JBC復帰
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2013年7月12日、JBCは資格審査委員会を開き、高山のライセンス再発行を決めた。 2013年7月20日、自身のブログ上で9月10日に初防衛戦を大阪市立住吉区民センターで行う予定であると発表したが、8月2日に同ブログ上で準備期間と指名試合の兼ね合いを理由に初防衛戦の中止を発表した。 2013年12月3日、大阪府立体育会館でIBF世界ミニマム級1位のビルヒリオ・シルバノ(フィリピン)と指名試合を行い、3-0の判定勝ちで初防衛を果たした。 2014年1月7日、2013年の年間表彰選手選考会に於いて、高山は努力賞を受賞した。 2014年1月30日、高山のトレーナーの中出博啓がエディタウンゼント賞を受賞し、後楽園ホールで行われた第24回エディタウンゼント賞授賞式に中出と共に高山も出席し、「高山とは16年前にエディタウンゼントジムで出会い、グリーンツダ、仲里とエディさんにゆかりのあるジムで戦ってきました。エディさんにはとても及びませんが、これからも勝つだけでなく、選手の健康を守れるようなトレーナーでいたいと思います」と受賞のあいさつをした中出を祝福した高山は「これからもエディさんの魂を胸に戦っていきたい」と決意を新たにしていた。 2014年、30歳にして愛知県名古屋市にある菊華高等学校に入学。山口賢一が同校のボクシング部の顧問に就任することや、中学校卒業後にプロボクサーとなったこと、指導者を目指すことから普通科のスポーツアクトコースで学ぶ。 2014年5月7日、大阪府立体育会館でIBF世界ミニマム級10位の小野心(ワタナベ)と対戦し、3-0の判定勝ちで2度目の防衛に成功した。 2014年8月9日、メキシコ・モンテレイのモンテレー・アリーナでWBO世界ミニマム級王者フランシスコ・ロドリゲス・ジュニア(メキシコ)と王座統一戦で対戦するが、0-3の判定負けでIBF王座3度目の防衛に失敗し王座から陥落、WBO王座獲得に失敗した。 2014年11月15日、WBOは高山はWBO世界ミニマム級1位にランクインした。 2014年11月25日、フランシスコ・ロドリゲス・ジュニアの王座返上に伴うIBF世界ミニマム級王座決定戦をIBF世界ミニマム級6位の大平剛と行うと発表した。 2014年12月15日、WBOは高山のランキングに変動はないもののフランシスコ・ロドリゲス・ジュニアの王座返上に伴いWBO世界ミニマム級王座が空位となった。 2014年12月29日、同年8月9日に行われたフランシスコ・ロドリゲス・ジュニアとの間で行われた王座統一戦はESPNドットコムのダン・ラファエル記者から2014年度の年間最高試合に選出された。
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