阪神851形電車
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阪神851形電車(はんしん851がたでんしゃ)は、かつて阪神電気鉄道が保有していた鉄道車両で、続いて製造された861形・881形の各形式ともども新設軌道線(阪神本線系統)の急行系統を中心に運用され、特徴ある貫通扉のデザインをはじめ阪神間モダニズムの影響を大きく受けた内外装を持って登場した、昭和戦前期の阪神及び関西私鉄を代表する車両のひとつである。本項目では861,881の各形式についても併せて紹介する。
- ^ a b c d 飯島巌・小林庄三・井上広和『復刻版 私鉄の車両21 阪神電気鉄道』ネコ・パブリッシング、2002年(原著1986年、保育社)。114頁。
- ^ 『車両発達史シリーズ 7 阪神電気鉄道』2002年、p.68
- ^ 『車両発達史シリーズ 7 阪神電気鉄道』2002年、p.69
- ^ 端子電圧600V時1時間定格出力48.5kW、595rpm。
- ^ a b c 飯島巌・小林庄三・井上広和『復刻版 私鉄の車両21 阪神電気鉄道』ネコ・パブリッシング、2002年(原著1986年、保育社)。115頁。
- ^ 端子電圧600V時1時間定格出力48.5kW、675rpm。
- ^ 881形の製造当時、日本はまだ参戦していなかったが、SKF社製のベアリング製品は交戦各国が最新鋭の兵器と引き換えにスウェーデンに取引を迫っていた重要な戦略物資であり、もはや民需で使えるようなものでなくなっていた
- ^ a b c 『車両発達史シリーズ 7 阪神電気鉄道』2002年、p.79
- ^ 線路の幅は確かに同じであり、車体長・車体幅も大差ない(851形の車体長14.7mに対して併用軌道線の「金魚鉢」71,91,201形は14.5m、851形の車体幅2.36mに対して71,91,201形は2.35m)が、車輪径や床面高さ、モーターの出力等を考えると現実的な話ではない。それに、併用軌道線においても輸送力増強と51形等の老朽車置き換えのために201形30両の新造を申請していた
- ^ この時は制御車だったので、実際にパンタグラフが装備されたのは戦後のこと
- ^ 内訳は856,862,876,884,885,888,892,898,904,905
- ^ 内訳は875,877
- ^ 内訳は867,893,899,907,910と884,885,888,906,909
- ^ 内訳は863,876,891,904
- ^ 内訳は851,865,869,871,890,892,901
- ^ 内訳は856,862,870,874,887,897と853,861,868,873,883,898
- ^ 内訳は852,854,855,857,866,872,886,908
- ^ 内訳は900,902,903
- ^ 内訳は882,889,894 - 896
- ^ 内訳は889,896
- ^ 『車両発達史シリーズ 7 阪神電気鉄道』2002年、p.82
- ^ 『阪神電気鉄道八十年史』では「昭和41年(1966年)9月廃車」とあるが、他の資料では大半が1967年9月廃車とされていることから、本項でもその説に従うものとする
- ^ 岡田久雄『阪神電車』JTBパブリッシング、2013年、166頁。
- 1 阪神851形電車とは
- 2 阪神851形電車の概要
- 3 運用
- 4 私鉄譲渡
- 5 エピソード
固有名詞の分類
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