1万年前 - 現在
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 05:06 UTC 版)
「世界の歴史」も参照 約1万年前 - この頃、最後の氷期(最終氷期)が終わったとされる。 約1万年前 - この頃、ヨーロッパ中部の火山活動が終息へ。 アイフェル高地(ドイツベルギー)や中央高地(フランス)の火山活動がおおむね終息。ピュイ・ド・ドームは約8,000年前まで活動を続けた。 前8800年頃、人類が最初に精錬した金属は、銅だった。銅製の小玉がイラクから出土しており、最古の銅製品と言われている。 農耕革命(農耕の開始) 人類史上、重大な事件の1つとされる。この時期より主に磨製石器が使われたことから新石器革命(新石器時代)とも。 前5300年頃(calBC、暦年補正) - 鹿児島南方の鬼界カルデラで大噴火。 日本周辺でここ1万年間の火山活動の中では大規模なものとされている。 → テフラ参照。 約4000年前 - 地球上で最後まで生き残っていたマンモスの化石がロシア国内の北極海の島(ウランゲリ島)で見つかっている。 前5000年 - 前3000年頃 - 完新世の気候最温暖期。 この頃、海面は現在よりも数m(4mから10mまで諸説あり)程度高かったと考えられている。→ 海面上昇、縄文海進。 前3000年頃(5000年前)初期の文明が現れる。 古代エジプト文明、メソポタミア文明など。 人為による環境破壊が少しずつ表面化。 塩害、塩類集積、森林破壊、レバノン杉など参照。 紀元前後 古代ローマ、漢などの古代帝国が出現。 中世は比較的温暖な時期だったとされる。 → 中世の温暖期。 14世紀半ば - 19世紀半ば - 小氷期とされる。 16世紀半ば - 17世紀初頭 - 太陽黒点の活動が低下(マウンダー極小期)。 最近のものでは、もっとも活動が低下した時期とされる。 18世紀後半 - ヨーロッパで産業革命が起こり、エネルギーの大量消費時代がはじまる。 1908年 ツングースカの天体衝突 シベリアのツングースカで彗星か隕石と思われる天体が落下し、大爆発を引き起こした。近年の天体衝突では比較的大規模なもの。仮に数時間ずれていたら、ヨーロッパに落下していた。 1930年代 - 温暖期があった。 20世紀 - 科学技術の発達、人口の爆発的増加(1980年頃から30年でおよそ30億人増加。2013年1月時点の米国勢調査局と国連データの推計によると70億8800万人。)世界大戦、環境破壊、地球温暖化や資源枯渇の懸念。 21世紀 - 新エネルギーの開発と実用化。IT、バイオ技術の発展。多極化する世界。
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