首捻りとは? わかりやすく解説

くび‐ひねり【首捻り】

読み方:くびひねり

相撲きまり手の一。片手相手の首を抱え、他の手相手差し手抱え込んで首を巻いたほうにひねり倒す技。


首捻り

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/02 20:04 UTC 版)

首捻り(くびひねり)は相撲日本相撲協会制定決まり手八十二手、決まり手、捻り手の一つである。右(左)腕で相手の首を抱えて左(右)手で相手の差手を抱え、首を抱えた手の方に相手を捻り倒す技。これに対して首を抱えた腕から差し手の方に向かって倒せば首投げとなる。

滅多に出ず、「幻の技」の一つに数えられていたが、平成に入り1996年11月場所6日目、土佐ノ海貴闘力に対して決めたのを皮切りに、2005年9月場所13日目に朝青龍琴欧州を、2006年1月場所5日目に黒海が琴欧州を、2007年5月場所13日目に朝赤龍安美錦を、2014年9月場所12日目(十両の取組)に徳真鵬旭大星を、2017年1月場所2日目(十両の取組)に宇良青狼を、同場所4日目(十両の取組)に大奄美誉富士を、2010年7月場所7日目に玉鷲木村山を、2019年11月場所4日目に栃ノ心宝富士を、2021年3月場所14日目に翔猿高安をそれぞれこの技で下している。また、琴欧洲はこの技で2度敗れた経験を持つ、数少ない力士である。

書籍『相撲四十八手』(1974年)によると首捻りはかつては徳利投げに含まれていた[1]

出典

  1. ^ 笠置山勝一(解説)徳利投げ(合掌捻り、首捻り)」『相撲四十八手』鰭崎英朋(画)(第1版第1刷)、恒文社、日本、1974年6月15日、79-80頁https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/12146598/42 

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