長州派維新志士
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「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-の登場人物一覧」の記事における「長州派維新志士」の解説
桂小五郎(かつら こごろう) 声 - 関智一 演 映 - 宮川一朗太(第1作)、高橋一生(第5作)、宝 - 蓮城まこと / 彩波けいと、松 - 三浦涼介 身長174cm、体重64kg。1833年8月11日生まれ。山口県(萩)出身。獅子座、血液型AB。特技:人材抜擢。尊敬する人物:吉田松陰。好きな人物:幾松。一人称は「私」。人斬り時代の、剣心の上役である長州派維新志士で、維新三傑の一人(後の木戸孝允)。奇兵隊に入隊した剣心を見出し、人斬りに任命した。本人も坂本竜馬以外には負け知らずの剣の達人だが、剣心を人斬りにした引き換えに、自らは長州派志士の御輿として徹底して血に汚れまいと戒め、それ以来刀を抜くことはなかった。 作中では冷静で理知的、剣心たち志士の同士には気さくに接する、悠然たるリーダーという人物として描かれていた。剣心からも大きな信望を寄せられていた。剣心の運命を大きく変えることを予見しながらも人斬りの仕事を担わせたり、裏切り者(飯塚)を志々雄を使って容赦なく処刑し、巴を失って失意の底にある剣心に京都で新撰組などから志士たちを守る「遊撃剣士」となることを要請するなど、志士の指導者として非情な決断を下す一面もある。 人斬りを続ける内に精神的に病んでいく剣心のことを誰よりも気にかけ、高杉の予見どおりの結果となり、剣心を人斬りにしたことを悔いた。 巴に剣心と夫婦になることを薦めた人物。OVAでは巴に「緋村という刀の鞘になって欲しい」と頼む場面もある。 劇場版でも回想場面で登場し、坂本竜馬と西郷隆盛も一緒に登場した。『剣心皆伝』の再筆:全体的に鋭角的にリファインされ、かなり神経質そうな印象に。 幾松(いくまつ) 声 - 薛宏美 桂の恋人(後の妻・木戸松子)。原作では桂や高杉が名前を上げるだけだが、OVAで登場した。 高杉晋作(たかすぎ しんさく) 声 - 高木渉 演 映 - 安藤政信(第5作) 身長165cm、体重51kg。1839年9月27日生まれ。山口県(萩)出身。天秤座、血液型B。趣味:三味線。特技:戦争指揮。長州派維新志士で、氏素性に関係のなく有望な兵士を集めた奇兵隊を創設した実力主義者。その徴募の場で、桂と共に剣心を見出す。桂が剣心に人斬りとなることを依頼している横で、高杉は三味線を弾きながら黙って同席していた。わずか14歳の剣心を人斬りにすることには高杉も了承したものの、後の剣心の運命を予見し、桂には「人ひとりの人生を狂わす代償として、今後何があっても二度と刀は抜くな」と釘を刺す。 作中では脱藩を理由に、長州で幽閉されている所が描かれている。その頃には持病の結核がかなり進行していたが、その豪快かつ破天荒なまでの意気はまったく衰えていなかった。会いに来た山県に対しては、「たかが二回の脱藩」と言ってのけ、そんなことくらいで入れられた座敷牢などで自分は終わらないと豪語する。そして、自由の身になった後は奇兵隊を率いて維新回天の原動力のひとつとなる。また剣心と巴が祝言を上げたことにも喝采し、獄中からエールを送る。OVA版では、エンドロールにて結核の身を押して第二次長州征伐に参陣し、関門海峡の戦況を見つめながら陣中で吐血。意識を失い落馬する。『剣心皆伝』の再筆:よりやんちゃな印象を受ける悪ガキ風のデザインに。
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