阪神851形電車とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 乗り物 > 列車 > 阪神電気鉄道の電車 > 阪神851形電車の意味・解説 

阪神851形電車

(阪神881形電車 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/11 14:24 UTC 版)

阪神851形電車(はんしん851がたでんしゃ)は、かつて阪神電気鉄道が保有していた鉄道車両で、続いて製造された861形881形の各形式ともども新設軌道線(阪神本線系統)の急行系統を中心に運用され、特徴ある貫通扉のデザインをはじめ阪神間モダニズムの影響を大きく受けた内外装を持って登場した、昭和戦前期の阪神及び関西私鉄を代表する車両のひとつである。本項目では861,881の各形式についても併せて紹介する。


  1. ^ a b c d 飯島巌・小林庄三・井上広和『復刻版 私鉄の車両21 阪神電気鉄道』ネコ・パブリッシング、2002年(原著1986年、保育社)。114頁。
  2. ^ 『車両発達史シリーズ 7 阪神電気鉄道』2002年、p.68
  3. ^ 『車両発達史シリーズ 7 阪神電気鉄道』2002年、p.69
  4. ^ 端子電圧600V時1時間定格出力48.5kW、595rpm。
  5. ^ a b c 飯島巌・小林庄三・井上広和『復刻版 私鉄の車両21 阪神電気鉄道』ネコ・パブリッシング、2002年(原著1986年、保育社)。115頁。
  6. ^ 端子電圧600V時1時間定格出力48.5kW、675rpm。
  7. ^ 881形の製造当時、日本はまだ参戦していなかったが、SKF社製のベアリング製品は交戦各国が最新鋭の兵器と引き換えにスウェーデンに取引を迫っていた重要な戦略物資であり、もはや民需で使えるようなものでなくなっていた
  8. ^ a b c 『車両発達史シリーズ 7 阪神電気鉄道』2002年、p.79
  9. ^ 線路の幅は確かに同じであり、車体長・車体幅も大差ない(851形の車体長14.7mに対して併用軌道線の「金魚鉢」71,91,201形は14.5m、851形の車体幅2.36mに対して71,91,201形は2.35m)が、車輪径や床面高さ、モーターの出力等を考えると現実的な話ではない。それに、併用軌道線においても輸送力増強と51形等の老朽車置き換えのために201形30両の新造を申請していた
  10. ^ この時は制御車だったので、実際にパンタグラフが装備されたのは戦後のこと
  11. ^ 内訳は856,862,876,884,885,888,892,898,904,905
  12. ^ 内訳は875,877
  13. ^ 内訳は867,893,899,907,910と884,885,888,906,909
  14. ^ 内訳は863,876,891,904
  15. ^ 内訳は851,865,869,871,890,892,901
  16. ^ 内訳は856,862,870,874,887,897と853,861,868,873,883,898
  17. ^ 内訳は852,854,855,857,866,872,886,908
  18. ^ 内訳は900,902,903
  19. ^ 内訳は882,889,894 - 896
  20. ^ 内訳は889,896
  21. ^ 『車両発達史シリーズ 7 阪神電気鉄道』2002年、p.82
  22. ^ 『阪神電気鉄道八十年史』では「昭和41年(1966年)9月廃車」とあるが、他の資料では大半が1967年9月廃車とされていることから、本項でもその説に従うものとする
  23. ^ 岡田久雄『阪神電車』JTBパブリッシング、2013年、166頁。


「阪神851形電車」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「阪神851形電車」の関連用語

阪神851形電車のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



阪神851形電車のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの阪神851形電車 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS