6月21日の誕生花

実用日本語表現辞典

6月21日の誕生花

6月21日の誕生花には、「ツキミソウ」「アスチルベ」「シルクジャスミン」「マツヨイグサ」がある。

花は生き物なので、数日も経てばしおれてきてしまうが、押し花やプリザーブドフラワーに加工すると比較的長く花を楽しめる。

押し花は大きさや花を挟む物を工夫すれば、しおりやお守りとして持ち歩くことができる。プリザーブドフラワーも必要なものを揃えれば自分で作ることができ、数年はきれいなままで保存が可能である。またプリザーブドフラワーは部屋に置くことでその空間を華やかにすることができる。

6月21日の誕生花一覧

6月21日生まれの誕生花は、「ツキミソウ」「アスチルベ」「シルクジャスミン」「マツヨイグサ」である。

誕生花の意味、解説、花言葉

■ツキミソウ
「ツキミソウ（学名：Oenothera tetraptera）」はアカバナ科マツヨイグサ属の花である。漢字では「月見草」と書くことができる。草丈が15～30センチ程で、花は直径約5センチ程と小さい。また、花の色はピンク・白があり、時間の経過とともに花の色が変化する。夕方の開花時は白色で、朝にはしぼみピンク色になる。原産地はメキシコで低地のやや乾燥した草原に生育し、耐暑性が強い。旬の季節は夏で、開花時期は5月～9月頃である。ツキミソウを誕生花にしている日は他に、8月30日がある。ツキミソウと同じマツヨイグサ属のマツヨイグサ、オオマツヨイグサ、メマツヨイグサ、ヒルザキツキミソウも、ツキミソウと呼ばれることがある。ツキミソウは夜咲きの一日花ということもあり、贈り物としては扱いが難しいかもしれない。

●ツキミソウの花言葉
・無言の愛情
・移り気
・ほのかな恋


■アスチルベ
「アスチルベ（学名：Astilbe × arendsii）」はユキノシタ科チダケサシ属の花である。草丈が20～80センチ程あり、花の色はピンク・赤・白・紫がある。原産地は東アジア（日本・中国・朝鮮半島）や北アメリカで、耐寒性が強く日陰でも育てることができる。日本でも野生化に約6種が生育している。旬の季節は初夏で、開花時期は5月～7月頃である。アスチルベを誕生花にしている日は他にも、5月12日・6月1日がある。アスチルベは主にドイツで品種改良が盛んに行われ、ヨーロッバで多くの品種が生育されている。アスチルベの品種には、アスチルベ・アレンジー、アスチルベ・カラーフラッシュ、アスチルベ・チョコレートショーグンなどが存在し、庭に植えるととても華やかで存在感のある花である。

●アスチルベの花言葉
・恋の訪れ
・自由
・繊細
・控えめ


■シルクジャスミン
「シルクジャスミン（学名：Murraya paniculata）」はミカン科ゲッキツ属の花である。別名はゲッキツである。樹高10～200センチの低木であり、花の色は白である。原産地は琉球諸島（日本）、台湾、中国南部、フィリピン、マレーシア、インドで、耐暑性が強く日陰でも育つことができる。旬の季節は夏で、開花時期は6月～9月頃である。シルクジャスミンは室内に観葉植物として置くこともでき、花だけでなく艶のある葉や赤い実も楽しむことができる。

●シルクジャスミンの花言葉
・純真な心


■マツヨイグサ
「マツヨイグサ（学名：Oenothera stricta）」はアカバナ科マツヨイグサ属の花である。漢字では「待宵草」と書くことができる。草丈が30～80センチ程あり、花の色は黄・赤である。夕方～朝にかけ黄色い花を咲かせ、花がしぼむと赤色に変化する。原産地はチリやアルゼンチンで、耐暑性が強い。旬の季節は夏で、開花時期は5月～8月頃である。マツヨイグサを誕生花にしている日は他にも、7月22日がある。マツヨイグサが属するマツヨイグサ属には約125種の品種が存在する。

●マツヨイグサの花言葉
・浴後の美人
・気まぐれ

（2022年6月6日更新）