JBC職員からの虚偽提訴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/01 07:05 UTC 版)
「亀田和毅」の記事における「JBC職員からの虚偽提訴」の解説
2014年2月6日、JBC職員が亀田和毅らに監禁や暴行をされたと主張し、監禁・暴行されたとするJBC職員3人のうちの1人が興毅、和毅、亀田ジム関係者2人の計4人を相手取り、1000万円の損害賠償を求める訴訟を東京地方裁判所に提訴したが、以下のように虚偽と認定され亀田和毅が勝訴した。 JBC職員は「2013年に行われた亀田大毅とロドリゴ・ゲレロとの間で行われたIBF世界スーパーフライ級王座決定戦の試合前記者会見後、ゲレロ陣営が日本製のグローブではなくカナダ製のグローブの使用を決めたことに不満を持った亀田興毅、和毅と亀田ジム関係者2人がJBC職員が会見室から退室するのを妨害し、報道関係者を会場外に出し、JBC職員3人を残して全ての扉を閉め、興毅から「おかしいじゃないか」と脅され、外に出ようとしたところ和毅から首などを数回小突かれるといった暴行や恫喝をされて精神的苦痛を受けた」と主張とした。 2014年4月2日、亀田側は、「名誉を傷つけられた」としてJBC職員に計約3200万円の損害賠償を求め、東京地裁に反訴した。 2015年9月30日、東京地裁はJBC職員の訴えを棄却し、JBC職員が亀田和毅、興毅らに対し名誉を毀損したとして、計320万円の支払いを命じた。亀田側は、裁判では撮影した映像を証拠として提出し、判決では、亀田側が「終始敬語を用いて発言しており、大声を出したり凄んでみせるなどの言動はない」とし、暴行、監禁はなかったと認定し、その上で、虚偽の事実の公表で名誉が傷ついたとする亀田側の主張も認めた。2016年2月15日付でJBC職員側が控訴を取り下げたため亀田側の勝訴が確定した。 なお、暴行記事を書いたフリージャーナリストの片岡亮についても、名誉毀損により東京地裁に提訴していた。2016年1月27日に東京地裁は、暴行記事によって名誉を毀損したと認定し、フリージャーナリストに対し亀田側に300万円を支払う判決を言い渡し、判決が確定したことを亀田側の弁護士が発表した。 「日本ボクシングコミッション事件#B12の情報提供による名誉毀損」も参照
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