ノイ!とは? わかりやすく解説

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ノイ

名前 Noy

野井

読み方:ノイ(noi

所在 島根県邑智郡美郷町

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

ノイ!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/26 16:28 UTC 版)

ノイ!
Neu!
出身地 ドイツ デュッセルドルフ[1]
ジャンル クラウトロック実験音楽電子音楽プロト・パンク環境音楽
活動期間 1971年 - 1975年1985年 - 1986年
レーベル ブレイン・レコード、ユナイテッド・アーティスツ
共同作業者 クラフトワークラ・デュッセルドルフラ!ノイ?、ハルモニア、ディー・エンゲル・デス・ヘルン、コニー・プランク
旧メンバー クラウス・ディンガー
ミヒャエル・ローター
エーベルハルト・クラネマン
ウリ・トレプテ
トマス・ディンガー
ハンス・ランペ
コンラート・マチュー
ゲオルク・セッセンハウゼン

ノイ!NEU!)は、1971年に旧西ドイツクラウス・ディンガー英語版(ドラム)とミヒャエル・ローター(ギター)によって結成されたロック・バンド。機械的な8つ打ちのバスドラム(ハンマービートやモータリックと呼ばれた。ディンガーはアパッチ・ビートと呼んでいる)を大胆に用いて注目された。「ノイ(Neu)」とはドイツ語で「新しい」という意味。

正しい表記は大文字・エクスクラメーションマークつきの「NEU!」であり、ポップアート的な意匠─シンボルマークを意図している。エレクトロ・ポップはもちろん、セックス・ピストルズデヴィッド・ボウイゲイリー・ニューマンウルトラヴォックスシンプル・マインズなど、パンクニュー・ウェイヴのミュージシャンたちに大きな影響を与えた。

歴史

クラウス・ディンガーミヒャエル・ローターは、クラフトワークラルフ・ヒュッターフローリアン・シュナイダーによるバンド)の雇われメンバーとして出会った。クラウス・ディンガーはアルバム『クラフトワーク』(1971年)制作中にドラマーとして雇われ、同アルバムの完成に貢献した。その後、クラフトワークにミヒャエル・ローターが雇用されたが、学業の関係でリーダー格のラルフ・ヒュッターがバンドを脱退。残された3人はアルバム制作を試みたがうまくいかず、6ヶ月後にクラウス・ディンガーとミヒャエル・ローターのふたりが脱退し、新たにノイ!を始めることにした。その後、クラフトワークにはラルフ・ヒュッターが復帰し、それから後の華々しい成功についてはよく知られている。

ノイ!のファースト・アルバム『ノイ!』(1972年)は当時わずか3万枚しか売れなかったとされている。しかし現在ではデヴィッド・ボウイブライアン・イーノトム・ヨークレディオヘッド)らを含む有力なミュージシャンたちによって傑作と評されている。代表作「ハロガロ (Hallogallo)」を収録している。

セカンド・アルバム『ノイ!2』(1973年)は、制作費が足りず、アルバム半分の曲しか録音できなかったため、すでにリリースしたシングルのバリエーション(このアルバムにも収録されている「Neuschnee」と「Super」)の回転数を変えたり音をひずませたりしたものでアルバムの残りを埋めている。これは後年のリミックスの先駆的な試みとも評価されている。

クラウス・ディンガーとミヒャエル・ローターの音楽性は非常に異なっていたため、サード・アルバム『ノイ!75』(1975年)をもって1970年代の2人のコンビネーションは終了した。同アルバムのA面はローターのアンビエント的なサイドであり、B面がディンガーのパンク的サイドである。このアルバムにはトマス・ディンガー(クラウスの弟)とハンス・ランペ(コニー・プランクの元助手)が参加しており、のちにローターを除いた同じメンバーによって、ラ・デュッセルドルフが結成された。

解散後

  • 1995年、CD『ノイ!4』が日本のキャプテン・トリップ・レコーズから発売された。 1985年から1986年にかけて、クラウス・ディンガーとミヒャエル・ローターがノイ!再結成を期して行ったセッションによるものである。ディンガーが勝手にリリースしたこともあり、この発売をローターは認めていない。
  • 1996年、クラウス・ディンガーはラ!ノイ?を結成して来日。ライブではラ・デュッセルドルフの曲「CHA CHA 2000」を一時間半にわたって演奏した。
  • 2008年、クラウス・ディンガーが3月21日、心不全のため他界。61歳。
  • 2010年、『ノイ!4』をローターが再編集した正規版アルバム『ノイ!86』をリリース。

