Apple Pay版 Suicaとは? わかりやすく解説

Apple Pay版 Suica

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 15:21 UTC 版)

モバイルSuica」の記事における「Apple Pay版 Suica」の解説

Apple Pay#日本での展開」も参照 AppleiOS搭載スマートフォンであるiPhoneについては、従来iPhoneにはおサイフケータイ対応のFeliCaモジュール搭載されていなかったため、モバイルSuicaには非対応だった。2016年9月7日PST)に行われたApple Special Eventにおいて、最新機種となる「iPhone 7」「iPhone 7 Plus」と、スマートウォッチであるApple Watch最新機種Apple Watch Series 2」のうち、共に日本だけで販売される端末2016年9月16日発売)にFelicaにも対応したリーダライタモジュールを搭載したうえで、モバイルSuicaシステムApple Pay仕様対応するように改良することで、Suica搭載可能になること発表2016年10月25日提供されたiOS10.1のアップデートサービス開始した。なお、iPhone 7以降販売されiPhone 8/8 Plus/iPhone X以降ならびにApple Watch Series 3以降は、世界で販売されている端末にもFelicaにも対応した汎用リーダライタモジュールが搭載されている。 設定方法Android版大きく異なり、まず各端末Suicaアプリダウンロードし、モバイルSuica会員登録新規登録場合)を行った上でApple Pay設定アプリWallet」の起動中に別途用意したカード型SuicaSuica定期券を含む)に端末重ねると、Apple PayアプリケーションSuica残額定期券情報読み取りカード型Suica代替として使用できるうになる、というものである情報読み取った後のSuicaカードは、一切使用出来なくなる。カードデポジット500円分は、読み取り時にチャージ残額上乗せし返却されているため、駅窓口返納する要はなく、自身処分することができる(ICチップ壊れているわけではないため、ハサミ入れてから処分することが望ましい)。または既存Android端末からのモバイルSuica引き継ぎも可能である。 読み取り用いSuicaは、Suica無記名)、My Suica記名式)、Suica定期券3種類が使用可能であり(子供用Suica、及び通学定期券搭載したSuica読み取り不可)、複数Suica登録することができる(使用時切り替える必要がある)。Apple Payには、自動改札機でのスムーズな通過念頭に使用時ごとの認証省略できるエクスプレス認証モード用意されている(対象となるSuica1種類のみを設定することが可能、随時変更可)が、「エクスプレス認証使用しなくても自動改札通過することは出来る(ただし、改札通過毎にWalletアプリ開き改札に通すSuica表示の上認証Touch IDもしくはFace IDまたはパスコード)を行う必要がある)。 チャージ定期券更新は、Suicaアプリ登録したクレジットカードまたはApple PayWalletアプリ)によるクレジットカード・プリペイドカードでの決済となり、登録クレジットカードVIEWカードにすることでオートチャージ利用することも出来る。また My SuicaSuica定期券のみ、クレジットカード登録のメニュー項目からのデビットカードの登録も可能である。但し、銀行チャージキャリア決済チャージにはには対応しておらず、Suica無記名)では、デビットカードの登録にも対応しない現金チャージについては、スマートフォン対応のSuicaチャージ機にて対応している無記名式Suica扱いとなる場合紛失時などの払い戻しできないこのようにiOS提供されるSuicaサービス厳密には「モバイルSuica」とは異なるものとなる。リリース発表時点ではサービスの詳細について明らかになっておらず、JR東日本ではiPhone搭載されApple Pay対応版のSuicaについて「既存モバイルSuica提供しているサービス使えるうになる」と説明していた。サービス開始後は、Suicaアプリ経由定期券Suicaグリーン券モバイルSuica特急券購入利用可能 なほか、2017年10月23日からは東海道・山陽新幹線EX-ICサービス利用が可能となった。これらのサービス中にはフィーチャーフォン版Android版では、年会費要するものも含まれるが、Apple Pay版Suicaでは年会費不要である。 iPhone7以降では、メルカリスマホ決済サービスメルペイ経由で、チャージする事が可能。

※この「Apple Pay版 Suica」の解説は、「モバイルSuica」の解説の一部です。
「Apple Pay版 Suica」を含む「モバイルSuica」の記事については、「モバイルSuica」の概要を参照ください。

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