高校進学から現在
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 05:01 UTC 版)
「天月-あまつき-」の記事における「高校進学から現在」の解説
野球部に所属して以降の高校生活では、友人のバンドにて文化祭のボーカルを担当した。2009年より、自身で安価なSkypeマイクを購入し、期待と緊張の入り混じる中、生放送の配信を始める。2010年、ボーカロイド曲のカバー(歌ってみた)を初投稿し、歌い手として活動を開始した。駆け出しのころは歌唱力に不安があったが、上達のためにもっと活動を積み重ねていく。当初は壇上で歌うような活動を想像していなかったが、動画サイト等による活動で知名度とともに人脈を広げ、同2010年に他の歌い手のライブに初参加。当時は保育士を目指し大学に進学していたが、配信と音楽に共通する魅力である、発信者と受け手が相互に楽しめるという部分に惹かれ、音楽への道も次第に考えていく。また動画サイト内等で関係を深めた4人(はしやん、伊東歌詞太郎、un:c、コニーとともに、2012年~2016年にかけてCircle of friends(COF)としてライブツアーを敢行。同2012年の初ソロライブとともに、聴衆との直接対面により音楽を届け、動画の再生回数だけでは得られない目前の人々との一体感や相互発信の魅力を実感する。同年に初CD(Melodic note.)をリリースし、YouTubeへの動画投稿を開始した2014年の7月16日にキングレコードからメジャーファーストアルバム「Hello, World!」でデビューを果たす。2015年には、はしやんとのユニット(melost)でもアルバムを発表。 2016年には人生の中の"ドラマチック"を軸とした2ndアルバム(箱庭ドラマチック)を発表。一部楽曲にて作詞作曲も行っている。以降も映像作品とのタイアップ(自身が子供の頃にファンであったデジモンシリーズOP等)やライブ活動、フェスへの参加等、様々な形式で活動を積み重ねていくにつれて、聴衆と年齢層を広げ、男性層にも間口を広げつつある。2018年6月には恋愛を多様な視点から切り取った3rdアルバム(それはきっと恋でした。)を発表。楽曲に加えジャケットの白地・青いバラにも意味を込めている。同年8月23日には、日本武道館にて単独ライブを開催し自身の夢を叶えた。自身の半生や活動を振り返りつつ、毎回のライブと同様に、自身の活動を支え携わってくれたすべての人に謝意を込めた。2018年11月にユニバーサルミュージックへ移籍。2019年7月には活動10周年ライブを大阪城ホール等で、12月~1月には東京国際フォーラムホールA等でツアー公演を行い、10年間の軌跡と活動における出会いの奇蹟を共有した。 2020年4月、活動10周年を記念し幕張イベントホールにて2日間ワンマンライブを開催予定であったが、新型コロナウイルスの影響による延期公演の中止発表後、無観客配信ライブとして同会場にて8月29日・30日に実施し、2日間で計約5万人が視聴した。12月30日には東京国際フォーラムホールAにて無観客配信ライブを実施した。 自身も視聴者であると同時に表現者として、音楽を届けることを楽しんでいる。メジャーデビュー以降、レーベルと協力してのCDリリースを重ねるが、活動当初と同様、映像とともに音楽を届けたいという思いは変わらず、ニコニコ動画やYouTubeへの定期的な動画投稿や生放送も続けている。歌手活動の中で出逢った友人ら(例としてはまふまふ、Eve等)との交友関係を深め、相互に楽曲コラボをしたり、作曲や楽曲提供等を行ってもらうこともある。海外でのライブに加え、声優、演劇、朗読劇、テレビ出演と活動の幅も広げている。2021年7月にはプロゲーミングチーム「クレイジーラクーン」のストリーマーとして加入した。
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