萬侍帝国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 09:42 UTC 版)
東京都町田市を本部に、北は北海道から南は九州まで全国22の支部を持つ、日本最大のチーム。その頂点には、九頭神兄弟率いる九頭虎會と九頭竜會が鎮座している。 九頭神 竜男(くずがみ たつお)(声: - / 藤本たかひろ) 九頭竜會の頭。春道の一世代下で、萬侍帝国初代総長・九頭神虎男の弟で、その圧倒的な強さから日本不良界最強の男と呼ばれている。 次期総長の座に就くことが確実視されていたが、虎男は九頭虎會の伊能を二代目総長に指名、それを不服として東京から姿を消し、トシオと2人で春道のいる街にやってきた。新四天王を逆恨みする甲斐の仲間たちに金で雇われ、武田好誠、キングジョー、ゼットンをたった一人で一方的に叩きのめした後、春道との壮絶な死闘の末に初めての敗北を喫する。その後は九頭竜會を解散してトシオと2人で新たに『九頭神會』を結成し、再び萬侍帝国の一員として全国にその名を轟かせた。春道によると、今まで戦った相手の中でリンダマンに次いで強かったという。 春道の街に来る前に美藤竜也と戦って腕を折り、病院送りにしている。かつては荒みきった性格をしていたが、春道に敗北して人間性が変わった様子が見られた。 トシオ 萬侍内で反乱を起こし、孤立無援となった竜男にただ一人付いてきた舎弟。竜男のことを心から慕い、竜男に敗北を教える人間の出現を願っていた。九頭竜會解散後は竜男と共に九頭神會を立ち上げ、後に二代目として九頭神會を引き継いだ。劇中で戦うシーンはないが、相当な実力者であると言われている。続編『WORST』では、フルネームは甲上年男(こうがみ としお)と明かされている。竜男と会話をする時は敬語を使っているが、竜男と同い歳。 下地 幸太郎(しもじ こうたろう) かつて萬侍と争って敗北した中京連合でその名を知られた『ゲジゲジ兄弟』の兄。竜男を追って春道たちの街を訪れ、弟の福太郎と共に竜男を襲い返り討ちに遭った。竜男が春道に敗北した後は、弟とともに九頭神會に加わった。一般人に対しては非常に礼儀正しい。 下地 福太郎(しもじ ふくたろう) ゲジゲジ兄弟の弟。萬侍との抗争で竜男に頭を割られ、それ以来悪夢にうなされるようになった。兄と共に竜男を狙って返り討ちに遭い、その後九頭神會に加わった。 中西長次(なかにし ちょうじ) 萬侍帝国江戸川會の頭。竜男の兄弟分で、トシオの相談に乗っていた。 伊能 秀次郎(いのう ひでじろう) 萬侍帝国九頭虎會二代目ヘッド・萬侍帝国二代目総長。虎男により総長に選ばれた。春道と竜男のタイマンを人知れず見届けた。後に銭屋一家の九代目総長・佐倉恵一と五分の杯を交わす。
※この「萬侍帝国」の解説は、「クローズ」の解説の一部です。
「萬侍帝国」を含む「クローズ」の記事については、「クローズ」の概要を参照ください。
萬侍帝國
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 05:13 UTC 版)
「WORST (漫画)」の記事における「萬侍帝國」の解説
東京・町田を中心に全国21支部を持つ日本最強の軍団。総長の所属する江戸川會と、副総長の所属する九頭虎會の下に、九頭神會・金城會・織田健會・首東會・全斗會・比留間會・益田會の7チームが中心として据わっており、それぞれのチームのリーダーを総称して「萬侍七人会」と呼ばれている。 木村 政道(きむら まさみち) 萬侍帝國総長(恐らく三代目)。江戸川會・會長。作中では名前のみの登場。自身と同い年の者で構成される直轄の別動隊を率いている。 谷 義友(たに よしとも) 萬侍帝國の副総長。九頭虎會・會長(恐らく三代目)。総長・木村とは同い年。一見飄々とした外見の男だが、ビスコ曰く「とぼけてはいるがバカじゃない」らしい。 萬侍七人会vs戸亜留市連合のタイマンを電話で知らされた時には、七人會の結束・成長を促すため「他言は無用」と報告者に伝えていた。しかし報告者はタイマン第4戦中に野崎や的場にも連絡してしまい、その通話を武装戦線・京本に察知される。 戸亜留市メンバーを襲撃しようとしていた別働隊の動きを知らされた際、既に町田入りしていた武装戦線・藤代とE.M.O.D・国吉の熱意に負け、撤収を促す。
※この「萬侍帝國」の解説は、「WORST (漫画)」の解説の一部です。
「萬侍帝國」を含む「WORST (漫画)」の記事については、「WORST (漫画)」の概要を参照ください。
- 萬侍帝国のページへのリンク