2003 Dutch TT

ウィキペディア

2003年のオランダグランプリ (ロードレース)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2015/09/27 14:44 UTC 版)

  2003年のオランダグランプリ

レース詳細
2003年のロードレース世界選手権 全16戦中第7戦
決勝日	2003年6月28日
開催地	TTサーキット・アッセン
開催コース	常設サーキット 6.027km
MotoGP
ポールポジション ファステストラップ ロリス・カピロッシ セテ・ジベルナウ 1:59.770 2:11.805 表彰台 1. セテ・ジベルナウ 2. マックス・ビアッジ 3. バレンティーノ・ロッシ
250 cc
ポールポジション ファステストラップ マヌエル・ポジャーリ フランコ・バッタイーニ 2:04.050 2:16.926 表彰台 1. アンソニー・ウエスト 2. フランコ・バッタイーニ 3. シルバン・ギュントーリ
125 cc
ポールポジション ファステストラップ ダニ・ペドロサ エクトル・バルベラ 2:10.724 2:26.247 表彰台 1. スティーブ・イェンクナー 2. パブロ・ニエト 3. エクトル・バルベラ

2003年のオランダグランプリ（ダッチTT）は、ロードレース世界選手権の2003年シーズン第7戦として、6月26日から28日までオランダのTTサーキット・アッセンで開催された。

概要

決勝の土曜日は雨に見舞われ、全クラスでウェットレースが宣言された。125ccクラスではスティーブ・イェンクナーが独走し、グランプリ98戦目にして初優勝を果たした。2位はパブロ・ニエト、3位に入ったエクトル・バルベラは自身初の表彰台となった。これでポイントランキングではイェンクナーが2位に浮上、トップのダニ・ペドロサとの差を26ポイントとした。

250ccクラスでも雨に強いアンソニー・ウエストが独走し、グランプリ初優勝を遂げた。フランコ・バッタイーニが2位、3位のシルバン・ギュントーリは初の表彰台獲得となった。ポイントリーダーのマヌエル・ポジャーリは4位で完走しトップの座を維持、2番手のロベルト・ロルフォに15ポイント差とした。

MotoGPクラスではセテ・ジベルナウが独走し、シーズン3勝目を挙げた。2位にはマックス・ビアッジ、3位にバレンティーノ・ロッシが入った。このシーズン、アプリリアの3気筒マシンに手を焼いて苦戦が続く芳賀紀行は雨の中好走を見せて4位に付けていたが、残り2周となったときに転倒リタイヤを喫してしまった。ポイントランキングではトップのロッシが差を詰められ、2番手のジベルナウに38ポイント差となった。

MotoGPクラス決勝結果

順位	ライダー	マニュファクチャラー	タイム/リタイヤ	グリッド	ポイント
1	セテ・ジベルナウ	ホンダ	42:39.006	7	25
2	マックス・ビアッジ	ホンダ	+10.111	2	20
3	バレンティーノ・ロッシ	ホンダ	+13.875	3	16
4	カルロス・チェカ	ヤマハ	+36.978	4	13
5	オリビエ・ジャック	ヤマハ	+40.345	5	11
6	ロリス・カピロッシ	ドゥカティ	+42.177	1	10
7	コーリン・エドワーズ	アプリリア	+50.518	9	9
8	アレックス・バロス	ヤマハ	+59.023	6	8
9	トロイ・ベイリス	ドゥカティ	+1:33.536	13	7
10	アレックス・ホフマン	カワサキ	+1:36.403	17	6
11	ニッキー・ヘイデン	ホンダ	+1:39.033	12	5
12	宇川徹	ホンダ	+1:42.398	11	4
13	中野真矢	ヤマハ	+1:43.690	10	3
14	アンドリュー・ピット	カワサキ	+1 Lap	20	2
15	ジョン・ホプキンス	スズキ	+1 Lap	16	1
16	玉田誠	ホンダ	+1 Lap	18
17	清成龍一	ホンダ	+1 Lap	22
18	ギャリー・マッコイ	カワサキ	+1 Lap	21
Ret	芳賀紀行	アプリリア	棄権	14
Ret	マルコ・メランドリ	ヤマハ	棄権	8
Ret	加賀山就臣	スズキ	棄権	15
Ret	青木宣篤	プロトン	棄権	23
Ret	ジェレミー・マクウィリアムス	プロトン	棄権	19

