魔獣狩りシリーズ登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 07:15 UTC 版)
「サイコダイバー・シリーズ」の記事における「魔獣狩りシリーズ登場人物」の解説
文成仙吉(ふみなり せんきち) 身長約2mの巨漢。過激派集団から軍資金を強奪し、彼ら過激派集団の追跡を返り討ちにし、その歓喜も醒めないうちに、邪教"ぱんしがる"のサバトを偶然目撃する。ぱんしがるの飼い犬である獣人・蟠虎に追跡され仲間を殺される。自らの力のみ信じる彼は、自分の力を凌駕する蟠虎に恐怖を覚え、敗れる。彼の生への執着が彼を生かすが、自分を失い、最愛の仲間を奪われる。彼は失った物全てを取り戻すために、彼は自らの力の源と信じる中国拳法の功夫をつみ、再び蟠虎と戦う決意をする。 九門鳳介(くもん ほうすけ) 飄々としていて摑み所のない男、超A級のもぐり(無免許)のサイコダイバー。自分の興味ある仕事しか請けない。大自然と呼吸を合わせることができる。どんなに窮地に追いやられても、場違いなほどの呑気さを忘れない図太い性格の持ち主。 美空(びくう) 密教の天才僧侶。容姿端麗で拳法や呪法にも美しさをもつ。山を下りた後も高野山に能力を買われ、密命を受けて、あるものの探索をしている。無痛症(先天的に痛みを感じない体質)の持ち主。外伝では単独で主役も張っている。 蟠虎(はんこ) 邪教ぱんしがる(というより猿翁)の作品、秘術により育てられた獣人。巨体にして俊敏。文成の指を食い千切った。 伊羽(いば) 武闘派ヤクザ。暴力団・神明会の構成員。任侠に生きる漢。ぱんしがるの監視役。 氷室犬千代(ひむろ いぬちよ) 暴力団・神明会の武闘派ヤクザ。 氷室兆治(ひむろ ちょうじ) 暴力団・神明会の武闘派ヤクザ。犬千代の弟。 白井完(しらい かん) 暴力団・神明会の幹部。 白井狂風(しらい きょうふう) 暴力団・神明会の会長であり、米国防省と関係がある花房財団を操る。 黒御所(くろごしょ) ぱんしがるの首領である老人。本名は、石橋輪仁王(いしばし わにおう)。大戦の生き残り、日本裏社会の黒幕的存在。L.L.Sも裏で操っている。もっとも油断のならない男。 猿翁(えんおう) 黒御所の客人(まれびと)である老拳士。猿の動きを元に、かの孫悟空が編み出したとされる喉拳(こうけん)の達人。猿のように身軽で、その実力は生身の体ひとつで蟠虎と互角以上に渡り合えるほど。好戦的で温和かつ凶悪な性格。蟠虎の主人、蟠虎に命令出来るのは、彼と蛇口院だけ。 石橋三輪(いしばし みわ) ぱんしがるの表組織であるL.L.S(生命の光教団)の女性教主。 蓮王母(れんおうぼ) 黒御所の傍に控える謎の女。 蛇口院(じゃこういん) 猿翁以外で、蟠虎を扱える唯一の女。正体不明。 久美子(くみこ) 文成の恋人。文成と共に強盗しての逃亡中、獣人・蟠虎に攫われ、生存は窮めて絶望的。 北野涼子(きたの りょうこ) 恋人であった岩倉の死の真相を探るうちにL.L.Sに辿り着き、文成と運命的な出会いを果たす。 由子(ゆうこ) 黒御所の下で、何も知らされずに仕えている女。この物語の中ではもっとも平凡なキャラ。 佐久間玄斎(さくま げんさい) 玄道師。鳳介の師匠。 有堂岳(うどう がく) 高野山の秘法“四殺”のひとつ、“金剛拳”の使い手。 青木風子(あおき ふうこ) 岳の恋人。 寿海(じゅかい) 高野山の秘法“四殺”のひとつ“飛狗”を受け継ぐ老人。玄斎の友人。 夜血(やち) 高野山の秘法“四殺”のひとつ“飛狗”を施された犬。非常に知能と身体能力が高く、人語を解す。鳳介に懐かれる。 英真(えいしん) 高野山の秘法“四殺”のひとつ“餓蟇”を秘匿された寺の住職。息子が餓蟇を持ち出し、事件を起こし、美空に始末される。その恨みから花房財団と協力し、“飛狗”の秘密を探ろうとしている。 岩倉(いわくら) 文成に潰された過激派集団の元メンバー。
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