都市・町
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 16:55 UTC 版)
アサメタウン 冒険の始まりの場所である。主人公の家がある。 メイスイタウン 2番目の町で、主人公はここでライバルたちと出会い最初のポケモンを選ぶ。ポケモンセンターはないが、回復やモンスターボールを売る店が個別に存在する。 ハクダンシティ ロゼリア像の大きな噴水がシンボルとなる町。主人公が初めてジム戦を挑むジムがある。 ミアレシティ 地図の中心のあたりにあるカロス地方最大の都市。この街のシンボルともいえるプリズムタワーはジムを兼ねている。プラターヌ博士の研究所もここにある。ストーリー前半では停電のためサウスサイドストリートしか入る事が出来ないが、発電所復旧後はノースサイドストリートやプリズムタワーにも入れるようになる。他の都市よりも広大かつ複雑に入り組んでおり、ポケモンセンターも3つ存在する。 また、この町のプリズムタワーが『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』のステージの1つとして、「プリズムタワー」という名前で登場する。 アニメ『ポケットモンスター XY』ではこの町の近くに空港がある。 コボクタウン かつての領主の居城だったショボンヌ城の城下町。姓名判断師はこの町のポケモンセンターにいる。 コウジンタウン 海沿いに位置する街。水族館やカセキ研究所がある。 ショウヨウシティ 崖と海に挟まれた町。起伏を生かした自転車用レースコースが整備されており、途中に地つなぎの洞穴の北側坑口もある。自転車屋があり、ここで自転車を入手出来る。また、マッサージ師の女性がいる。 セキタイタウン 古代遺跡が残る町で、3つの隆起状の石がある。フレア団が最終兵器を起動すると花のような形状の最終兵器が石のあったところに出現し、フレア団壊滅後は大穴が残る。 シャラシティ 北西部の町。マスタータワーがあり、主人公はここでメガシンカについて知ることになる。 ヒヨクシティ カロス北部の港町。ヒルトップエリアとシーサイドエリアに分かれており、モノレールで移動する。 クノエシティ カロス地方最北端にある、自然に囲まれた町。技教えの家やポケモン大好きクラブがあり、大好きクラブの女性に話しかけると先頭の手持ちポケモンのなつき度を評価する。モンスターボールが製造されるボール工場もここに建っている。 フウジョタウン 北東部の寒い地域にある、風車がシンボルの町。忘れオヤジとマダムメモリアルがおり、伝説のポケモンについての言い伝えを聞く。 ヒャッコクシティ オーパーツともいえる日時計がある。ただし、日時計が動いている時間は1時間程度と短い。 レンリタウン 川岸に作られた町。大きな滝がシンボルとなっている。駅も存在するが列車に乗る事はできない。ベンチには若い頃のプラターヌが未来の自分に宛てた手紙が残っている。 エイセツシティ ユキノオーや町の中央にあるポケモンジムからの冷気のため、一面雪に覆われている。 ポケモンリーグ カロス地方でのポケモンリーグが開催される場所。建物の中は「火炎の間」「水門の間」「鋼鉄の間」「竜章の間」と呼ばれる4つの部屋に分かれており、それぞれの部屋で四天王が待ち構えている。四天王全員に勝利すると「光の間」へ行くことができ、チャンピオン・カルネとのバトルになる。 また、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』のステージの1つとして、「カロスポケモンリーグ」という名前で登場する。原作同様に乱闘中は4つの部屋に切り替わり、それぞれ異なったギミックを見せる。 キナンシティ 他の町から大きく離れた南東部にある町。殿堂入り後に来られるようになり、ミアレシティからTMVに乗って来られる。町の中心部にはバトルハウスがあり、フレンドサファリもある。道路や水道でつながっていないため、他の町から徒歩(自転車等を含む)やそらをとぶ以外のひでんマシン技では行く事が出来ない。
※この「都市・町」の解説は、「カロス地方」の解説の一部です。
「都市・町」を含む「カロス地方」の記事については、「カロス地方」の概要を参照ください。
都市・町
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 01:34 UTC 版)
ミシロタウン 主人公がジョウト地方から引っ越してきた森の中の小さな町。古風な町並で有名であり、オダマキ博士のポケモン研究所もある。民家の屋根の色は茶色。 コトキタウン 主人公が2番目に訪れる田舎町。ポケモンセンター・フレンドリィショップといった基本的な施設が揃っている。ミシロタウンのかなり近くにあり、オダマキ博士はこの町の近くによくフィールドワークに訪れる。民家の屋根の色は茶色。 トウカシティ 主人公の父親がジムリーダーとして働いている、海の近くの町。垣根で囲まれた立派な家が多い。この町には病弱な少年・ミツルの故郷だが、療養のためストーリー序盤でシダケタウンに引っ越してしまう。郊外は浜辺や森などの自然が豊かである。民家の屋根の色は赤色。センリのポケナビの紹介文からミシロタウンから徒歩30分で着ける位置にあるらしい。トウカジム ジムリーダーはノーマルタイプ使いで、主人公の父親のセンリ。ジムに現れるエリートトレーナーはポケモンを道具で強化して戦う難敵。 道場のようなジムで、内部は多数の小部屋に分かれており、トレーナーはそれぞれの部屋の看板に掲げられたテーマに沿った強化道具を使用する(スピーダー、クリティカッターなど)。挑戦するには、ジムバッジを4つ集めなければならない。 カナズミシティ ホウエン地方最西端の大都市であり、大企業デボンコーポレーション本社がある。トレーナーズスクールが存在する学園都市でもある。石畳の綺麗な地面の上に街頭や噴水が見られ、町の整備が行き届いていることが分かる。また多くの建物が塀や柵で囲まれている。建物は金色や灰色を基調にしている。カナズミジム ジムリーダーはいわタイプ使いのツツジ。「たんパンこぞう」や「やまおとこ」といったトレーナーが多い。 金・銀・クリスタルを除く、シリーズで最初に出てくる他のジムと同様、ジムの中はすべてのトレーナーを避けて通れる仕組みになっている。 ムロタウン ホウエン地方南西部の海に浮かぶ離島にある小さな町。町全体が砂浜の上に建っている。また、釣りで訪れる者が多い。いつも島では何かしらの流行語が存在する。本土との間に定期船は通ってなく、ハギの舟を無料で渡し舟と言う形で使用できる(トウカジムをクリアしたら波乗りが使えるようになり不要になるため、ハギによる舟は使えなくなる)。民家の屋根は青色。ムロジム ジムリーダーはかくとうタイプ使いのトウキ。「からておう」や「バトルガール」など格闘タイプの専門家が集まる(『エメラルド』では「ふなのり」も追加されている)。 当初は内部が非常に暗く、ジムトレーナーに勝つたびに少しずつ明るくなっていく仕組み。見える範囲は丸型で、ジムリーダーに勝利すると、画面いっぱいに明るくなる。 カイナシティ ホウエン南部の大きな港町で、海上交通の拠点のひとつ。ミナモシティとは連絡船タイドリップ号で結ばれる。バザーが行われているなど、活気に溢れている。造船所や海の科学博物館など海に関する施設が多い。民家の屋根の色は灰色。町の東部にある造船所はアクア団やマグマ団の野望に密接な関わりがあるため、組織のターゲットになることが多い。『ルビー・サファイア』ではコンテスト会場が、『エメラルド』ではバトルテントが存在。ホウエン地方のポケモン大好きクラブも存在する。海の科学博物館(うみのかがくはくぶつかん) カイナシティ東部にある海をテーマにした博物館。主人公が初めて訪れた際にはアクア団(『ルビー』ではマグマ団)が占領しており、主人公から「デボンのにもつ」を奪おうとしていた。ちなみに建物内で流れるBGMは『赤・緑・青・ピカチュウ』及び『ファイアレッド・リーフグリーン』に登場した『サント・アンヌ号』のBGMのアレンジであり、2階の展示室にはその模型が展示されている。入館料は50円。 キンセツシティ ホウエン地方のほぼ中央に位置し、四方に道路が通じており人々が明るく楽しい町。地下都市の計画「ニューキンセツ」があったが、現在は放置されている。その後廃墟になったニューキンセツで発電マシンが暴走するという事件が起こる。ポケモンセンターには変なオヤジがレコード関連でいろいろなことをしてくれる。町の北東部のサイクルショップカゼノでは自転車をもらうことができる。民家の屋根の色は紫。 『オメガルビー・アルファサファイア』では町全体が2層構造のショッピングモールとなり利用可能施設が大幅に増えたが、『ルビー・サファイア・エメラルド』にあったゲームコーナーは存在せず、廃業扱いで中には入れない。 キンセツジム ジムリーダーはでんきタイプ使いのテッセン。トレーナーは「ギタリスト」の他「バトルガール」や「たんパンこぞう」など電気に関係ない者も多い。『エメラルド』では「こんちゅうマニア」も追加されている。 電気の柵で進路が遮られており、ジム内にあるスイッチを切らなければ先に進めない仕掛けになっている。 