IPTハイブリッドバスとは? わかりやすく解説

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IPTハイブリッドバス(非接触給電システム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 08:56 UTC 版)

日野・ブルーリボン」の記事における「IPTハイブリッドバス(非接触給電システム)」の解説

IPTハイブリッドバスはあらかじめ路面供給コイル備え付けその上に停車した車両車両床下搭載した車載コイル通じて給電を行う方式ハイブリッドバスである。IPTInductive Power Transferの略で日本語では「非接触大電充電」や「非接触給電システム」などと訳される国土交通省推進する次世代低公害車開発・実用化促進プロジェクト」の一環であり、同システム用いた大型観光バス・セレガRが2004年第38回東京モーターショー出品されているが、停留所間隔短く、かつ決まった場所に停車する市街地路線バス適したシステムであり、現在は路線バス中心開発進められている。実際に走行必要なエネルギー全て電気まかなうことを目標とし、排出ガス大幅な低減期待されている。 2008年洞爺湖サミット控え、データリサーチおよび低公害車への取り組み各国アピールすることを目的に、日本空港ビルデング羽田京急バス委託して運行する羽田空港ターミナル間無料連絡バスにおいて2008年2月15日から同年2月29日まで試験走行が行われた。2008年7月洞爺湖サミットでは国際メディアセンターシャトルバスとして活躍10月16・17日には国土交通省主催上高地での試験走行行った2009年には2016年夏季オリンピック招致活動一環として東京都交通局貸与して都営バス深川営業所都05系統グリーンアローズ」(東京駅 - 銀座4丁目 - 晴海埠頭)で4月13日から4月27日まで試験走行行った。 また6月6日7日には横浜赤レンガ倉庫開催され低公害車イベント「エコカーワールド」に出展桜木町駅からのシャトルバス兼ねた試乗車を務めた2011年には車体側面にも車載コイル装着した試作車登場、こちらも都営バス貸与され深川営業所都05系統1月31日から2月14日平日実証運行行い東京駅晴海埠頭給電コイル仮設した。2011年12月2日から12月18日には内外装改めた車両登場三度都営バス深川営業所貸与され貸切扱い豊洲駅から東京ビッグサイトの間で実証運行行い東京ビッグサイト給電コイル仮設した。今後他の場所での運行検討されている。 羽田空港および都営バス試験走行供されていた車両では、モーター走行する領域広げるべく、屋根上の二次電池ニッケル水素電池からリチウムイオン電池512ボルト容量80Ah)に、エンジンはJ08E型177kw (240PS) からリエッセのJ05D型132kW (180PS) に変更されている。また客室機器増設したため後部座席が6席減少している。 IPTハイブリッド車 HU8JMFP改 羽田京急バス 東京都交通局2009年バージョン東京都交通局2011年バージョン

※この「IPTハイブリッドバス(非接触給電システム)」の解説は、「日野・ブルーリボン」の解説の一部です。
「IPTハイブリッドバス(非接触給電システム)」を含む「日野・ブルーリボン」の記事については、「日野・ブルーリボン」の概要を参照ください。

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