電光石火ゴウライジャー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 00:07 UTC 版)
「忍風戦隊ハリケンジャー」の記事における「電光石火ゴウライジャー」の解説
巻之七から登場。 当初は強大すぎるその力を恐れた迅雷流によって約500年前に封印されていたが、迅雷義塾始まって以来の天才忍者にして跳ね返り者と言われた霞兄弟がその力に魅入られて封印を解いたことで変身し、ゴウライジャー自体も「闇に生まれ、闇に生きる、迅雷流伝説の覇者にして、暗黒の忍」と伝承される存在である。その戦闘力はハリケンジャーを遥かに上回り、初登場時にはハリケンジャーを完膚なきまでに叩きのめして圧勝している。当初は迅雷流を宇宙一の流派にするという野望のためのアレを手にするためにジャカンジャと手を組み、疾風流を襲うが、利用されていたこととアレを手に入れるためには兄弟が争わなければならないことに気づき離反して改心。ハリケンジャーと手を組む。サンダールとの戦いで消息不明になるが、最終巻で復活した。 名乗りの際の決め口上は「影に向かいて影を斬り、光に向かいて光を斬る。電光石火ゴウライジャー、見参!」。 一時は暗黒七本槍のメンバーであると思われていた時期もあったため、他の七本槍と同格の悪の幹部扱いでオープニング映像に登場していたこともある。宮下は自身の趣向から、仲間になる予定であっても対立させるならば徹底的に行うことを意図したという。 霞 一甲(かすみ いっこう) 霞兄弟の兄。24歳。迅雷義塾角忍科の503期生。臙脂色の忍者に変身する。弟の一鍬からは「兄者」と呼ばれている。鍛え抜かれた精神と体を持ち、自分に厳しい自信家で、天才ゆえの寡黙で傲岸不遜ではあるが、弟や仲間には次第に優しさも見せるようになる。普段は土木作業場や造園業でアルバイトをしており、たまたま派遣でやってきた鷹介と一緒に働いたこともある。ジャカンジャ加入の際の経緯から、マンマルバとの間には浅からぬ因縁があり、中盤ではその対立が物語の軸の一つとなる。 『爆竜戦隊アバレンジャーVSハリケンジャー』では、それまでの黒髪を茶髪に変えて登場。また、奪われたカラクリ巨人が爆竜たちに怪我を負わせてしまったことをアスカに詫びると、アスカからは謝ったりしない人物と思われていたために驚かれる。 『忍風戦隊ハリケンジャー 10 YEARS AFTER』では、JUN烈のメンバーとして活動している。カブトライジャー 霞一甲が変身する戦士。カブトムシの能力を有する角忍である。名乗り口上は「深紅の稲妻 角忍カブトライジャー」。 雷を使用する超忍法で戦い、角忍の超忍法で巨大化したり、パワーにも秀でる。 霞 一鍬(かすみ いっしゅう) 霞兄弟の弟。21歳。迅雷義塾牙忍科の505期生。紺色の忍者に変身する。クールな技巧派で、迅雷流に誇りを持つが、ストイックで気性が激しいところもある。忍者としての能力は一甲に匹敵するが、精神的には未熟である。普段は兄と一緒に土木作業場で働いたり、子供たちに剣道を教えたりもしている。チューピッドの矢に当たったことがきっかけで七海に片想いするというエピソードで恋愛に疎いところを見せる。バナナが大好物。 『爆竜戦隊アバレンジャーVSハリケンジャー』では、すっかり性格が軽くなり、交際中であり同じ任務についている七海を任務中にデートに誘う一幕も見られる。 『忍風戦隊ハリケンジャー 10 YEARS AFTER』では、ホストとして活動。やさぐれており、一甲に嫌味も言っていたが、バット・ゼ・ルンバとの戦いにおいて、かつての情熱を取り戻す。クワガライジャー 霞一鍬が変身する戦士。クワガタムシの能力を有する牙忍である。名乗り口上は「蒼天の霹靂 牙忍クワガライジャー」。 雷を使用する超忍法で戦い、牙忍の超忍法で空を飛んだり、スピードにも秀でる。
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