シダケタウン ホウエン地方内陸部にある高原の町。風向きの関係で火山灰が飛んでこないので空気が澄んでおり、体の弱い人も元気になれるという美しい緑の町。療養に訪れる人も多い。ミツルのいとこのミチルの家があり、ミツルはここに引っ越してきた。町の外れのカナシダトンネルにはミチルに会うためにトンネルを掘り続ける人がいる。民家の屋根の色も緑色である。『ルビー・サファイア』ではコンテスト会場が、『エメラルド』ではバトルテントが存在。 ハジツゲタウン ホウエン地方北西部にある小さな農村。火山灰の多い土地で、火山灰に負けない野菜を作っている。隕石の多い土地でもあり、研究所も存在する。ポケモンのレベルアップで覚える技をすべて知っており、あることをすればそれを教えてくれる青年もいる。屋根の色はオレンジ。『ルビー・サファイア』ではコンテスト会場が、『エメラルド』ではバトルテントが存在。 フエンタウン 煙突山のふもとにある温泉街。位置の重なる地域周辺にも全国的に有名な温泉がある。老人の多い町である。ポケモンセンターから裏にある温泉に行くことができる。付近にある砂風呂はポケモンのタマゴに効果があるということで人気。ポケモンカンポー薬の店もある。交通の便は悪く、町の近くは段差や崖だらけでなかなか接近しにくい。民家の屋根の色は赤色。フエンジム ジムリーダーはほのおタイプ使いのアスナ。トレーナーは「キャンプファイアー」が多く、砂風呂にもぐって挑戦者を待ち構えている。『エメラルド』では「やまおとこ」も追加されている他、回避不可能の部分もあり。 ジムの中では珍しく地下1階があり、地上と地下を行き来してジムリーダーの居る所を目指す。 ヒワマキシティ ホウエン地方屈指の豪雨地帯にある町。木が町中に生い茂り、木の中の家(ツリーハウス)で人々は暮らしている。ただしポケモンセンター・フレンドリィショップ・ポケモンジムだけは地上に建っている。豊かな木材資源を活かした家具を販売する店がある。町の近辺にはカクレオンが出没し、人々を困らせている。ヒワマキジム ジムリーダーはひこうタイプ使いのナギ。飛行ポケモンを持つ「とりつかい」の修行の場となっている。 ジム内部には多数の回転扉があり、上手く扉を回転させないと先に進めない仕組みになっている。また、スコープでカクレオンを登場させるイベントをクリアしないとジムに入れないようになっている。 ミナモシティ ホウエン地方東部にある有名な観光地。連絡船タイドリップ号によってカイナシティと結ばれる。郊外にはサファリパークが存在し、デパート・美術館・民宿・トレーナーファンクラブといった観光施設に恵まれているが、町の北東には怪しい洞窟が存在する。ポケモンの技を忘れさせてくれる老人が住んでいるのもここ。ホウエン地方では最高ランクのコンテスト会場がある。このコンテストで高得点を出し続けると、美術館に絵を飾ってもらえたり記念品を入手できたりと様々なイベントがおこる。稀に開催される「ほりだしもの市」は人々の注目の的。大きな都市ではあるが、街のBGMはゆったりとしたワルツ調のものとなっている。民家の屋根の色は青色。ミナモデパート ミナモシティ北部にあるデパート。5階建てで多くの商品を取り扱っている。屋上には自動販売機があり、殿堂入り後には「ほりだしもの市」が行われるようになる。1階のカウンターでは1日1回「ポケモンくじ」が引ける。 トクサネシティ 気候が穏やかな島。スペースシャトルの発射基地で有名なトクサネ宇宙センターがある。民家の屋根の色は赤茶色。秘密基地の場所を教えてくれる少年や、『ルビー・サファイア』のチャンピオン「ダイゴ」の家もある。『エメラルド』では新しくゲームセンターが開業した。島の民家にある開かずの扉はカードe+を使うことで開き、中では民家の老人が呼び寄せたという腕利きのトレーナーと対戦することができる。『ルビー・サファイア』で、「ホウエンずかん」に登録されていないポケモンが見られるのはここでの対戦のみ。捕獲や図鑑登録はできない。トクサネジム ジムリーダーはエスパータイプ使い、双子のフウとラン。「サイキッカー」やなどレベルの高いトレーナーが集う。『エメラルド』では「ジェントルマン」・「オカルトマニア」も追加されている他、ダックバトルで勝負を挑むことがある。 『ルビー・サファイア』では乗ると移動する床、『エメラルド』では回転床を使った凝った仕掛けが登場する。 トクサネ宇宙センター(トクサネうちゅうセンター) トクサネシティ東部にある施設。日々多くの職員がロケットの打ち上げや研究をしている。施設の近くにはロケットの打ち上げ成功を祈願するために置かれた白い岩がある。 『エメラルド』では、ジム戦クリア後にマグマ団がロケットの燃料を奪うために施設内を占領してしまう。 『オメガルビー・アルファサファイア』では、殿堂入り後の『エピソードデルタ』でマグマ団(アクア団)が施設内を占領してしまう。 ルネシティ 休火山の火口に雨が溜まってできたいわゆる火口湖がある景観の美しい町。水の都と呼ばれている。島は白い岩で構成されている。町は地形的に閉ざされており、そらをとぶか、海底のトンネルで秘伝技「ダイビング」を使用してのみ外部と通じている。町の中央には超古代ポケモンの覚醒の場・めざめのほこらがある。そのため、この町はグラードンやカイオーガの動乱で最も被害を受けた。民家は白と黒を基調にした変わった形をしており、BGMも独特な雰囲気を醸し出している。町全体がカルデラ内部の傾斜に建っているため、かなり段差が多く入り組んだ構造になっている。 『エメラルド』ではトクサネシティではなくルネシティに開かずの扉のある民家がある。ただし、こちらはカードe+で扉を開けることはできない。 『オメガルビー・アルファサファイア』では巨大隕石の衝突によってできたクレーター内部に町が作られたという設定に変わっており、町の中心部にはカロス地方のAZから贈呈された大木がある。ルネジム ジムリーダーは『ルビー・サファイア』、『オメガルビー・アルファサファイア』ではミクリ、『エメラルド』ではその師匠のアダン。どちらもみずタイプ使いである。「おとなのおねえさん」や「ミニスカート」などタマムシジム同様、女性トレーナーしかいない。 各階層にある氷の床は2回踏むと割れて地下へ落下してしまう仕組みになっており、全て一筆書きで通ることができればリーダーへの道が開ける。またトレーナーはジムリーダーを除き、全て地下にいる。 キナギタウン 海に浮かぶ筏の上にある小さな町であり、サニーゴの群れの上にあると言われている。ホウエンの大好きクラブ会長の弟やマボロシ島発見に情熱を捧げる老人が住んでいる。屋根の色は緑色で木造。 サイユウシティ ホウエン地方の最東端の島にあり、ポケモンリーグが開かれる町。上陸するには秘伝技「たきのぼり」を使用する必要がある。施設はポケモンセンターとポケモンリーグしかなく、一般の民家はない。町の中心をチャンピオンロードが遮る。『オメガルビー・アルファサファイア』では、北部がポケモンリーグと一体化しており、南部のみがサイユウシティとなっている。そのためか、ポケモンセンターだけの非常に閑散としたシティとなっている。 ポケモンリーグ カゲツの部屋 茶色を基調とした部屋。『オメガルビー・アルファサファイア』では和風のテイストにリメイクされており、金粉の舞う橋の先にある部屋に変更された。 フヨウの部屋 紫色を基調とした部屋。『オメガルビー・アルファサファイア』では和風のテイストにリメイクされており、藤と蓮の花の咲き乱れる橋の先の幽霊屋敷のような部屋に変更された。 プリムの部屋 青色を基調とした部屋で氷の床が張ってある。『オメガルビー・アルファサファイア』では和風のテイストにリメイクされており、雪の降る凍り付いた橋の先の、つららの下がった古民家のような部屋に変更された。 ゲンジの部屋 赤色を基調とした部屋で、竜の牙が置いてある。『オメガルビー・アルファサファイア』では和風のテイストにリメイクされており、灼熱地獄のような溶岩の上に架かる橋の先、火を吐く竜の顔のついた部屋に変更された。 ダイゴ、ミクリの部屋 ダイゴの部屋は薄紫色を基調としており、ミクリの部屋は水色を基調としている。 バトルフロンティア 『エメラルド』にのみ登場。実力を認められたトレーナーポケモンバトルの最前線であり、趣向を凝らした7つのポケモンバトルの施設が存在する。ポケモンセンターやフレンドリィショップもあり、町としての機能も備えている。オーナー「エニシダ」に認められたトレーナーが入ることができる島。 バトルリゾート 『オメガルビー・アルファサファイア』に登場。バトルハウスが建っている。
※この「都市・町」の解説は、「ホウエン地方」の解説の一部です。
「都市・町」を含む「ホウエン地方」の記事については、「ホウエン地方」の概要を参照ください。
都市・町
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/25 07:25 UTC 版)