250ccクラス決勝結果

順位	ライダー	マニュファクチャラー	タイム/リタイヤ	グリッド	ポイント
1	アンソニー・ウエスト	アプリリア	41:57.413	9	25
2	フランコ・バッタイーニ	アプリリア	+2.987	7	20
3	シルバン・ギュントーリ	アプリリア	+10.661	6	16
4	マヌエル・ポジャーリ	アプリリア	+14.160	1	13
5	セバスチャン・ポルト	ホンダ	+26.617	5	11
6	ロベルト・ロルフォ	ホンダ	+31.948	8	10
7	エルワン・ナイゴン	アプリリア	+1:14.197	12	9
8	クリスチャン・ゲンメル	ホンダ	+1:24.658	20	8
9	ユーゴ・マルシャン	アプリリア	+1:36.159	17	7
10	ヨハン・シュティーグフェルト	アプリリア	+1:36.270	16	6
11	アレックス・デボン	ホンダ	+1:56.249	18	5
12	ヤコブ・シュムルツ	ホンダ	+1:56.979	21	4
13	トニ・エリアス	アプリリア	+2:03.227	3	3
14	アレックス・バルドリーニ	アプリリア	+2:03.521	22	2
15	クラウス・ノーレス	アプリリア	+1 Lap	14	1
16	ヘンク・ファン・デ・ラグマート	ホンダ	+1 Lap	24
17	エクトル・ファウベル	アプリリア	+1 Lap	15
18	カーチャ・ペンスゲン	ホンダ	+1 Lap	28
19	Jan Blok	ホンダ	+1 Lap	27
20	クリスチャン・ピストーニ	アプリリア	+1 Lap	25
21	Arie Vos	ヤマハ	+1 Lap	23
22	Hans Smees	ホンダ	+1 Lap	26
23	ホアン・オリベ	アプリリア	+2 Laps	13
24	チャズ・デイビス	アプリリア	+2 Laps	19
Ret	フォンシ・ニエト	アプリリア	棄権	4
Ret	松戸直樹	ヤマハ	棄権	10
Ret	ランディ・ド・プニエ	アプリリア	棄権	2
Ret	エリック・バタイユ	ホンダ	棄権	11

