高校選手権・全日本ユース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/02 07:55 UTC 版)
「常盤木学園高等学校サッカー部」の記事における「高校選手権・全日本ユース」の解説
同じ宮城県仙台市にある聖和学園高校も女子サッカーの名門であり、聖和学園は1992年度の第1回全日本高等学校女子サッカー選手権大会で優勝したほか、1998年度と2001年度にも優勝している。常盤木学園は阿部監督の下で着実に力を付け、1998年度から2000年度までの東北大会で3年連続準優勝し、2001年度には初めて東北大会で優勝した。翌2002年の全国高校女子サッカー選手権決勝は聖和学園との宮城県勢対決となり、2-0で勝利した常盤木学園は初めて高校選手権で全国優勝、前年度(聖和学園が優勝)と合わせて宮城県勢が高校選手権で2連覇した。この初優勝を機に一気に知名度を高めたとされている。 鮫島彩が在籍していた2003年度から2005年度は常盤木の「夜明け前」だった。2003年度から2006年度にも高校選手権で決勝に進出するも、2003年度は鳳凰、2004年度と2005年度は神村学園、2006年度は藤枝順心に敗れ、4年連続で準優勝だった。2008年度と2009年度には高校サッカー選手権で2連覇を達成。2008年度は決勝で鳳凰高校に、2009年度は決勝で神村学園高校にリベンジを果たしている。高校サッカー部だけでなくクラブチームも出場する全日本女子ユース (U-18)サッカー選手権大会では、2006年度から2008年度まで優勝して史上初の3連覇を達成。2008年度には熊谷紗希や櫻本尚子らを擁し、決勝で浦和ジュニアユースレディースを下している。 2010年度の高校選手権決勝は日ノ本学園に敗れたものの、2011年度には大阪桐蔭を破って、2012年度には神村学園高校を破って、それぞれ連覇を果たした。2012年度の準々決勝では藤枝順心相手にPK戦にもつれたが、GK林﨑萌維が2本ストップする活躍を見せている。 2013年度の高校選手権は伊藤美紀や白木星らを擁したが、準決勝では前年同様にPK戦となった末に藤枝順心に敗れ、史上初の3連覇は成らなかった。翌2014年度の高校選手権では準決勝で藤枝順心にPK戦でリベンジを果たし、2年ぶり11回目の決勝にコマを進めたが、決勝では日ノ本学園にPK戦の末に敗れた。
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