メンバー

  • クラウス・ディンガー (Klaus Dinger) - ボーカル、ドラム、ギター、キーボード、琴、パーカッション (1971年-1975年、1985年-1986年) ※2008年死去
  • ミヒャエル・ローター (Michael Rother) - ギター、ベース、キーボード (1971年-1975年、1985年-1986年)
  • エーベルハルト・クラネマン (Eberhard Kranemann) - ベース、スライド・ギター (1972年)
  • ウリ・トレプテ (Uli Trepte) - ベース (1972年) ※2009年死去
  • トマス・ディンガー (Thomas Dinger) - ドラム (1975年) ※2002年死去
  • ハンス・ランペ (Hans Lampe) - ドラム (1975年)
  • コンラート・マチュー (Konrad Mathieu) - ベース (1985年-1986年)
  • ゲオルク・セッセンハウゼン (Georg Sessenhausen) - ドラム (1985年-1986年)

ディスコグラフィ

スタジオ・アルバム

タイトル 備考
1972 ノイ!
Neu!
  • レーベル : ブレイン・レコード
1973 ノイ!2
Neu!2
  • レーベル : ブレイン・レコード
1975 ノイ!75
Neu!'75
  • レーベル : ブレイン・レコード
2010 ノイ!86
Neu!'86
  • リリース日 : 2010年8月16日 (2010-08-16)
  • レーベル : Grönland Records
  • 『Neu!4』の再リリース版。

シングル

  • "Super"/"Neuschnee" (1972年、Brain Records)
  • "Isi"/"After Eight" (1975年、United Artists Records)
  • "Crazy"/"Euphoria" (2010年、Grönland Records)

関連項目

脚注

  1. ^ Strong, Martin C. (2000). The Great Rock Discography (5th ed.). Edinburgh: Mojo Books. p. 687. ISBN 978-1-84195-017-4 

外部リンク


ノイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/20 19:13 UTC 版)

ノイ (neu) は、1988年に発売された日本のカードゲーム。JAGA(日本ゲーム協会)作、おもちゃ箱イカロス(山梨県北杜市小淵沢)から発売された。

遊び方

ルール

プレイ人数は2人以上。親を決め、全員が3枚ずつの手札になるようカードを配る。残ったカードは裏向きのまま、山札にしてプレイヤーの中央に置く。

最初に、親が3枚の手札の中から1枚を選び、表向きに山札の隣に置く。このとき、カードの数字を、プレイヤー全員に聞こえるように宣言する。その後、山札からカードを1枚引く。

順番は時計回りで、左隣のプレイヤーに移る。カードを1枚、前プレイヤーが出したカードに重ねて置き、2枚のカードの合計を宣言する。その後、山札からカードを1枚引く。(この時カードを引き忘れた場合、ゲーム終了まで手札2枚でゲームを続けなければならない)

これをプレイヤー全員で繰り返す。

カードの種類

数字カード
カード 枚数 効果
1~9 各3枚 それぞれの数を足す
10 6枚 10足す
50 2枚 50足す
-1 2枚 1引く
-10 4枚 10引く
101 5枚 合計に関係なく合計を101にする
指示カード
カード 枚数 効果
PASS(パス) 4枚 次プレイヤーに順番を回す
TURN(ターン) 4枚 順番が逆回りになる
SHOT(ショット) 2枚 次プレイヤーを指名する
DOUBLE(ダブル) 2枚 次プレイヤーはカードを2枚出さなければならない

勝負の決まり方

ルールに従ってカードを出し、次第にカードの合計が大きくなる。合計は101まで許されるが、101を超えることはできない。(合計が101の状態で出せるカードは、-10、-1、101、指示カードのみ)

手札のカードが、合計101を超えるものしか持っていない場合、そのプレイヤーの敗北となる。

チップの使用法

ゲーム開始時、各プレイヤーはチップを3枚持つ。ゲームに敗北したプレイヤーは、チップを1枚失う。全てのチップを失ったプレイヤーは、ゲームから脱落し、次回からのゲームに参加できない。これをプレイヤーが1人になるまで続け、最終的に残ったプレイヤーが、ゲームの勝者となる。

他の類似(一定の数に達したら勝利、敗北する)ゲームとの違い

UNO等の場合、プレイヤーは手札を無くせば勝利なので、プレイヤーの優勢、劣勢が明確に分かるが、ノイでは手札の枚数が常に変わらないため、プレイヤーの優勢、劣勢が分からない。

メディアミックス展開

マスメディア紹介

2016年12月8日放送のTV番組「VS嵐」にて、メンバーの相葉雅紀が、「自分でも勝てるカードゲーム」として紹介している

派生ゲーム

外部リンク


ノイ(Noi)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 09:00 UTC 版)

ラーヤと龍の王国」の記事における「ノイ(Noi)」の解説

オンギたちに育てられている2歳女の子。とても可愛らしいが窃盗団リーダーである。可愛らしさ観光客気を引きオンギたちが荷物を盗むという手口ドルーンによって両親失った孤児

※この「ノイ(Noi)」の解説は、「ラーヤと龍の王国」の解説の一部です。
「ノイ(Noi)」を含む「ラーヤと龍の王国」の記事については、「ラーヤと龍の王国」の概要を参照ください。

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