FileLogTraceListener クラスとは? わかりやすく解説

FileLogTraceListener クラス

メモ : このクラスは、.NET Framework version 2.0新しく追加されたものです。

ログ出力ファイルリダイレクトするシンプルなリスナ提供します

名前空間: Microsoft.VisualBasic.Logging
アセンブリ: Microsoft.VisualBasic (microsoft.visualbasic.dll 内)
構文構文

<ComVisibleAttribute(False)> _
Public Class FileLogTraceListener
    Inherits TraceListener
Dim instance As FileLogTraceListener
[ComVisibleAttribute(false)] 
public class FileLogTraceListener : TraceListener
[ComVisibleAttribute(false)] 
public ref class FileLogTraceListener : public
 TraceListener
/** @attribute ComVisibleAttribute(false) */ 
public class FileLogTraceListener extends TraceListener
ComVisibleAttribute(false) 
public class FileLogTraceListener extends
 TraceListener
解説解説

FileLogTraceListener クラスは、ログ ファイル必要に応じて (毎日またはアプリケーション単位など) 自動的にアーカイブするための保守機能提供します自動アーカイブ機能使用することで、開発者および管理者保守作業負担を減らすことができます

FileLogTraceListenerインスタンスを Debug.Listeners コレクションまたは Trace.Listeners コレクション追加することにより、ログ出力テキスト ファイルリダイレクトできますVisual Basic アプリケーションでは、このクラスインスタンスを、My.Application.Log または My.Log (Web アプリケーション場合) に追加することもできます詳細については、「チュートリアル : My.Application.Log による情報書き込み先の変更.」を参照してください

このクラス主な機能次に示します

  1. アーカイブ機能。このクラスによって生成されるログ ファイルは、基本名と日付基づいて命名され、さらに、ログ ファイルバージョン識別するための番号付加されます。新しログ ファイル必要に応じて作成されます。

    具体的には、baseName[-dateStamp][-version].log という形式命名されます。

  2. 複数クラス インスタンスに対応。FileLogTraceListener クラスインスタンス出力しようとしているファイル使用中であった場合次のような処理が行われます

ログ ファイルの場所

ログ ファイルの名前

ログ保守

ログ ファイル出力設定

ログ ファイル出力

出力有効化

トレース リスナ使用するには、トレースまたはデバッグ有効にする必要があります次の構文コンパイラ固有です。C# または Visual Basic 以外のコンパイラ使用する場合は、使用するコンパイラドキュメント参照してください

リスナレベル設定するには、アプリケーション構成ファイル編集します。このファイルでは、リスナ追加、その型とパラメータ設定リスナ削除アプリケーション以前設定されすべてのリスナクリア実行できます構成ファイル書式次の例のとおりです。

この例を実行するには、アセンブリの完全修飾名を指定する必要がありますアセンブリの完全修飾名を取得する方法については、「アセンブリ名」を参照してください

<configuration>
    <system.diagnostics>
        <sharedListeners>
            <add name="FileLog"
                type="Microsoft.VisualBasic.Logging.FileLogTraceListener, Microsoft.VisualBasic,
 Version=8.0.0.0, Culture=neutral, PublicKeyToken=b03f5f7f11d50a3a, processorArchitecture=MSIL"
 
                 initializeData="FileLogWriter"/>
        </sharedListeners>
    </system.diagnostics>
</configuration>
継承階層継承階層
System.Object
   System.MarshalByRefObject
     System.Diagnostics.TraceListener
      Microsoft.VisualBasic.Logging.FileLogTraceListener
スレッド セーフスレッド セーフ
この型の public static (Visual Basic では Shared) メンバはすべて、スレッド セーフです。インスタンス メンバ場合は、スレッド セーフであるとは限りません。
プラットフォームプラットフォーム
バージョン情報バージョン情報
参照参照
関連項目
FileLogTraceListener メンバ
Microsoft.VisualBasic.Logging 名前空間
BaseFileName
TraceData
TraceEvent
Flush
Close
その他の技術情報
チュートリアル : My.Application.Log による情報書き込み先の変更



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