今作の町の名前は、ブラックシティとホワイトフォレスト以外はそのほとんどが模様・文様の名前からつけられている。詳細は以下を参照。 カノコタウン 主人公と幼なじみの家がある、『ブラック・ホワイト』の「はじまりの町」。アララギ博士の研究所もある。町の南側は海に面している。名前の由来は鹿子模様。 カラクサタウン カノコタウンの次に主人公が訪れる町。ツタが生い茂るとともに、地形は起伏に富んでおり、高台からは2番道路を見渡せる。特定の住民に話しかけるとBGMにピアノとドラムのパートが追加される。名前の由来は唐草模様。 サンヨウシティ 美しい庭園がある町。アララギ博士の友人である、発明家のマコモが住んでいる。トレーナズスクールがある。町はずれに夢の跡地がある。サンヨウジム ジムリーダーが3人存在し、相手のポケモンの弱点によって誰が戦うかを決めているため、主人公が最初に選んだポケモンによって対戦相手が変わる。ミジュマルを選んだ場合くさタイプ使いのデント、ポカブを選んだ場合みずタイプ使いのコーン、ツタージャを選んだ場合ほのおタイプ使いのポッド。 ジム内部はレストランにもなっており、ジムのトレーナーもウエイターとウエイトレス。進路を遮るカーテンと床に設置された3つのスイッチにはそれぞれくさ・みず・ほのおのいずれかのタイプのマークが描かれており、カーテンに描かれたタイプの弱点となるタイプのスイッチを踏むことで先に進める。 『ブラック2・ホワイト2』では三つ子がジムリーダーを降りているため、単なるレストランになっているが、三兄弟のうち誰か一人をパートナーにして他の兄弟にポケモンバトルで挑める。 シッポウシティ 古い倉庫や機関車の線路跡など、昔の町並みを残す町。博物館があり、考古学が発達している。名前の由来は七宝文様(円形をずらしながら交差させ、網状に連ねた文様。別名七宝繋ぎ)。カフェのテラスにいる男に近づくとBGMにアコーディオンのパートが追加される。シッポウジム ジムリーダーはノーマルタイプ使いのアロエ。 ジムが博物館と併設されており、博物館の奥の扉から先に進むとジムになっている。ジムの内部は図書館のようになっており、本棚の本に隠されたメモを見つけ、そこに書かれた問題を解いて次のメモを見つけることで先に進める仕組みになっている。博物館では見つけたポケモンの化石を持ってくれば、復元してもらえる。 『ブラック2・ホワイト2』ではアロエがジムリーダーを降りている為、アロエ書斎を兼ねた図書館として一般開放されている。 ヒウンシティ イッシュ地方の中心都市。多数の高層ビルがそびえ立つ大都会であり、公式で最初に公開された町である。冬以外の季節で毎週火曜日には売り切れるほど人気のヒウンアイスを1個だけ買うことができる。『ブラック2・ホワイト2』では人気がなくなり1日に1個か1ダース買えるようになった。プレイヤーが殿堂入りを果たすと再び人気が集まり、行列を作っているが、購入できる量は殿堂入り前と変わらず1日1個または1ダースである。ゲームフリークのビルがあり、そこでエンディング後のみ、1日に1回だけゲームフリークのディレクターの森本茂樹をモデルにしたモリモトと対戦できる。この時のメンバーはレパルダス・ココロモリ・ゼブライカ・ヤナッキー・バオッキー・ヒヤッキー。港があり、ここの船着き場からリバティガーデン島、ユナイテッドタワーに行ける。名前の由来は飛雲文(その名の通り雲を表した模様)。高層ビルはマンハッタンのものからイメージされている。ヒウンジム ジムリーダーはむしタイプ使いのアーティ。 ジム内部は蜂の巣状の構造になっており、蜜のような素材でできた壁は突き抜けることが可能。床に設置されたスイッチを2ヶ所踏むと進路を塞ぐ鉄柵が下り、先に進むことができる。 『ブラック2・ホワイト2』では上層と下層を繋ぐ繭の中を通って最上層を目指す。 ライモンシティ イッシュ地方有数の娯楽都市。遊園地やポケモンミュージカル会場があるほか、スタジアムやバトルサブウェイのギアステーション、バトル検定などポケモンバトルを行う施設が充実しており、「ポケモン勝負のメッカ」とも呼ばれる。ライモンジム ジムリーダーはでんきタイプ使いのカミツレ。 ジムは遊園地の敷地内にあり、多数のコースターが設置されている。コースターに乗って途中の切り替えポイントで下り、進路を切り替えながら先に進む仕組みになっている。 『ブラック2・ホワイト2』ではカミツレのファッションステージになっており、トレーナーを倒しながら進む。前のジムとは別に建っており、元のジムはジェットコースター乗り場として一般開放されている。 ホドモエシティ イッシュ地方の海の玄関とも言われる港町。マーケットがある。近くにはホドモエの跳ね橋がある。 『ブラック2・ホワイト2』では幾つものホテルが建ち並ぶホテル街になっている。また、元プラズマ団によるポケモンの保護施設がある。ホドモエジム ジムリーダーはじめんタイプ使いのヤーコン。 ジム内には多数のリフトと足場が設置されており、リフトで上ったり下りたりを繰り返しながら最下層にいるジムリーダーを目指していく。 このジムはヤーコンの経営する会社の社屋でもあり、出入り口には受付嬢がおり、トレーナーは皆ヤーコンの会社の社員および作業員である。 『ブラック2・ホワイト2』では暗闇の中をベルトコンベアで進んでいく。歩いた場所は明かりが点る。 フキヨセシティ 山のふもとにある、農業が盛んな町。『ブラック』では効率を重視したビニールハウスが、『ホワイト』では天候を利用した自然農法がおこなわれている。農作物を近くの空港からカントー地方やジョウト地方などの全国に出荷している。フキヨセジム ジムリーダーはひこうタイプ使いのフウロ。 ジム内に設置された大砲で人間大砲のように宙を飛び、先に進む仕組みになっている。 『ブラック2・ホワイト2』ではジム内に風が吹き荒れており、物陰に隠れて吹き飛ばされないように進む。 セッカシティ 降雨・降雪が多く湿潤な環境で、冬は一面銀世界の寒い町。すぐ近くには古代に建てられたリュウラセンの塔が聳え立っている。セッカジム ジムリーダーはこおりタイプ使いのハチク。 ジム内部は床が凍っており、途中の足場に設置されたスイッチを踏んでストッパーの向きを変えながら進む。 『ブラック2・ホワイト2』ではハチクがジムリーダーを降りている為、中は無人。 ソウリュウシティ ポケモンリーグ直下の都市。『ブラック』では近代的な街並みが、『ホワイト』では歴史を重んじた街並みが見られる。BGMも『ブラック』では機械的な曲調(追加パートはショルダーキーボード)、『ホワイト』ではさびしげな曲調(追加パートは二胡)のアレンジとなっている。追加パートはどちらも、ポケモンセンター近くの人に近づくことで聞くことができる。ソウリュウジム ジムリーダーはドラゴンタイプ使いのシャガ(ブラック)、またはアイリス(ホワイト)。『ブラック2・ホワイト2』ではシャガ。 ジム内部の足場は龍の形になっている。龍の背中を進み、途中の足場から飛び降りて龍の腕に当たる部分のスイッチを押すことで、龍の首の向きが変わり先に進むことができる仕組みになっている。 『ブラック2・ホワイト2』では足場が龍の形になっているのは変わらないが、仕掛けは異なり龍の頭のスイッチを踏む事で進む方向を決め、トレーナーを倒しながら最上階を目指す。ホウエンのトウカジムのように進む方向によってトレーナーの戦い方が違う。 カゴメタウン 昔からある町で、古来の風習が色濃く受け継がれている。郊外の森には、近づけば災いが降りかかると言われる巨大洞窟、ジャイアントホールがある。このジャイアントホールにいるという怪物の伝承により、夜になると住人はみな屋内に入ってしまう。 サザナミタウン 輝くような海が人気の、評判高い避暑地で、富豪の住居や別荘もある。夏にはたくさんの人がバカンスに訪れる。季節が春・夏の時に四天王カトレアの別荘にシンオウ地方のチャンピオン・シロナが訪れており、初回のみ季節を問わず、2回目以降は春のみ、1日1回だけ対戦できる。夏だけBGMが変わる。『ブラック2・ホワイト2』では掘削工事によりリバースマウンテンと連結。また、マリンチューブの起点である。 ブラックシティ 『ブラック』『ブラック2』『ホワイト2』のみ登場。『ホワイト2』では「キーシステム」内の街の変更が必要。黒が基調の都市で、治安が悪い。「金があれば何でも手に入る」と住民が発言する。トレーナーと一人につき一日一度勝負できる。ショップで珍しいアイテムを買うことができるが、他の町の物価水準に比べ破格と言えるほどの高値。 『ブラック2・ホワイト2』ではポケモンバトルの修行場である「黒の摩天楼」がそびえている。最初は買い物ができないが、黒の摩天楼の進行状況に応じてマーケットが開く。 ホワイトフォレスト 『ホワイト』『ホワイト2』『ブラック2』のみ登場。『ブラック2』では「キーシステム」内の街の変更が必要。森の中に住民が住む。ブラックシティと異なり、街というよりは整備された森林というイメージがある。ただし公式的には街扱いになっていることがパッケージ内の『ブラック・ホワイト』のチラシで確認できる。空気はきれいだと住民が自慢する。他の地方のポケモンも生息している。 『ブラック2・ホワイト2』では奥にポケモンバトルの修行場である「白の樹洞」が広がっている。 カナワタウン イッシュ地方の北西に位置する車両基地の町。「そらをとぶ」で行くことはできず、ライモンシティから地下鉄でのみ行くことができる。鉄道好きの人が車両基地に見える車両を紹介してくれる。