1979年-1981年: ポストパンクからエレクトロニックボディミュージック、ノイエドイチェヴェレへとは? わかりやすく解説

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1979年-1981年: ポストパンクからエレクトロニック・ボディ・ミュージック、ノイエ・ドイチェ・ヴェレへ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/02 14:08 UTC 版)

DAF (バンド)」の記事における「1979年-1981年: ポストパンクからエレクトロニック・ボディ・ミュージック、ノイエ・ドイチェ・ヴェレへ」の解説

1979年、『ファースト・アルバム』 (Ein Produkt der Deutsch-Amerikanischen Freundschaft)の録音前に、リードシンガーであるガビ・デルガド=ロペスは、いったんバンド離れた(すぐに復帰)。このため、『ファースト・アルバム』は、純粋なインストゥルメンタル作品となった。「Produkt」は、タイトルのない1、2程度トラック22収録ノイズ入り混じったフリースタイルインスト作品である。英米ロック/ポップミュージック文脈から意図的に離れ1970年代末から1980年代初期ドイツパンクニュー・ウェーヴ幕開け告げ作品となったアルバムキーボード担当クルト・ダールケレーベルWarning」から発売。後にアタ・タックと改称されるこのレーベルは、初期ノイエ・ドイチェ・ヴェレ最重要レーベルとなる(所属アーティストに、フェルファーベン (Fehlfarben)、 デア・プラン、アンドレアス・ドラウ、ピロレーターなど)。シンセサイザーエキスパートであるクルト・ダールケバンド離れると、グループヴァージン・レコード契約イギリスから国際的な成功へと向かうことになる。ダールケの後釜としてクリス・ハースが加入。ロベルト・ゲアルとともにDAF特徴となるKorg MS-20使ったシーケンサー・サウンドを構築していく。新メンバーで「Kebab Träume」(ケバブ・トラウム。DAF代表作発音正しくは「ケバブ・トロイメ」)と「Ich und die Wirklichkeit」のシングル発表。ミヒャエル・ケムナーの脱退により、ロベルト・ゲアル/ガビ・デルガド=ロペス/クリス・ハース/ヴォルフガング・シュペルマンスの4人組となる。 1980年アルバム小者悪者』(Die Kleinen Und Diesen)を発表国際的な注目を浴びるLPA面コニー・プランクスタジオで録音ちなみにクラフトワークノイ!ウルトラヴォックスなども、このスタジオでレコーディングしている)。B面は、ロンドンクラブ「The Electric Ballroom」でワイヤー前座として出演した際のライブ録音。ロベルト・ゲアル曰く内容的には彼らを凌駕していた。『小者悪者』はロンドンダニエル・ミラー傘下ミュート・レコードから発売され大成功修める。 『小者悪者』は、エレクトロニック・ボディ・ミュージックノイエ・ドイチェ・ヴェレ草分けとなったアルバムである。前作ファースト・アルバム』の音色引き継ぎつつも、楽曲は曲としての体裁取り始めシーケンサー導入により、リズム主眼置かれ構成になっている(ヴォルフガング・シュペルマンスのギターは、メロディ奏でるではなく純粋に音を発する道具として使用されている)。ガビ・デルガドのアグレッシブにがなり立てるボーカルから放たれる歌詞は、論議呼んだ(「Die Lustigen Stiefel (愉快な長靴)」「Das Ist Liebe (これが愛だ)」など)。その後、同じメンバー構成でのツアー経たのち、ロベルト・ゲアルとガビ・デルガド=ロペス活動コンセプト焦点を絞り込むことにし、クリス・ハースとヴォルフガング・シュペルマンスはバンドから脱退した

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