125ccクラス決勝結果

順位	ライダー	マニュファクチャラー	タイム/リタイヤ	グリッド	ポイント
1	スティーブ・イェンクナー	アプリリア	42:25.609	3	25
2	パブロ・ニエト	アプリリア	+11.189	9	20
3	エクトル・バルベラ	アプリリア	+24.683	7	16
4	宇井陽一	アプリリア	+30.420	15	13
5	ステファノ・ペルジーニ	アプリリア	+46.439	4	11
6	アレックス・デ・アンジェリス	アプリリア	+1:01.726	2	10
7	トーマス・ルティ	ホンダ	+1:01.855	5	9
8	ダニ・ペドロサ	ホンダ	+1:04.598	1	8
9	ガボール・タルマクシ	アプリリア	+1:05.176	12	7
10	アンドレア・ドヴィツィオーゾ	ホンダ	+1:06.020	13	6
11	ミカ・カリオ	ホンダ	+1:06.075	16	5
12	シモーネ・コルシ	ホンダ	+1:06.419	14	4
13	ジーノ・ボルソイ	アプリリア	+1:06.874	21	3
14	ファブリツィオ・ライ	マラグーティ	+1:08.301	11	2
15	ミルコ・ジャンサンティ	アプリリア	+1:08.303	17	1
16	ルーチョ・チェッキネロ	アプリリア	+1:18.978	10
17	フリアン・シモン	マラグーティ	+1:45.750	28
18	Adri Den Bekker	ホンダ	+1:51.673	36
19	マイク・ディ・メッリオ	アプリリア	+1:52.001	23
20	マルコ・シモンチェリ	アプリリア	+2:05.902	19
21	エミリオ・アルサモラ	デルビ	+2:07.510	31
22	マックス・サバターニ	アプリリア	+2:31.939	29
23	イムレ・トス	ホンダ	+1 Lap	24
24	Jarno van der Marel	ホンダ	+1 Lap	33
Ret	ロビン・ハームス	アプリリア	棄権	27
Ret	レオン・キャミア	ホンダ	棄権	34
Ret	東雅雄	ホンダ	棄権	22
Ret	レイモンド・スカウテン	ホンダ	棄権	30
Ret	アルバロ・バウティスタ	アプリリア	棄権	18
Ret	ピーター・レナート	ホンダ	棄権	35
Ret	ロベルト・ロカテリ	KTM	棄権	32
Ret	ホルヘ・ロレンソ	デルビ	棄権	6
Ret	ジョエレ・ペリーノ	アプリリア	棄権	26
Ret	アルノー・ヴァンサン	KTM	棄権	20
Ret	Mark van Kreij	ホンダ	棄権	37
Ret	ケーシー・ストーナー	アプリリア	棄権	8
Ret	ステファノ・ビアンコ	ジレラ	棄権	25

参考文献

• “MotoGP official website”. 2011年3月1日閲覧。

前戦 2003年のカタルーニャグランプリ	ロードレース世界選手権 2003年シーズン	次戦 2003年のイギリスグランプリ
前回開催 2002年のオランダグランプリ	オランダグランプリ（ダッチTT）	次回開催 2004年のオランダグランプリ

Weblio日本語例文用例辞書

「2003 Dutch TT」の例文・使い方・用例・文例

• 2003年会計年度で
• 2003年、日本政府はクロルピリホスを規制した。
• 私は2003年にタイから日本に来ました。
• 2000年に日本の医療制度が世界一だが、2003年に研修医制度が始まって目に見えて悪くなった。
• 岩と氷の小惑星、冥王星の4分の3ほどの大きさ、2003年に発見された
• カナダの物理学者で、物質の構造を研究するため、原子核の中性子ビームを反射させた（1918年−2003年）
• 米国のカントリーミュージックのシンガーソングライター（1932年−2003年）
• カナダの俳優で、妻のジェシカ・タンディと登場人物のパートを頻繁に演じた（1911年−2003年）
• 米国の泳者で、1926年に英仏海峡を泳いだ最初の女性（1906年−2003年）
• 米国のテニスプレーヤーで、すべての主要な世界シングルス・タイトルを獲得した初の黒人女子選手（1927年−2003年）
• 米国の映画女優で、スペンサー・トレイシーと多くの映画で共演した（1907年−2003年）
• 米国のアーティストで、線で描かれた風刺画で知られる（1904年−2003年）
• 米国のコメディアン（英国生まれ）で、ビング・クロスビーと共に映画に出演した（1903年−2003年）
• 米国の演出家、映画監督（トルコ生まれ）で、メソッド・アクティングの信奉者（1909年−2003年）
• 米国の漫画家で、戦争中の兵士のスケッチが有名（1921年−2003年）
• 米国の社会学者（1910年−2003年）
• 米国の政治家で教育者（1927年−2003年）
• 最初の原子爆弾および最初の水素爆弾に取り組んだ米国の物理学者（ハンガリー生まれ）（1908年−2003年）
• 英国の哲学者で、道徳学をよみがえらせたことで高い評価を得ている（1929年−2003年）
• 2003年に中国本土でおそらく端を発する知られていない原因による呼吸器官の病