週末は見物客で賑わい、道具交換をしてくれる人が多い。フルートを持った人に近づくとBGMにフルートのパートが追加される。 以下の都市・町は『ブラック2・ホワイト2』にのみ登場する。 ヒオウギシティ イッシュ地方の南西に位置する町。『ブラック2・ホワイト2』の「はじまりの町」。『ブラック・ホワイト』での「はじまりの町」とは異なり、ポケモンセンターやトレーナーズスクールもある。絶景が見られる高台がある。ヒオウギジム ジムリーダーはノーマルタイプ使いのチェレン。『ブラック・ホワイト』の主人公の幼馴染みの少年である。 ジムはトレーナーズスクール内部にある。屋外のバトル場というシンプルなもので、トレーナー二人を倒すとチェレンと戦える。 サンギタウン 時計台が一日の始まりを告げる町。ケルディオに関するイベントも存在する。 タチワキシティ ポケウッドに隣接する港町。船でヒウンシティに向かうことが出来るほか、コンビナートにつながっている。タチワキジム ジムリーダーはどくタイプ使いのホミカ。 ジム内部はライブハウスになっていて、ホミカはライブをしていて声が届かない。メンバー二人を倒すとホミカと戦える。 ヤマジタウン 砂嵐の吹き荒れる西洋劇風の町。フキヨセシティと航空機でつながっている。 セイガイハシティ サザナミタウンのさらに北にあり1年中賑わうリゾート地。 サザナミタウンとマリンチューブでつながっている。セイガイハジム ジムリーダーはみずタイプ使いのシズイ。 ジム内部は町と同じく水の上に桟橋がかけてあり、離れた橋には水草に乗って渡る。他の水草にぶつかると壁まで動く。
※この「都市・町」の解説は、「イッシュ地方」の解説の一部です。
「都市・町」を含む「イッシュ地方」の記事については、「イッシュ地方」の概要を参照ください。
都市・町
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 10:40 UTC 版)
フタバタウン シンオウ地方の主人公の家とライバルの家がある町。最初の町なのでポケモンセンターもフレンドリィショップもない。近くに湖がある。名前の由来は、「双葉(ふたば)」。 マサゴタウン ナナカマド博士の研究所がある、海辺の小さな町。プレイヤーが選んだ主人公とは別の性別の主人公(ナナカマドの助手)が住む家がある。町の中でもひときわ大きい青い屋根の家はナナカマド博士の研究所。ここでは主にポケモンの進化についての研究が行われている。プレイヤーとは別の性別の主人公の父親も研究所で助手として働く。名前の由来は、「真砂(まさご)」。 コトブキシティ シンオウ地方一の大都市であり、GTS(グローバル・トレード・ステーション)やテレビ局など多様な施設がある。石畳で覆われた地面に街路樹や噴水が備え付けられるなど、小ぎれいに整備された町並みが特徴。他の場所とは違い、深夜まで建物の明かりが灯っている眠らない町。四方に道が通じている交通の要所でもある。従来の作品と同じく、冒険の始めにポケモンバトルについて解説してくれる「トレーナーズスクール」がある。 町の中にある高層ビルはポケッチを作った会社の本部・ポケッチカンパニー。ここでは社長一家が家族ぐるみで新しいアプリの開発を進めている。会社では定期的に新機能を手持ちのポケッチに追加してもらえる他、アプリの使い方を調べることもできる。名前の由来は、「寿(ことぶき)」。テレビコトブキ 一般客も楽しめるテレビ局、というコンセプトのもとに造られている。そのため、主にワイヤレス通信を使った遊びが用意されている。テレビ局の1階では「コトブキくじ」を引いたり、トレーナーとのイベントバトルをしたりできる。『プラチナ』ではトレーナーとのバトルは存在しない。2階ではポケモンに飾り付けをして写真を取ることができ、このデータを通信で友達に送ることが可能。3階では冒険中に打ち立てた様々な記録を見ることができ、このデータも友達に送ることが可能。 GTS(グローバル・トレード・ステーション) Wi-Fi通信を使って世界中の人とポケモン交換ができる施設。ホールの右側には直径数メートルもある巨大なハイテク地球儀「ジオネット」が設置されており、Wi-Fiでの通信交換をした相手の住んでいる場所が自動的に記録されていく。『プラチナ』では「グローバルターミナル」として機能が追加され、3階建てとなった。『ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』では「グローバルミラクルトレードステーション」として機能が変更された。 クロガネシティ シンオウ地方中央部の、石炭に恵まれた山間部の町。黒っぽい土が町全体に広がっているので今までの町とは違った印象を受ける。町は炭鉱を中心に動いており、至る所で石炭を運ぶベルトコンベアや作業員を見かけることができる。 町の石炭の出所はクロガネ炭鉱。坑道は地下深くまで伸びており、最深部は海面よりも低いという。ジムリーダーのヒョウタもここで働いている。その近くには炭についての展示をしている炭鉱博物館がある。名前の由来は、「鉄(くろがね)」。クロガネジム ジムリーダーはいわタイプ使いのヒョウタ。いわタイプ使いの「たんパンこぞう」などのトレーナーが集まる。 崖や吊り橋など立体的な構造が特徴。最初のジムではおなじみだが、トレーナーを全員避けて通れる。 ソノオタウン 美しい花で有名な町。町中に多くの花が咲き乱れている他、町の北部には広大な花畑が広がる。「はなばたけのポケモン」にまつわる伝説がある。フラワーショップがあり、きのみを育てるために必要な「コダックじょうろ」がもらえる。近くには植物を育てるのに最適なふかふかの土も多く、園芸に打ち込むのにちょうどいい場所。また、おこづかいでみつが買え、一部の木にぬる事が出来る。 平和で穏やかな町だったが、郊外にある風力発電所がギンガ団に占拠されてしまい、付近の道路が封鎖されたり、町の住民が襲われて商品を強奪されそうになったりする事件が起こった。名前の由来は「園生(そのお)」。フラワーショップ いろとりどり ソノオタウンの中心部にある花屋。木の実と引き換えに、コンテスト用のアクセサリーがもらえる。ただし、木の実は大量に必要で、100個以上要求されることもある。また、1日1個だが木の実がもらえる。 ハクタイシティ シンオウ地方に昔からあった、歴史を感じる町。しかし、今では高層ビルが乱立して昔の面影は薄れつつある。町外れにはシンオウ神話に登場する大昔のポケモンの像があり、これを調査するためにギンガ団のアジトが建てられた。また自転車屋や、珍しくて効能の高い薬を販売するカンポー屋もここにある。エンディング後にはオーキド博士が町に別荘を構え、博士の滞在中は全国図鑑の完成度を評価してもらえる。名前の由来は、「百代(はくたい)」。 また、この町にはヒョウタの親戚で穴を掘るのが大好きな「ちかおじさん」が住んでいる。ちかおじさんは「たんけんセット」を配っており、これは地下通路への出入りに欠かせない道具となる。ちかおじさんは主人公にミッションを与えるので、それを成功させれば道具がもらえる。ポケモンセンターの隣のちかおじさんの家には、「ちかベンチャー」を極めるためにおじさんに入門した弟子たちがいる。ハクタイジム ジムリーダーはくさタイプ使いのナタネ。「ピクニックガール」などくさポケモンを使うトレーナーの練習場所になっている。 ジム内部は森のようになっており、『ダイヤモンド・パール』では木の陰にトレーナーが隠れ、『プラチナ』ではトレーナーに勝つごとに時計が動いたり、噴水が止まる仕掛けになっている。どちらも、ジム内にいるトレーナー全員に勝たなければジムリーダーに挑戦できない。 ギンガハクタイビル ハクタイシティにある、とげとげしい装飾のついた研究施設。ここではギンガ団が「ギンガばくだん」製造のため、ポケモンが進化の際に放出するエネルギーを利用する方法を開発している。その傍らでハクタイシティの神話の調査も手がける。 ヨスガシティ シンオウ東部の大都市。「人にもポケモンにも優しい町」を目指した町作りが行われており、福祉が充実している。そのため老人や赤ちゃんの人口が大きく、大家族も多い。レンガを敷き詰めた地面や整備された街灯が特徴的。だが、コトブキシティなどの大都市と比べて建物が密集しており、町並みはごちゃついている。名前の由来は、「縁(よすが)」。 ヨスガにはポケモンスーパーコンテスト会場やふれあいひろばなどポケモン関連の施設が多い。町の中央部にはポケモンを愛する人が集まるポケモン大好きクラブのシンオウ本部もある。因みに全ての地方のだいすきクラブの中で、このクラブが一番自慢話が長いという。町の北はポケモンふれあい広場という公園になっており、ここではポケモンをボールから出して連れ歩くことができる。ただし、一緒に歩くことのできるポケモンの種類は決まっている。ここで歩いていると、ポケモンが珍しいアクセサリーや木の実を拾ってくることもある。ヨスガジム ジムリーダーはゴーストタイプ使いのメリッサ。 『ダイヤモンド・パール』では、簡単な四則計算を解いて正しい答えを出さなければジムリーダーの部屋にたどり着けない。『プラチナ』では、正しい扉を開けなければ最初の部屋に戻されてしまう。 