鬼斬り役
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土御門 愛路(つちみかど あいじ) 序列1位・土御門家当主代行の男性。本来の当主は父だが病床のため彼が代行している。最強の鬼斬り役と言われ、他の鬼切り役の事実上の統括者。序列11位・夜光院柩に起爆の護符を持たせていた。くえすの三大妖退治志願も許可した。これらのことから各務森家ほど下位の鬼斬り役を見下していない。柩に「腐女子キラー」という、大変有り難くない異名で呼ばれている。 緋鞠が邪妖化した後、土御門家のみで全てを終わらせようとしたが、優人と戦った末にその信念を認め、送り出した。 上櫻 巌堂(かみざくら げんどう) 序列2位。くえすのあらが歌(「夢を砕き、命を砕き、明日を砕き、世界を砕く、彼の力、悠久の時を揺蕩し今、上櫻巌堂が封せし理を砕く。」)に名前が出てきたため蘭華に封印した時点では健在。現時点での所在地や状態等詳細情報は一切不明。 各務森 飛白(かがみもり かすり) 序列3位・各務森家現当主。18歳の巫女。左右の目の色が違う「獣の目」を持つ。鏡を用いた封魔術を得意とする。剣術も得意である。鬼切り役は国の公安(兵吾たち)の言うように妖をすべて滅ぼすのが役目ではないという考えの持ち主である。しかし、くえすのことを分をわきまえないと思っていることから妹同様下位の鬼斬り役を見下している。原作52匹目では鏡を使った略式封魔術を使って、緋鞠の中に潜む獣の本性を封印しようとしたものの、妖気が強すぎたため鏡が持たずに失敗した。優人に内密に処理しようとしたため彼とは現在決裂した状態。過去に緋鞠と手合わせし引き分けている。 緋鞠が優人の前から姿をくらました後、優人の前に再度現れ、優人がひとまず保護している幼児退行状態となった白面金毛九尾を封印すべきか鏡による判定を行った。その後、宿代がかからないという理由で優人が住むマンションに宿泊する事になったが、優人のラッキースケベスキル(加耶が命名)が発動し自分から優人にのしかかり胸を揉まれる事になった。 優人と和解した後は、ひとまず緋鞠の事は優人に任せた。しかし、もし優人が緋鞠に殺されるような事があれば永遠に緋鞠を封印すると伝えた。 飛鈴と共に元々は『COMIC阿云』2002年9月号 - 2003年8月号に連載された同作者の作品『緋牙刻』に登場しているキャラクター。 夜光院 柩(やこういん ひつぎ) 序列11位・夜光院家の少女。15歳。超速思考による未来予測が出来るがその反面、脳細胞の死滅が早い。また、体にも負担がかかるため病弱である。動向や言動が常に怪しげで気色悪いことこの上ない。 本人が語るには、「完全空間座標知覚」と「時間座標把握」能力も持っているため「相手の行動は読めるし」「自らの行動は読まれない」とのこと。この能力のため兵吾たちが盗聴器をしかけても半日ももたない。また、自身は攻撃魔法が使えない(手近に使える攻撃手段が無い)ため土御門家から護符を受け取っている。 少女探偵として活躍しており厳密には鬼切り役ではないが、くえすの査問に姿を見せており、天河家の末裔である優人に興味を示している。また、 夜光院家も序列下位のため神宮寺家同様他家から見下されていたためか天河家、神宮寺家のことは見下していない。 上の命令で妖退治に出向き、その際緋鞠たちに接触する。 その後も天河家(主に優人と緋鞠)を監視しており、どんな状態にあるか同じ鬼斬り役のメンバーに報告したりしている。 緋鞠が邪妖化し優人の前から去った後は、くえすと同じく緋鞠を追いかけようとする優人を支援した。 天河 源之介(あまかわ げんのすけ) 序列第6位・天河家の先代鬼斬り役、優人の祖父。緋鞠の過去編に登場。緋鞠は「源爺」と呼ぶ。優人の両親が優人をつれて野井原を離れた後、緋鞠に剣術と「鬼斬り役の覚悟」(人を襲う妖は我らの敵、容赦は要らぬ必ず討て たとえ相手がどんな姿をしていてもだ 躊躇えば犠牲は増えよう)を教え込んだ。後に妖との戦いが原因で負った傷が元で亡くなった。介錯は緋鞠が行った為、緋鞠にとって非常につらい記憶となった。
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鬼斬り役
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古来より、人を妖から護る役割を担ってきた一族の総称で、いわゆる退魔師・妖怪ハンター・ベムハンターなどとほぼ同義である。「鬼斬り役十二家」と呼ばれ、それぞれの一族が特殊な能力を持っている模様。その能力で妖と戦い、双方とも多くの犠牲者が出ている。そのため現代の妖たちにも鬼斬り役を憎む者が存在し、それ以外の妖にも鬼斬り役の末裔を危険視する存在は多い。しかし、現在はわずかに5家しか存続していない(詳しくは下の表参照)。
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