バイア‐フリー【barrier free】
読み方:ばいあふりー
バリア‐フリー【barrier-free】
読み方:ばりあふりー
障害者や高齢者の生活に不便な障害を取り除こうという考え方。道や床の段差をなくしたり、階段のかわりにゆるやかな坂道を作ったり、電卓や電話のボタンなどに触ればわかる印をつけたりするのがその例。
バリヤー‐フリー【barrier-free】
読み方:ばりやーふりー
バリアフリー Barrier free
バリアフリー〈barrier free〉
バリアフリー
バリアフリー barrier-free
全体 ★★★☆ 60歳以上 ★★★☆
高齢化に対応し,周辺道路を拡幅するなどして,駅からマンションまでを
- 概念の浸透とともに定着が進みつつある語であり,「バリアフリー」をそのまま使って問題のない場合は多い。ただし,分かりにくいと感じる向きもあるので,相手や場面によっては,言い換えたり説明を付けたりする配慮が望まれる。
- 障害者や高齢者にとっての生活上の障壁をなくしていこうという考え方として,1990年代に急速に普及した。従来あった障壁を取り除く側面に着眼すれば,「障壁除去」という言い換え語を用いることもできる。
- 障害者や高齢者にとって障壁のない生活環境を実現する考え方が普及した後,初めから障壁を取り除きだれにとっても使いやすいように設計する考え方として,「ユニバーサルデザイン」(万人向け設計)や,「アクセシビリティー」(利用しやすさ)などが,2000年代になって広まり始めた。
- 「バリアフリー住宅」「バリアフリー社会」などと,「バリアフリー○○」の形で用いられることも多いが,この場合は,「障壁のない○○」のように,句の形で言い換えたり説明を付けたりすることも考えられる。
バリアフリー
(Barrier-free から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/09 02:10 UTC 版)
バリアフリー(英: Barrier-free)は、対象者である障害を含む高齢者等が、社会生活に参加する上で生活の支障となる物理的な障害や、精神的な障壁を取り除くための施策、若しくは具体的に障がいを取り除いた事物および状態を指す。
- ^ a b c d “ユニバーサルデザインの考え方の整理について”. 府中市. 2021年11月8日閲覧。
- ^ 神奈川県立生命の星・地球博物館、博物館検討シリーズ(II)―生命の星・地球博物館開館三周年記念論集―ユニバーサル・ミュージアムをめざして―視覚障害者と博物館―、博物館のより良きバリアフリー施策を目指して、閲覧2017年9月6日
- ^ “「障害者に関する世界行動計画」についての国連総会決議”. 一般財団法人全日本ろうあ連盟. 2013年11月4日閲覧。
- ^ “障害者に関する世界行動計画と国連障害者の10年”. エンパワメント研究所. 2013年11月4日閲覧。
- ^ “ベビーキープ対応トイレのご案内”. 新宿御苑. 一般財団法人国民公園協会 (2018年10月25日). 2023年10月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月13日閲覧。
- ^ “障害のある人を理解し、配慮のある接し方をするためのガイドブック”. 名古屋市 (2015年3月). 2022年3月13日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 和平好弘. “ヨーロッパにおける交通のバリアフリー”. 2021年11月8日閲覧。
- ^ 車イス乗車 また大もめ バス35台が運休 乗客ら実力排除も『朝日新聞』1977年(昭和52年)4月13日朝刊、13版、23面
- ^ “人にやさしいまちづくり事業”. 国土交通省. 2013年11月4日閲覧。
- ^ “事業の目的”. 国土交通省. 2013年11月4日閲覧。
- ^ “内閣府<言語バリアフリー化調査事業>”. 内閣府 (2012年3月7日). 2013年11月4日閲覧。
- ^ “復興へ付け替え横行 省益優先 予算奪い合い”. 東京新聞. 2012年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年11月4日閲覧。
- 1 バリアフリーとは
- 2 バリアフリーの概要
- 3 脚注
「Barrier free」の例文・使い方・用例・文例
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