4月1日JBC国際ボクシング連盟IBF)に加盟した2013年7月12日JBC東京都内資格審査委員会開き高山勝成ライセンス再発行決定した一度JBC引退届を提出しIBF王者になった選手JBC復帰となる。

※この「JBCのIBF加盟への経緯」の解説は、「国際ボクシング連盟」の解説の一部です。
「JBCのIBF加盟への経緯」を含む「国際ボクシング連盟」の記事については、「国際ボクシング連盟」の概要を参照ください。

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