E.M.O.D
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 05:13 UTC 版)
「WORST (漫画)」の記事における「E.M.O.D」の解説
正式名称は「Evil Moth of Dead」(死を呼ぶ邪悪な蛾)。「蛾」「毒蛾」という通称でも呼ばれている。安生市を本拠地とする生粋のケンカ集団で、市内の鬼塚と呼ばれる地区の人間しかメンバーになれない掟がある。そのため総勢20人程度と小規模なチームだが、仲間同士の絆は非常に強い。七代目武装戦線と抗争を繰り広げた後、萬侍帝国に対抗すべく武装と同盟を結んだ。黄泉の梟とは武装との抗争以前から友好関係にある。 前川 宗春(まえかわ むねはる) E.M.O.Dの総長。仲間意識の強い生粋のケンカ集団を束ねている。黄泉の梟総長の平野とは昔馴染み。モデルのような顔と体型の持ち主で、身長が190cm近くある。仲間を敵地に送り出す際に声を掛けたり、座黒兄弟の母の病院へ見舞いに行くなど、仲間思いの一面もある。前々から七代目武装戦線に興味を示しており、将五とお互いの街で対面し、抗争の火種となった。 七代目武装戦線との抗争では、服部・奈良とのタイマンで勝利するが、将五とのタイマンに敗北。 萬侍帝國・池島會との抗争では副頭の池島次雄とタイマンを張り勝利。 単身攻めてきた比留間會・會長の比留間有志と武装のアジトでもあるスクラップ置き場でタイマンをし、引き分ける。 萬侍帝國七人会との6対6のタイマンにも出向いており、3勝同士になった後、花が提案した比留間とのじゃんけん勝負になりそれに負けてしまう。 国吉 洋次(くによし ようじ) E.M.O.Dの副総長。冷静かつ紳士的だが、タイマンを中断した拓海にキレてナイフを出したり、自分の作戦に反論した板倉と村岸を黙らせるなど、有無を言わせぬ押しの強さとプライドの高い一面もある。七代目武装戦線との抗争では、拓海とタイマンを張るが拓海によって中断される。後に武装戦線との同盟を受け入れた。 萬侍帝國の傘下に入り調子に乗った双頭龍副頭・平田和彦を殴り飛ばす。 戸亜留市連合が萬侍七人会とのタイマンをしている中、萬侍帝國別働隊が動きを知り、密かに町田に入る。 その後別働隊を止めるため、七代目武装戦線の副頭の藤代と共に萬侍帝國副総長の谷と会い、話を付け別働隊を止める活躍を見せる。 板倉 和之(いたくら かずゆき) E.M.O.Dの幹部。一善を挑発したモヒカン。村岸と行動を共にすることが多い。七代目武装戦線との抗争では、KKKの健昇とタイマンを張り、敗北。 萬侍帝國の傘下に入り調子に乗った双頭龍によって集団で闇討ちされる。 村岸 貴志(むらぎし たかし) E.M.O.Dの幹部。一善を挑発し、止めに入った黄泉の梟の高木を殴った。板倉と行動を共にすることが多い。七代目武装戦線との抗争では、KKKの姫川とタイマンを張り、敗北。 川代 次郎(かわしろ じろう) E.M.O.Dの幹部。背が小さい。気合の入った時は特攻服にマスクのスタイル。七代目武装戦線との抗争では、奈良とタイマンを張り、敗北。最終決戦の際には金と戦っている。 遠山 常雄(とおやま つねお) E.M.O.Dの幹部。好戦的な性格。通称「ツネ」。七代目武装戦線との抗争では、奈良の奇襲に遭い敗北。後に拓海が安生に訪れた時は奈良の奇襲にやられた鬱憤を晴らさんとばかりに拓海を滅多打ちにするが、その場にいた洋次に諌められる。決戦においては再び奈良と戦った。 萬侍帝國・池島會との抗争では折原にやられそうになるが、途中で奈良に助けられる。 萬侍帝國との抗争では七人会の命を受けて戸亜留市にやって来た川久保會・會長の矢田部昌久をタイマンで倒す。 武装戦線以外の人間で、奈良のことを「アキラ」と呼べる数少ない人物。 吉田 瑞穂(よしだ みつほ) E.M.O.Dの幹部。冷静な性格で、憤る常村を落ち着かせていた。幹部の中で唯一喧嘩の描写がない。 伏見 昇(ふしみ のぼる) E.M.O.Dの幹部。寡黙だが腕っ節が強く、前川から武装との抗争での大黒柱と言われている。宗春が言うには優しい性格であまり喧嘩を好んではいないらしい。 七代目武装戦線との抗争では、春とタイマンを張り、敗北。 畑 日出夫(はたけ ひでお) E.M.O.Dの幹部。仲間からアル中と呼ばれる程の酒好き(未成年)。七代目武装戦線との抗争では一善とタイマンを張り、勝利。その後、再び一善とタイマンを張り、一進一退の攻防を続けていたところで大怪我を負い、中止となった。幸い急所は外れ、命に別状はなかった。一善に「怪我が治ったら一緒に酒を飲もう」と約束したり、病院の通報により警察が介入してきた際には「自分で転んだだけ」と主張して被害届を出さないなど、2度のタイマンを経て、二人は兄弟分になった様子。 高城 忍(たかしろ しのぶ) E.M.O.Dの幹部。足技を得意としている。七代目武装戦線との抗争では円城とタイマンを張り、勝利。その後、再び円城とタイマンを張り、劣勢だったところを畑が大怪我を負い中止となった。畑とは幼馴染だが、彼と違って酒は全く飲めない。 座黒 亜希(ざくろ あき) E.M.O.Dの幹部。座黒兄弟の兄。前川との付き合いはメンバーの中では比較的長い。ポニーテールが特徴。七代目武装戦線との抗争では、善次郎とタイマンを張り、これに勝利。鳳仙の三国・海藤・栗山、百合南のアボに目を付けられていたが、その後偶然、九里虎を七代目武装戦線のメンバーと勘違いし 挑発したところ、真希と2人掛かりで敗北する。その後、九里虎恐怖症になり真希と共に国吉に七代目武装戦線との抗争から降りることを告げる。 萬侍帝國・池島會との抗争では苦戦する善次郎に代わって船井とタイマンを張り、辛勝。 座黒 真希(ざくろ まき) E.M.O.Dの幹部。座黒兄弟の弟。太っている。七代目武装戦線との抗争では島田とタイマンを張り、勝利。兄共々九里虎恐怖症になってしまった。 三籐 信次(さんとう しんじ) E.M.O.Dのメンバー。安生中央高1年。宗春や国吉たちの先輩にあたる三籐明良の弟。武装戦線との抗争では、トドキンとタイマンを張り、敗北。 萬侍帝國の傘下に入り調子に乗った双頭龍によって集団で闇討ちされる。 高田 一男(たかだ かずお) E.M.O.Dのメンバー。安生中央高1年。武装戦線との抗争では、伊東とタイマンを張り、敗北。 萬侍帝國の傘下に入り調子に乗った双頭龍によって集団で闇討ちされる。
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