FORMULA 1 Gran Premio Vodafone d'Italia 2004とは? わかりやすく解説

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2004年イタリアグランプリ

(FORMULA 1 Gran Premio Vodafone d'Italia 2004 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/24 01:17 UTC 版)

 2004年イタリアグランプリ
レース詳細
2004年F1世界選手権全18戦の第15戦
Autodromo Nazionale Monza
日程 2004年シーズン
決勝開催日 9月12日
正式名称 FORMULA 1 Gran Premio Vodafone d'Italia 2004
開催地 モンツァ・サーキット
イタリアモンツァ
コース Permanent racing facility
コース長 5.793
レース距離 306.720
決勝日天候 Wet track at the start, dry later on
ポールポジション
ドライバー フェラーリ
タイム 1:20.089
ファステストラップ
ドライバー ルーベンス・バリチェロ フェラーリ
タイム 1:21.046 (41周目)
決勝順位
優勝 フェラーリ
2位 フェラーリ
3位 B・A・R-ホンダ

2004年イタリアグランプリ (FORMULA 1 Gran Premio Vodafone d'Italia 2004) は、2004年F1世界選手権の第15戦として、2004年9月12日にモンツァ・サーキットで開催された。

レース前

レース前にトヨタのパニスは、今シーズンを最後に引退することを表明した。

予選

順位 No ドライバー コンストラクター タイム
1 2 ルーベンス・バリチェロ フェラーリ 1:20.089
2 3 ファン・パブロ・モントーヤ ウィリアムズ-BMW 1:20.620 +0.531
3 1 ミハエル・シューマッハ フェラーリ 1:20.637 +0.548
4 8 フェルナンド・アロンソ ルノー 1:20.645 +0.556
5 10 佐藤琢磨 B・A・R-ホンダ 1:20.715 +0.626
6 9 ジェンソン・バトン B・A・R-ホンダ 1:20.786 +0.697
7 6 キミ・ライコネン マクラーレン-メルセデス 1:20.877 +0.788
8 4 アントニオ・ピッツォニア ウィリアムズ-BMW 1:20.888 +0.799
9 7 ヤルノ・トゥルーリ ルノー 1:21.027 +0.938
10 5 デビッド・クルサード マクラーレン-メルセデス 1:21.049 +0.960
11 16 リカルド・ゾンタ トヨタ 1:21.520 +1.431
12 14 マーク・ウェバー ジャガー-コスワース 1:21.602 +1.513
13 17 オリビエ・パニス トヨタ 1:21.841 +1.752
14 15 クリスチャン・クリエン ジャガー-コスワース 1:21.989 +1.900
15 11 ジャンカルロ・フィジケラ ザウバー-ペトロナス 1:22.239 +2.150
16 12 フェリペ・マッサ ザウバー-ペトロナス 1:22.287 +2.198
17 18 ニック・ハイドフェルド * ジョーダン-フォード 1:22.301 +2.212
18 19 ジョルジオ・パンターノ ジョーダン-フォード 1:23.239 +3.150
19 20 ゾルト・バウムガルトナー ミナルディ-コスワース 1:24.808 +4.719
20 21 ジャンマリア・ブルーニ ミナルディ-コスワース 1:24.910 +4.821
  • ニック・ハイドフェルドは金曜プラクティスでエンジン交換したことのペナルティで10番降格、20番手スタートとなった。

決勝

展開

レースは雨あがりの天候で行われ、サーキットにはまだ水が残っていた。バリチェロは雨用のタイヤでスタートし、大きくリードするが、シューマッハは出遅れシケインでスピン。レース前に引退発表を行ったオリビエ・パニスもリタイヤした。バリチェロは緊急ピットインを行い、順位を大幅に下げた。アロンソがトップに立つが、レース中盤はBARのバトンがレース半ばまで首位を守った。

しかしフェラーリ2台の追い上げがすさまじく、レース半ばではいったん首位をバリチェロから奪ったアロンソもスピンしリタイヤ。バリチェロは最後のピットイン、バトンの前でピットから出ることに成功、シューマッハもバトンをオーバーテイクして2位に上がった。フェラーリは2002年アメリカグランプリ以来となる、バリチェロ‐シューマッハの順番での1-2フィニッシュ。BARも3-4位でフィニッシュしたため、今回無得点だったルノーを逆転し、コンストラクターズ2位でヨーロッパを去ることが決まった。

ブルーニはピットインの際に出火事件が発生したが大事には至らなかった。

結果

順位 No ドライバー チーム 周回 タイム グリッド ポイント
1 2 ルーベンス・バリチェロ フェラーリ 53 1:15:18.448 1 10
2 1 ミハエル・シューマッハ フェラーリ 53 +1.347 3 8
3 9 ジェンソン・バトン B・A・R-ホンダ 53 +10.197 6 6
4 10 佐藤琢磨 B・A・R-ホンダ 53 +15.370 5 5
5 3 ファン・パブロ・モントーヤ ウィリアムズ-BMW 53 +32.352 2 4
6 5 デビッド・クルサード マクラーレン-メルセデス 53 +33.439 10 3
7 4 アントニオ・ピッツォニア ウィリアムズ-BMW 53 +33.752 8 2
8 11 ジャンカルロ・フィジケラ ザウバー-ペトロナス 53 +35.431 15 1
9 14 マーク・ウェバー ジャガー-コスワース 53 +56.761 12  
10 7 ヤルノ・トゥルーリ ルノー 53 +1:06.316 9  
11 16 リカルド・ゾンタ トヨタ 53 +1:22.531 11  
12 12 フェリペ・マッサ ザウバー-ペトロナス 52 +1 Lap 16  
13 15 クリスチャン・クリエン ジャガー-コスワース 52 +1 Lap 14  
14 18 ニック・ハイドフェルド ジョーダン-フォード 52 +1 Lap 20  
15 21 ゾルト・バウムガルトナー ミナルディ-コスワース 50 +3 Laps 19  
リタイア 8 フェルナンド・アロンソ ルノー 40 スピン 4  
リタイア 19 ジョルジオ・パンターノ ジョーダン-フォード 33 アクシデント 17  
リタイア 20 ジャンマリア・ブルーニ ミナルディ-コスワース 29 出火 18  
リタイア 6 キミ・ライコネン マクラーレン-メルセデス 13 エンジン 7  
リタイア 17 オリビエ・パニス トヨタ 0 接触 13  

第15戦終了時点でのランキング

  • 太字はワールドチャンピオン
  • :ドライバー、コンストラクター共にトップ5のみ表示。

脚注

外部リンク

前戦
2004年ベルギーグランプリ
FIA F1世界選手権
2004年シーズン
次戦
2004年中国グランプリ
前回開催
2003年イタリアグランプリ
イタリアグランプリ 次回開催
2005年イタリアグランプリ

座標: 北緯45度36分56秒 東経9度16分52秒 / 北緯45.61556度 東経9.28111度 / 45.61556; 9.28111


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