コンテスト会場(コンテストかいじょう) ポケモンスーパーコンテストが行われる会場。ワイヤレスで人とコンテストをしたり、自分の優勝記録を見ることもできる。『ルビー・サファイア』のものとは違い、1つの会場で4つのランクのコンテストを全て開催している。ポケモンだけでなく、トレーナー(コーディネーター)もドレスアップして挑戦する。ランクは低い順に「ノーマルランク」・「グレートランク」・「ウルトラランク」・「マスターランク」と呼ばれている。上のランクのコンテストには主人公の母親やメリッサも時々出場している。初めて挑戦する人のために練習ができるようになっている。近くには、コンテストには欠かせないポフィンを作るためのポフィン料理ハウスもある。 ズイタウン 何もない道に人が集まりできた町。人の住む町としては未発達の様子で、地面はデコボコで不規則に木が生えているなど自然の色合いが強い。町の周辺は放牧地帯となっているため、牧場で働く人たちが多く住んでいる。町の東の崖にはアンノーンが生息している遺跡がある。名前の由来は、「髄(ずい)」。 この町にはポケモンそだてやがあり、ポケモンを預ければトレーナーに代わって育ててくれる。ポケモンを2匹以上預ければ時々タマゴが見つかることもある。今作では、ポケッチでポケモンの育ち具合を確認できるという機能が追加された。また、シンオウ地方では有名な新聞を発行する新聞局もあり、随時アルバイトを募集している。ズイの遺跡(ズイのいせき) ズイタウンにある謎の遺跡。内部は迷路のようになっており、アンノーン文字を解読して先に進むようになっている。通常の入り口からは行けない隠された小部屋も存在するという。遺跡内には28種類のアンノーンが生息。214番道路のマニアトンネルと直結している。 トバリシティ ヨスガとは一味違う雰囲気の大都市。デパートやゲームコーナーなど遊戯関係の施設がある。白昼堂々と街中をギンガ団がうろついていたり、ギャンブルにはまりすぎて破産する人が出るなど治安は悪い様子。それに合わせてBGMもジャズ調となっている。ギンガ団本部のビルはこの町にあり、市民からは気味悪がられている。また、町の中心部にはトバリデパートがある。デパートはフレンドリィショップをはるかにしのぐ品揃えの良さを誇り、序盤では珍しい「げんきのかけら」などのアイテムも概ね取り揃えている。但し、値段は序盤にしては高め。名前の由来は、「帳(とばり)」。 トバリシティは岩だらけだった土地を切り開いて作られたといわれている。そのため、今でもゴツゴツした岩壁が町中に広がっており、段差も多い。町の外れには何故か隕石とクレーターがある。この隕石にはデオキシスをフォルムチェンジさせる力がある。トバリジム ジムリーダーはかくとうタイプ使いのスモモ。トレーナーは「からておう」ばかりで、4兄弟らしい。 『ダイヤモンド・パール』では左右にスライドする壁、『プラチナ』ではサンドバッグを叩いて積まれたタイヤの壁を崩していく仕掛けが挑戦者の行く手を阻む。 ギンガトバリビル トバリシティの高台にある、とげとげしい装飾が特徴のミラービル。表向きには宇宙エネルギーの研究施設だと言っているが、実際はギンガ団の本部である。内部はワープパネルを使って移動するようになっており、ギンガ団員しか道が分からない仕組みになっている。その最深部では伝説のポケモンから「あかいくさり」を作り出す実験が行われている。近くにある「ギンガ団倉庫」の奥にはギンガトバリビルに繋がる隠された地下通路がある。 ゲームコーナー ミニゲームのスロットができる施設。前作までと比べて飛躍的にコインが出やすくなっている。「ピッピボーナス」というシステムが導入され、一回のボーナスで最高210枚のコインを手に入れられるようになった。さらに、10連続でボーナスに成功すれば「だいばくはつ」の技マシンを受け取れる。貯まったコインは隣の引換所で景品に引き換えてもらえるが、前作までと比べて飛躍的に景品の値段が高くなっている。またスモモの父親がスロットで遊んでいる。 『ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』では海外の表現規制の影響で廃止され、「ファッションスタイル ゆびをふる」というブディックに取って替えられた。 ノモセシティ 大湿原の中にある町。サファリゾーンもある。地形は平坦でだだっ広く、その上に点々と民家が建っている。湿地帯であるため町の4分の1が水没している。ノモセの大湿原に生息するグレッグルがマスコットになっており、ショップにはグレッグルの像も置かれている。『プラチナ』ではグレッグルの顔はめ写真板も存在しており、顔を覗かせると時々本物のグレッグルが横切っていく。 町の北側はノモセの大湿原と言われる広大な湿地帯になっている。ここでは前作までのサファリゾーンと同じように、制限時間内でポケモン取り放題のサファリゲームができる。面積がかなり広く、中ではDD51形ディーゼル機関車に似た列車を利用することで速やかに目的地まで行ける。前作とは違って出現するポケモンが日によって変わるため、ゲートにある望遠鏡で出てくるポケモンを確認することができる。シンオウ地方ではかなり珍しいヤンヤンマやキバニアといったポケモンが現れる。名前の由来は、「野面(のもせ)」。ノモセジム ジムリーダーはみずタイプ使いのマキシ。トレーナーは「つりびと」や「うきわガール」などが主である。 ジム内部は全体がプールになっており、その水位を上げ下げすることで新たな道が開ける。 カンナギタウン テンガン山の麓にある歴史の深い町。かなり小さな町でフレンドリィショップすら無いが、冒険に必要な道具を販売している店はある。住んでいる人も少なく、老人ばかりである。チャンピオンのシロナはここの出身。同じくシロナの祖母はここに住んでおり、長老と呼ばれている。 町の中央には大きなくぼみがあり、そこには祠がある。カンナギタウンの家々はその祠を取り囲むように建てられている。祠の裏にはディアルガとパルキアの壁画があり、その間に古代遺跡の入り口がある。遺跡の奥には伝説のポケモンに関連の深い3つの壁画がある。この遺跡がギンガ団によってカンナギタウンごと爆破されそうになる事件が起こった。名前の由来は、「巫(かんなぎ)」。 ミオシティ 小ぎれいで静かな港町で運河が中央に走っている。その両脇に建物が規則正しく配置されている。町の右岸と左岸は大きな跳ね橋で結ばれており、船が通るたびに上がったり下がったりする。町の南には鋼鉄島や満月島への船が出ている港がある。町に住む船乗りの子供が悪夢にうなされたまま起きなくなってしまう、という事件が起こる。町の端には「はとばのやど」という謎めいた家がある。名前の由来は、「澪(みお)」。ミオジム ジムリーダーはヒョウタの父ではがねタイプ使いのトウガン。主に鋼タイプを使う「さぎょういん」や「エリートトレーナー」が登場するが、それ以外のタイプもバランスよく使う。 ジムは4階建てになっており、リフトをうまく乗り継いでジムリーダーの居るところを目指す。 ミオ図書館(ミオとしょかん) 海沿いにある図書館。ここに置いてある本は大抵が一般人には到底理解できないほど難しい。しかし最上階には読みやすい本が集められており、シンオウ地方の神話についての興味深い蔵書も見ることができる。 キッサキシティ シンオウ最北端に位置し、あたり一面に雪が積もっている町。ポケモンジムを中心にほんの数軒の家が集まっているだけで、町の規模は小さい。時間によってダイヤモンドダストを見ることもできる。町の南の海にある港には砕氷船が停泊しており、そこからファイトエリアに行くことができる。ただし、その船にはポケモンリーグに優勝した者しか乗ることができない。町の中では積雪が深いため町の中では自転車に乗れず、雪に足を取られて早く歩けないなど移動がしにくい。また、多くの住民が厚着をしている。近くにエイチ湖がある。 名前の由来は「鋒(きっさき)」。キッサキジム ジムリーダーはこおりタイプ使いのスズナ。こおりタイプを使う「エリートトレーナー」などの上級ポケモントレーナーが集う。 地面が凍っている上に傾いているので、なかなか思うように進めない。さらに、勢いをつけて滑らないと壊れない雪球が行く手を阻む。 キッサキ神殿(キッサキしんでん) キッサキシティの北にある古代の建物。前作に登場したレジロック・レジアイス・レジスチルと関係の深い伝説のポケモン・レジギガスが封印されている。しかし門番が入り口を守っているので、シンオウ図鑑で見つけた数をすべて埋めていないと外から眺めることしかできない。ジムリーダーのスズナは神殿の中に入る権利を持っている。 ナギサシティ ポケモンリーグへの玄関口と言われる都市。海岸の岩場を切り開いてできた町であり、至るところ崖だらけで起伏が激しい。そのため、崖から崖に向かって多数の陸橋が架けられており、町全体が地上と橋の2層構造になっている。陸橋の上にはソーラーパネルが貼り付けられており、町の電力をまかなっている。ジムリーダーのデンジがジムの改造のために電気を使いすぎて大停電を引き起こしてしまい、大規模な工事が行われた。北部には旅をしているというアサギジムリーダー・ミカンが滞在しており、『ハートゴールド・ソウルシルバー』のイベントで、理由がコンテスト出場のためであると判明する。 