2009年の科学
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 20:39 UTC 版)
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2009年の科学(2009ねんのかがく)では、2009年(平成21年)の科学分野に関する出来事について記述する。
できごと
1月
- 1月4日 - 国内各地で「世界天文年2009」のオープニングイベントが一斉に始まる。「世界天文年2009」は、ガリレオが天体望遠鏡で天体観測を始めた1609年から400年目の節目を記念して国際連合などが定めたもので、世界中でイベントの開催が予定されている [1][2]。
- 1月12日 - 三菱重工業、H-IIAロケットによる韓国航空宇宙研究院の多目的観測衛星「コンプサット3」の打ち上げ受注を発表。打ち上げは、種子島宇宙センターから2011年夏に予定されている。日本のロケットが人工衛星の商用打ち上げを受注するのは初めて [3]。
- 1月15日
- 1月15日-16日 - フランス・パリのユネスコ本部で、「世界天文年2009」開幕記念式典が開催 [8][9]。
- 1月23日 - 世界最初の温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」、中小企業でつくる東大阪宇宙開発協同組合等が開発した「まいど1号」など人工衛星計8基搭載したH-IIAロケット15号機、種子島宇宙センターから打ち上げ成功。打ち上げは当初1月21日に予定されていたが、悪天候により23日に延期されていた [10][11][12][13]。
2月
- 2月13日 - 国立天文台、国土地理院などの研究者チームが世界最初の月全体の地形図及び重力地図を作製したと、米誌『サイエンス』上で発表。月周回衛星「かぐや」の観測データによるもの。月面の最高地点は高さ約10,750メートル、最低地点は深さ約9,060メートルと判明した [14][15][16]。
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
受賞
- アーベル賞 - ミハイル・グロモフ
- ウルフ賞
- ラスカー賞
- 基礎医学研究賞 - ジョン・ガードン、山中伸弥
- 臨床医学研究賞 - ブライアン・ドラッカー、ニコラス・ライドン、チャールズ・ソーヤーズ
- ノーベル賞 (10月)
死去
- 1月25日 - エレノア・ヘリン、アメリカ合衆国の天文学者
- 2月11日 - ウィレム・J・コルフ、アメリカ合衆国の医学者、人工臓器の発明者
- 5月19日 - ロバート・ファーチゴット、アメリカ合衆国の化学者。ノーベル生理学・医学賞受賞者
- 6月10日 - ジャン・ドーセ、フランスの免疫学者、医師。ノーベル生理学・医学賞受賞者
- 9月8日 - オーゲ・ニールス・ボーア、デンマークの物理学者。ノーベル物理学賞受賞者
- 9月12日 - ノーマン・ボーローグ、アメリカ合衆国の農業学者
- 9月29日- パーヴェル・ポポーヴィチ、ソビエト連邦の宇宙飛行士
- 10月5日 - イズライル・ゲルファント、ロシアの数学者
- 10月10日 - クロード・レヴィ=ストロース、フランスの社会人類学者、思想家
- 11月2日 - アミール・プヌーリ、イスラエル人の計算機科学者
- 11月8日 - ヴィタリー・ギンツブルク、ロシアの物理学者、ノーベル物理学賞受賞者
- 11月21日 - コンスタンチン・フェオクチストフ、ソビエト連邦の宇宙飛行士、宇宙工学者
- 12月21日 - エドヴィン・クレープス、アメリカ合衆国の生化学者
脚注
- ^ 「びっくり! 3D宇宙 日本初の立体的映像システムお目見え」 産経新聞2009年1月4日付. 2009年1月13日閲覧.[リンク切れ]
- ^ 「輝く星空 子どもら引き込む」 朝日新聞2009年1月5日付. 2009年1月13日閲覧.[リンク切れ]
- ^ 「H2A、初の商業打ち上げ韓国から受注」 産経新聞2009年1月12日付. 2009年1月25日閲覧.[リンク切れ]
- ^ 国際科学技術財団公式サイト 「日本国際賞」 2009年1月15日発表. 2009年1月18日閲覧.
- ^ 「日本国際賞:デニス・メドウズ名誉教授ら米国の2氏に」 毎日新聞2009年1月15日付. 2009年1月18日閲覧.[リンク切れ]
- ^ クラフォード賞公式サイト “The Crafoord Prize in Polyarthritis 2009” 2009年1月15日発表. 英語. 2009年1月18日閲覧.
- ^ 「阪大の2教授が受賞 クラフォード賞、日本人初」 産経新聞2009年1月15日付. 2009年1月18日閲覧.[リンク切れ]
- ^ 世界天文年2009公式サイト 英語. 2009年1月13日閲覧.
- ^ 世界天文年2009開幕式典公式サイト 英語. 2009年1月13日閲覧.
- ^ 「衛星「いぶき」21日に打ち上げ 温室効果ガス、網羅的に観測」 産経新聞2009年1月12日付. 2009年1月25日閲覧.[リンク切れ]
- ^ 「H2Aロケット打ち上げ延期」 産経新聞2009年1月19日付. 2009年1月25日閲覧.[リンク切れ]
- ^ 「H2A打ち上げ成功 「まいど1号」など最多8基搭載」 産経新聞2009年1月23日付. 2009年1月25日閲覧.[リンク切れ]
- ^ 「「いぶき」撮影の画像公開 相乗りの7基が鮮明に」 産経新聞2009年1月25日付. 2009年1月25日閲覧.[リンク切れ]
- ^ 国立天文台 「月全球の正確な地形と重力場が世界で初めて明らかに」 2009年2月13日発表. 2009年3月6日閲覧.[リンク切れ]
- ^ “Lunar Global Shape and Polar Topography Derived from Kaguya-LALT Laser Altimetry” 『Science 』2009年2月13日号. 英語. 2009年3月6日閲覧.
- ^ 「月面全体の地図作製 世界初、「かぐや」観測で」 産経新聞2009年2月13日付. 2009年3月6日閲覧.[リンク切れ]
関連項目
外部リンク
「2009 in science」の例文・使い方・用例・文例
- 日本政府は2009年2月に国家短期証券の発行を開始した。
- 2009年の労働争議は総件数780件で対前年比18.7%増、総参加人員は61,482人で同34.8%減だった。
- しかし、私の母は2009年に他界しました。
- 2009年より支店で働いています。
- この薬は2009年より日本で使用可能となった。
- 2009年から株価は上昇し始め、ついに今年で最高値に達した。
- 2005年にはNASAは新たな火星軌道衛星を打ち上げ,2009年には探査車が火星に送り込まれる。
- 第1段階は,2009年に終わる予定だ。
- 2009年ごろ,「ウルトラマンの街」がタイの古都アユタヤの郊外にオープンする予定だ。
- 2009年3月までに,資生堂は店頭売上高を2倍の1000億円にし,店舗数を5000店に増やすことをめざしている。
- 国際オリンピック委員会(IOC)は2009年10月に開催地を選定する。
- 裁判員制度,2009年に開始へ
- 裁判員制度が2009年に始まる予定だ。
- 同タワーは改修され,開港150周年を記念して2009年に再びオープンする予定だ。
- 2009年3月末までに,全国で発行されるすべての免許証にICチップが内蔵される予定だ。
- この時計は2009年に150周年を迎える予定だ。
- 2009年から,同レースは鈴鹿と富士で交互に行われる予定だ。
- NASAは2009年に施設の建設を開始し,2012年に完成させたいと考えている。
- 同店は2009年秋の開店を予定している。
- 2009年日本グランプリは三重県にある鈴(すず)鹿(か)サーキットで行われる予定だ。
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