6月25日の誕生花
6月25日の誕生花一覧
6月25日生まれの誕生花は、「ヒルガオ」「モントブレチア」「アルストロメリア」だ。#ヒルガオ
ヒルガオはヒルガオ科ヒルガオ属のつる性多年草だ。原産地は日本・朝鮮・中国で、開花時期は5〜8月頃だ。4〜5月頃の温かい時期に種をまいて育てる。朝咲いて昼にはしぼむアサガオとは異なり、昼間でも花が閉じずに咲くことからヒルガオという名前がついている。朝に咲いて夕方に花を閉じるものが多いが、品種改良によって朝だけ咲く種類や朝から昼まで咲く種類なども生まれている。学名のCalystegia」はギリシャ語の萼(がく)という意味の「calyx」、蓋という意味の「stege」の2つの言葉が語源とされる。
日本では古くから愛されてきた植物で、源氏物語や万葉集、枕草子などにも出てくるほどだ。ヒルガオは地下茎が長く、どんどん増えていくのが特徴だ。一度地下茎が育つと駆除するのは困難なので、鉢に植えたり区切られた場所で栽培するのが良いとされている。「絆」や「友達のよしみ」という花言葉は、ヒルガオのツルが絡みつきながら育つ様子からつけられた。またツルが絡みつくことから、「情事」など官能的なイメージの花言葉がつけられることも少なくない。
●ヒルガオの花言葉
・絆
・友達のよしみ
・情事
#モントブレチア
モントブレチアはアヤメ科ヒオウギズイセン属の植物だ。モントブレチアという名前は、フランスの植物学者であるチャールズ・モントブレッドに由来。学名の「Crocosmia」は、サフランという意味のギリシャ語「krokos」、香りという意味の「osme」から名づけられた。乾燥したモントブレチアをお湯に入れると、サフランに似た香りがすることから、この名前になった。また、花びらがヒオウギズイセンに似ていることから、別名・ヒメヒオウギスイセンとも呼ばれている。
原産地は南アフリカで、開花時期は6〜9月頃だ。ヨーロッパで品種改良されていたモントブレチアは、明治時代に日本へ入ってきたとされており、南国の花として全国に広まった。花持ちが良いため、日本ではお盆などに仏花として使用されることも多い。濃いオレンジの花が有名ではあるが、赤や黄色の花もある。モントブレチアは暑さにも寒さにも強く丈夫で増えやすい種類なので、野山や海辺などに自生することも多い傾向にある。
●モントブレチアの花言葉
・謙譲の美
・陽気
・素敵な思い出
・芳香
#アルストロメリア
アルストロメリアは、ユリズイセン科ユリゼイン属の球根植物だ。原産地は南アメリカで、エキゾチックな雰囲気の花を咲かせる。開花時期は5〜7月頃で、花持ちは5〜14日程度だといわれている。アルストロメリアは日当たりが良く水はけの良い場所を好む傾向にある。しかし比較的暑さにも寒さにも強くないタイプなので、夏と冬の時期は気をつけて管理しなければいけない。学名「Alstroemeria」は、南米を旅行中にアルストロメリアを採取したスウェーデンの植物学者・リンネの親友の名前がもとになっているそうだ。
アルストロメリアは品種が豊富で、原種は50種類ほど、交配・品種改良で100種類以上ある。赤やピンク、黄色など様々な色合いの種類があるので、ガーデニングやフラワーアレンジメントなどによく用いられる。アルストロメリアは色別に花言葉が付いており、赤色は「幸い」、青色は「知性」「冷静」、ピンク色は「気配り」、黄色は「持続」、オレンジ色は「友情」、白色は「凛々しさ」となっている。
●アルストロメリアの花言葉
・未来への憧れ
・持続
・エキゾチック
・献身的な愛
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