海沿いの岬にはかなりの高さを誇る「シルベの灯台」がある。ここからはかなり離れた位置にあるポケモンリーグも見渡せる。その近くにはゴンベのような形の岩が海から突き出しており、ポケモン岩と呼ばれる名所になっている。また、町の中心部にはナギサ市場というマーケットがある。ここではモンスターボールが開いたときの効果を設定できるシールが売られており、その品物は曜日によって変わる。また、中にはポケモンに「がんばリボン」を付けてくれる女性もいる。名前の由来は、「渚」。ナギサジム ジムリーダーはでんきタイプ使いのデンジ。トレーナーは「ポケモンごっこ」や「ギタリスト」など電気ポケモン使いが半数を占めるが、それ以外のタイプもバランスよく使ってくるトレーナーが多い。 回転する足場のつながりをうまく組み替えて道を繋げる、パズルのようなハイレベルな仕掛けが張り巡らされている。 ポケモンリーグ シンオウ地方でのポケモンリーグが開催される場所。リーグの建物は城のような形をしており、かなりの高さの場所にある。チャンピオンロード入口にポケモンセンターが存在する。 シンオウ本土からは遠く離れた孤島にある上、チャンピオンロードや巨大な滝を乗り越えないとポケモンリーグまで行けないため、本当に実力のあるトレーナーしかたどり着くことができない。ここにいる四天王とチャンピオンを倒すことは多くのトレーナーの目標となっている。アニメ版では「スズラン島」という島とされている。
※この「都市・町」の解説は、「シンオウ地方」の解説の一部です。
「都市・町」を含む「シンオウ地方」の記事については、「シンオウ地方」の概要を参照ください。
都市・町
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 16:54 UTC 版)
マサラタウン カントー地方南西部の半島の南端に位置する小さな田舎町。ゲームのスタート地点。 町のシンボルカラーは白。名前の由来は「何色にも染まっていない汚れなき色」。まっさらで白い、始まりの町を意味する。 主人公とそのライバルのそれぞれの家、ゲーム序盤の案内役であるオーキド博士の研究所がある。ポケモンセンターやフレンドリィショップなどの設備は存在しない。 また、派生作品では以下のような設定がある。アニメ版においても主人公サトシの出身地となっている。アニメ版の脚本家の一人、首藤剛志による小説版では、かつては「マッシロタウン」という町名だったが、ポケモントレーナーの「オーキド・マサラ」の功績を称えて改名したという設定になっている。 漫画『ポケットモンスターSPECIAL』ではマサラタウン生まれのトレーナーのみに与えられる特殊能力があり、過去のポケモンリーグの優勝者は全員マサラタウン出身だった。 主人公の家(しゅじんこうのいえ) 主人公の自宅。母親がポケモンを回復してくれる。 『金・銀』系ではレッドの家となっているが、本人は不在(ジョウト地方のシロガネ山頂上で修行中)で母親のみがおり、全く連絡をして来ない息子のことを心配している。 ライバルの家(ライバルのいえ) ライバルの姉(ナナミ)が住んでいる。タウンマップをもらえる。 『金・銀』系ではグリーンの家となっているが、本人は不在(トキワシティのジムリーダーである)で姉のみがおり、特定の時間帯に手持ちのポケモン1体を毛繕いしてくれる。また、『ハートゴールド・ソウルシルバー』のみ、何度も毛繕いしてもらうとグリーンの電話番号を教えてもらえる。 オーキド研究所(オーキドけんきゅうじょ) オーキド博士がポケモンの研究を行っている研究所。最初にポケモンとポケモン図鑑をもらえる。 『金・銀』系では面積が狭くなっており、『ハートゴールド・ソウルシルバー』では専用のBGMは未収録(マサラタウンと同じBGM。オーキド研究所のBGMだった曲は、ラジオ「オーキドはかせのポケモンこうざ」として収録されている)。また、ある条件を満たすとある伝説のポケモンに関連した情報を聞ける。 トキワシティ カントー地方西部に位置する。ポケモンリーグ本部に最も近く、緑に包まれた町。 町のシンボルカラーは緑(常盤色)。常緑樹の葉の色。転じて永遠を表す。 主人公がオーキド博士のお使いを引き受けて訪れることになる。この町で初めてポケモンセンターとフレンドリィショップが登場する。トキワジム ジムリーダーはじめんタイプ使い及びロケット団のボスのサカキ。 最初の町にあるが、どの世代でも初めて訪れたときには、リーダーが不在のため挑戦できず、他の7つのジムバッジを集めた後に再度訪れることとなるジム。ジムトレーナーが繰り出して来るポケモンは全てレベル50を越える。 床には矢印パネルが示されており、乗ると自動で示された方向へ強制移動され、ストッパーの床に乗るか壁にぶつかるまで止まらないようになっており、矢印の経路を観察し正しく進まないとジムリーダーのところへ辿り着けない。『ハートゴールド・ソウルシルバー』では未来的なデザインになっている。 『金・銀』系では、『赤・緑』系の主人公のライバルであったグリーンがジムリーダーとなっている。 『金・銀・クリスタル』では仕掛けはなく、ただ奥へ進むだけのシンプルなデザイン。ジムトレーナーは一人もいない。 『ハートゴールド・ソウルシルバー』では、カントーのバッジを7個集めないと戦うことはできない。また、ジムトレーナーや仕掛けも復活している。 ポケモントレーナーズスクール ポケモンに関する内容を学ぶ学校のような施設。『金・銀』系にはなく、ジョウト地方のキキョウシティにある。トキワからキキョウへ移転したものかどうかは不明。 トレーナーハウス 『金・銀』系のみ登場。『赤・緑』系のポケモントレーナーズスクールと同じ場所にある。 一日一回ポケモントレーナーと対戦ができる。勝負に勝つと『金・銀』では経験値と賞金がもらえ、『ハートゴールド・ソウルシルバー』ではバトルフロンティアと同じバトルポイントを1BPもらえる。 対戦相手は『金・銀・クリスタル』ではLv50のバクフーン・オーダイル・メガニウムを手持ちに入れたNPC(名前は「ヒカル」)だが、「ふしぎなおくりもの」で通信を行っている場合は最後に通信を行った相手のデータがNPCとして登場し、トレーナーの名前・手持ちポケモンの順番・レベル・技は全て通信相手のものとなる。 『ハートゴールド・ソウルシルバー』では『金・銀・クリスタル』と同じポケモンを持ったNPC(平仮名の「ひかる」となっている)が対戦相手で登場し、『ポケウォーカー』で通信した場合はその相手が登場するようになる。『金・銀・クリスタル』と同様にトレーナーの名前・手持ちポケモンの順番・レベル・技は全て通信相手と同じになり、通信した相手が登場するのは最大10人まで登録できるようになるが、10人に達した場合は以降、一番古いトレーナーと入れ替えて登録するようになる。なお、ひかるは消えることはない。 また、戦闘中に道具を使うことはできず、『ハートゴールド・ソウルシルバー』ではレベルが50以上になっているポケモンは対戦中だけ一時的にレベル50までに下げられる。 ニビシティ カントー地方北西部に位置する山間部の町。面積は比較的広く、北には博物館がある。路地は石畳になっている。 町のシンボルカラーは灰(鈍色)。 この町のジムで初めてポケモンジム戦ができる。ニビジム ジムリーダーはいわタイプ使いのタケシ。 岩々に囲まれたジム。『ハートゴールド・ソウルシルバー』では、両サイドに観客席のようなものが設置されている。ジムトレーナーは1人で、『赤・緑』系及び『ハートゴールド・ソウルシルバー』では、回り道をすればトレーナーと戦わずにジムリーダーのところまで行ける仕組みになっている。 ニビ科学博物館(ニビかがくはくぶつかん) カブトプスやプテラの全身骨格が組み立てられた化石の他、スペースシャトルの模型や月の石が展示されている博物館。裏口から入れば「ひみつのコハク」が手に入る。入館料50円。 『金・銀・クリスタル』では、改装中のため閉館されている。 『ハートゴールド・ソウルシルバー』では開館されており、貴重な展示物を他の博物館へ貸出しているため無料で入館できる。化石を持っていけば復元してもらうことができる。また、配信アイテム「なぞのすいしょう」を所持しているとラティアスまたはラティオスと出会えるイベントが発生する。 ハナダシティ カントー地方北東部の高台にある町。四方に道が通じている。 町のシンボルカラーは青(縹)。 町の北西に河川が流れており、そこを渡った先に名無しの洞窟(ハナダの洞窟)がある。ロケット団が民家に不法侵入し、中を荒らした挙句に技マシン28(あなをほる)を奪い取っていくという事件が発生する。裏庭でロケット団に勝利すると主人公に返してくれるが家主に技マシンを渡すイベントは起こらず、そのまま使用可能。 BGMは『金・銀・クリスタル』ではヤマブキシティと同じで、『ハートゴールド・ソウルシルバー』では『ファイアレッド・リーフグリーン』のアレンジバージョン。ハナダジム ジムリーダーはみずタイプ使いのカスミ。 内部はプールになっており、その上に桟橋のような足場が設けられている。 『金・銀』系ではある条件を満たさない限り無人となっており、あるイベントが発生する。 『金・銀・クリスタル』では『赤・緑』系と同じマップだが、『ハートゴールド・ソウルシルバー』では広くなっており、より複雑になっている。 ミラクル・サイクル 自転車屋。100万円もする自転車を売っている。引換券で自転車を入手できる(お金は999,999円までしか所持できないので、引換券なしでは手に入れられない)。 『金・銀・クリスタル』では、ジョウト地方のコガネシティへ移転しており、営業していない。 『ハートゴールド・ソウルシルバー』では営業しているが、前作の主人公のおかげで自転車の売り上げが上がって売り切れ状態になっている。コガネシティのミラクル・サイクルは支店という設定で、こちらは「ハナダ本店」を名乗っている。 名無しの洞窟(ななしのどうくつ) ハナダシティの北西にある恐ろしい洞窟。出現する野生ポケモンのレベルは非常に高く、最高でレベル67のポケモンが出現する。最深部にはミュウツーがいる。 殿堂入りしないと入れず、殿堂入り前は若い男性が入口を塞ぐ形で立っている。また、『ファイアレッド・リーフグリーン』ではナナシマのネットワークマシンを完成させる必要がある。また、『赤・緑』『青』『ピカチュウ』でマップが異なる。BGMはタマムシロケット団アジトと同じ。 『金・銀・クリスタル』では、ミュウツーのエネルギー波の衝撃で崩壊してしまったため、消滅した。また、この洞窟の跡地付近をダウジングマシンで調べると、レアアイテム「はかいのいでんし」が手に入る。 『ハートゴールド・ソウルシルバー』では復活しており、カントー地方のバッジを8個集めると入れるようになる(但し、出現する野生のポケモンのレベルは『赤・緑』系よりも遥かに弱体化している。BGMはお月見山・イワヤマトンネルと同じ。また、マップは共通になりバージョンによる違いはない)。 この洞窟の名称は、『赤・緑・青・ピカチュウ』において「タウンマップ」を使用した際に表示されるもので、『ファイアレッド・リーフフグリーン』以降は「ハナダの洞窟」という名称になっている(『赤・緑・青・ピカチュウ』当時の書籍にも「ハナダの洞窟」名義となっているものが存在するが、公式なものではない)。 クチバシティ カントー地方東部に位置する港町。全体的に夕焼け空を彷彿とさせるオレンジ色の建物が多い。 町のシンボルカラーは橙(朽葉。平安時代の呼び名にちなんでいると思われる)。 町の北東部には四角い広場のような場所があるが、実は付近の老人がビルを建設するために確保した土地で、ワンリキーに地均しをさせている。3年後の『金・銀』系ではビル建設費用の工面が出来ず、相変わらず空き地の状態が続いている。『ハートゴールド・ソウルシルバー』では、あるポケモンに関連したイベントが発生する。クチバジム ジムリーダーはでんきタイプ使いのマチス。 マチスの手前には二重の電撃バリアが張られており、多数のゴミ箱の中にスイッチがある。また、トレーナーに勝てば電子ロックの解き方のヒントや、マチスの軍人時代の話が聞ける。ランダムな場所に出現するスイッチを2つ連続で調べなくてはならず、1つ目を見つけた後にスイッチがない所を調べてしまうと、1つ目を探すところからやり直しとなる(1つ目の場所も変更される)。どの世代でもこのジムに入る方法は2つあるが、どちらの方法でもある秘伝技が必須である。 『金・銀・クリスタル』では仕掛けが故障中であったが、『ハートゴールド・ソウルシルバー』では修理され復活している。 『Let’s Go ピカチュウ・Let’s Go イーブイ』ではスイッチの場所がランダムでなく固定されたため、難易度が下がった。 ポケモン大好きクラブ ポケモンが好きな人々が集まる。会長の長い自慢話に付き合ってあげると、自転車引換券がもらえる。 『金・銀』系では太った男性からある人物の落とし物のピッピ人形をもらう。 クチバ港(クチバこう) 南部にある港湾。 『赤・緑』系では豪華客船サント・アンヌ号、『金・銀』系ではジョウト地方アサギシティとを結ぶ連絡船アクア号、『ファイアレッド・リーフグリーン』のみナナシマとを結ぶ連絡船シーギャロップ号が寄港する。 シオンタウン カントー地方東部、イワヤマトンネルの麓にある静かで小さな町。ポケモンの霊園があるため墓参りに訪れる人が多く、町全体が物悲しく暗い雰囲気に包まれている。 町のシンボルカラーは紫(紫苑色)。 町でポケモンの供養をしていたフジ老人が突然姿を消すという事件が起こる。 使用されている専用のBGMは、暗く不気味な恐怖を駆り立てる曲調となっている。増田順一によると、このBGMは「日本的なフレーズ」から構成されたもので、「実は街より先に曲があって、シナリオによって悲しさが生まれました!」という。『金・銀』系ではBGMが明るいバラード調にアレンジされ、町は穏やかな雰囲気に変わっている。『ハートゴールド・ソウルシルバー』では『赤・緑』系と『金・銀・クリスタル』の物が二重奏になっている。ポケモンタワー ポケモンの共同墓地となっている巨大な塔。正体不明の幽霊が出現する。シルフスコープを入手しない限り、途中で幽霊が行く手を阻んで最上階へは行けない。塔の各階には祈祷師がいるが、3階から上にいる祈祷師のほとんどは悪霊に取り憑かれており、正気を失ったまま勝負を仕掛けてくるが、いずれも勝利後は正気を取り戻す。途中の階の一部には結界が張られており、この結界に入るとポケモンを回復できる。BGMはパイプオルガンを彷彿とさせる恐怖を駆り立てる曲調になっている。 『金・銀』系ではラジオ塔に改築されており、ポケモン墓地は「魂の家」へと引き継がれる。 ポケモンハウス フジ老人が身寄りのないポケモンを預かっている施設。 姓名判断士の家(せいめんはんだんしのいえ) ポケモンのニックネームを付け替えることができる。付け替えられるのは自分で捕まえたポケモンのみ。 カントーラジオ局(カントーラジオきょく) 『金・銀』系のみ登場。 ポケモンタワーを改装した施設。ジョウト地方のコガネシティのラジオ塔での事件の影響で警備が強化され、1階しか入れない。発電所の事件を解決するとラジオの拡張カードがもらえ、「ポケモンのふえ」が聴けるようになる。 魂の家(たましいのいえ) 『金・銀』系のみ登場。 ラジオ塔の南に位置する。ポケモンタワーをラジオ局に改装した際、ポケモンの墓を受け継いだ施設。フジ老人が管理しており、ここの他にもフジ老人しか立ち入れない霊園区画があるらしい。 タマムシシティ カントー地方の中央部の低地に位置する都市。ヤマブキシティに次ぐカントー地方第2の都市で、カントー地方の商業・娯楽の中心地でありデパートやゲームセンター、旅館、食堂など様々な商業施設が充実している。 町のシンボルカラーは虹(玉虫色)。 都市規模に比例して、日中からロケット団が堂々と街中を歩いていたり、町の池にベトベターが出没したりと、治安や環境はあまり良くない様子。タマムシジム ジムリーダーはくさタイプ使いのエリカ。 全体が巨大な庭園になっており、内部に植わっている多くの木が行く手を阻む。『ハートゴールド・ソウルシルバー』ではスプリンクラーが設置されており、迷路になっている。このジムに入るにはどの世代もある秘伝技が必須である。ジムトレーナーは全員女性である。 タマムシデパート フレンドリィショップ本店。道具の他にも、わざマシンやポケモンの能力を強化する道具を売っている。屋上には自動販売機があり、3種類の飲み物が購入できる。ある人物に飲み物を渡すことで、技マシンを手に入れることができる。『赤・緑・青』や『ファイアレッド・リーフグリーン』でもらえる技が違う。 『ハートゴールド・ソウルシルバー』では屋上はなくなっている。 タマムシマンション 様々な人が住んでいる。最上階で『赤・緑』系ではイーブイが、『金・銀・クリスタル』では「のろい」のわざマシンがもらえる。また、ゲームフリーク本社が入居しており、開発スタッフのコメントを聞くことができる。 裏口があるが、『ハートゴールド・ソウルシルバー』では、2つのエレベータにより行き来できる階が分かれている。 タマムシレストラン レストランに関しては主人公は利用できないが、『赤・緑』系では店内にゲームコーナーで遊ぶためのコインケースが手に入る。 『ハートゴールド・ソウルシルバー』では、開催された大食い大会に他地方からのゲストキャラクターが参加している。 ロケットゲームコーナー(タマムシゲームコーナー) ゲームコーナーと名乗っているが現実でいうパチンコ店に近くスロットマシンで遊べる。ロケット団が経営しており、その売上はロケット団の資金源になっている。地下はロケット団のアジトとなっている。 『金・銀』系にはアジトはなく、ゲームコーナー自体にはロケット団との関連性はなくなっている。ロケット団アジト ロケットゲームコーナーの地下に広がるダンジョン。エレベータと自動移動パネル(「≫」のような模様で、矢印の方向に飛ばされる)を駆使して進んで行く。 『金・銀』系にはない。 景品交換所(けいひんこうかんじょ) ゲームコーナーの隣にある。ゲームコーナーで手に入れたコインを景品と交換する。 セキチクシティ カントー地方の南西部に位置する町。サファリゾーンを有し、乾燥地帯に属し比較的広い町である。 町のシンボルカラーは桃(石竹色)。 路地は煉瓦のようなもので舗装されている。サファリゾーン入口を中心に町のほとんどが動物園になっており、ラプラスやガルーラなど珍しいポケモンを間近で見ることができるが、『金・銀・クリスタル』では動物園は営業停止している。町全体を回るには「いあいぎり」が必要。 BGMは『金・銀・クリスタル』ではタマムシシティと同じで、『赤・緑』系や『ハートゴールド・ソウルシルバー』ではハナダシティと同じである。セキチクジム ジムリーダーはどくタイプ使いのキョウ。 見えない壁による迷路がある。 『金・銀』系では、キョウが四天王へ昇格したため、その娘であるアンズがジムリーダーを務める。また、ジムトレーナーは全員アンズに変装している。 サファリゾーン 珍しいポケモンが放し飼いにされている。 入場料500円を払うことでサファリボールが30個支給され、ボールを全て使い切るか、一定時間経過する(=一定歩数歩く)かで終了となる。あるひでんマシンをもらうイベントが発生する。 『金・銀・クリスタル』では、前述の通り園長が急に海外旅行に行ってしまって不在のため休業中。 『ハートゴールド・ソウルシルバー』では、初代園長のバオバがサファリゾーンを閉園して引退し(現代にも対応できる新時代の動物園研究のため、海外に旅立ったと理由付けがされた。後にジョウト地方タンバシティの西で新サファリゾーンを造っている)、バオバの息子が受け継いで2代目園長に代わってパルパークとしてリニューアルされた。 パルパーク 『ハートゴールド・ソウルシルバー』のみ登場。 閉園後の旧サファリゾーンをリニューアルした施設。カントー地方とジョウト地方には生息しないポケモンがいる。『ダイヤモンド・パール・プラチナ』と同様、ダブルスロット機能を使ってゲームボーイアドバンス版の『ルビー・サファイア・エメラルド』『ファイアレッド・リーフグリーン』で捕まえたポケモン6匹を連れてくる(一度連れてきたポケモンは元に戻せない)と利用できる(ゲームボーイアドバンススロットがないニンテンドーDSiは利用できない)。利用するとパークボールが6個支給され、必ず捕まえることができるので全部捕まえると終了となる。捕まえたポケモンやかかった時間に応じて得点が評価され、得点が高いと良い景品がもらえる。捕まえたポケモンはボックスに送るか、もう一度やり直すことで捕まえ直せる。 『ダイヤモンド・パール・プラチナ』とは異なり、「1日で1つのバージョンにつき6匹までしか送れない」という制限はないので、ボックスに送った後にもう一度パルパークに連れて行けばすぐに始めることができる。また、ニンテンドーDSシリーズの本体を入れ替えると24時間以上使用できなくなるという制約も廃止された。 園長の家(えんちょうのいえ) サファリゾーン園長の家。 『金・銀』系ではサファリゾーン園長の孫(パルパーク園長の娘)、が留守番をしている。 『ハートゴールド・ソウルシルバー』ではパルパーク園長の家になっている。 わすれオヤジの家(わすれおやじのいえ) 『ファイアレッド・リーフグリーン』にのみ登場。 手持ちの技を1つ忘れさせることができる。秘伝技はここでしか忘れさせることができない。 ヤマブキシティ カントー地方のほぼ中央部に位置する大都市。カントー地方の中心都市。 町のシンボルカラーは金色(山吹色)。 ポケギアのマップでは「カントー一の大都会」と紹介されており、高層ビルが乱立しており四方に道路が伸びている。シルフカンパニーの企業城下町であり、町の中央に地上11階建ての本社ビルがそびえ建つ。 初めはロケット団に町ごと占領され、飲みもの(おいしいみず、サイコソーダ、ミックスオレのいずれか)を持ち込まない限り、町へ至る四方のゲートは全て封鎖されている。また、初めて町に入った直後は、シルフカンパニーのイベントをクリアしない限り、ジムを含めた大半の建物に入れない。 なぜか『赤・緑』の「そらをとぶ」の行ける場所の中で順番が最後になっている。 なお、『ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ』では対戦ステージとして登場し、シルフカンパニー(後述)の屋上が舞台となっている。ヤマブキジム ジムリーダーはエスパータイプ使いのナツメ。 ジム内は無数の小部屋に分かれており、床に設置されたワープパネルで部屋を移動しながら先に進んでいく仕掛けとなっている。ジムトレーナーの中にはエリートトレーナーやサイキッカー(エスパータイプ専門)だけでなく祈祷師(ゴーストタイプ専門)もいる。『ハートゴールド・ソウルシルバー』では未来的なデザインになっている。 シルフカンパニー ポケモントレーナーの使う道具を開発・生産している企業の本社ビル。ロケット団に占領されている。社長を助けると、マスターボールをもらえるとともに、ナツメと戦えるようになる。ワープで部屋を移動する。 『金・銀・クリスタル』では警備強化の影響で1階しか入れない。ただし「アップグレード」をもらえる。 『ハートゴールド・ソウルシルバー』では先頭にロトムを連れて行くとエレベーターで地下1階の電化製品の倉庫へ進むことができ、『プラチナ』と同様のシステムでロトムをフォルムチェンジさせることができる。『金・銀・クリスタル』同様、アップグレードももらえるが、ロトムがいるとエレベーターの前の警備員がいなくなる関係上もらえない。 格闘道場(かくとうどうじょう) 格闘家とポケモンバトルを行う。全員倒すことで、サワムラーかエビワラーのどちらかをもらえる。元々はヤマブキシティのジムだったが、ナツメにポケモン勝負で負けてその座を奪われてしまった。 『金・銀・クリスタル』では道場のトップであるカラテ大王がジョウトで修行中のため利用できない。 『ハートゴールド・ソウルシルバー』では弟子たちが施設を有効利用するべくジムリーダーに貸し出しており、殿堂入りとジムリーダーの登録を満たすことで今まで戦ったジムリーダー達と何度でも戦うことがようになった。 シンオウ・イッシュ・アローラ地方にもこの道場出身のトレーナーが登場している。 エスパー親父の家(エスパーおやじのいえ) 超能力を操る男性が住んでおり、話しかけると「これが欲しいのか!」と言われてサイコキネシスの技マシンが貰える。『金・銀』系では「………」が『赤・緑』系より長くなっている。 『ハートゴールド・ソウルシルバー』では、看板に「おやじだなんていわないで エスパーおじさんのいえ」と書いてある。 物真似娘の家(ものまねむすめのいえ) 2階建ての家。人の真似をすることが得意な少女が住んでいる。 『金・銀』系ではヤマブキステーションに変わっており、家は町の別の場所に移動している。また、ていきけん(定期券)あるいはリニアパスが手に入る。なお、そのていきけん(リニアパス)は、ヤマブキステーションを設立するに当たって立ち退いてもらったお詫びとしてもらったと物真似娘は語っている。『金・銀・クリスタル』では「ていきけん」、『ハートゴールド・ソウルシルバー』では「リニアパス」とアイテム名が異なり、「ていきけん」とは名ばかりで実際に有効期限が設定されているわけではない。 ヤマブキステーション 『金・銀』系のみ登場。『赤・緑』系の物真似娘の家と同じ場所にある。 ジョウト地方コガネシティへ向かうリニア鉄道の発着駅。『ハートゴールド・ソウルシルバー』ではホームが地下に変更されている。 グレンタウン カントー地方の南西部に位置する休火山の島。ポケモンの研究が盛んな町。 町のシンボルカラーは赤(紅蓮)。 ポケモン屋敷とポケモン研究所が立地する。民家は存在しない。 『金・銀』系では、2年前に火山の噴火により町のほとんどが溶岩に覆われ、ポケモンセンターのみが残っている。なお、島民は全員避難が完了しているとのこと。 BGMは『金・銀・クリスタル』ではヤマブキシティと同じで、『ハートゴールド・ソウルシルバー』では『赤・緑』系のオルゴールアレンジバージョン。スローテンポで物悲しい曲調になっている。グレンジム ジムリーダーはほのおタイプ使いのカツラ。 鍵がないと入れない。内部は小部屋で分かれており、トレーナーを倒すかクイズに正解すると開く仕組みになっている。因みに『ファイアレッド・リーフグリーン』では一部クイズの内容が変わっている。 『金・銀』系では火山の噴火により崩壊・焼失。双子島の2階に移転した。『ハートゴールド・ソウルシルバー』では床が炎の模様になっている。 ポケモン屋敷(ポケモンやしき) 謎の廃屋。過去に使われていた研究所だとされている。どくタイプ・ほのおタイプのポケモンが出やすい。複数の扉が交互に開閉する仕掛けがある複雑な構造で、ジムの鍵が隠されている。かつての住人が記した日記が残されており、ミュウツーを生み出す研究をしていた過去が断片的に記されており、日記の内容からミュウツーの誕生日が判明する。 『金・銀』系では火山の噴火により消滅。 ポケモン研究所(ポケモンけんきゅうじょ) 化石やコハクからポケモンを復元でき、別の研究員からは「ゆひをふる」の技マシンをもらえる。 『金・銀』系ではやはり火山の噴火で消滅。
※この「都市・町」の解説は、「カントー地方」の解説の一部です。
「都市・町」を含む「カントー地方」の記事については、「カントー地方」の概要を参照ください。
- 都市・町のページへのリンク