道徳教育家として
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1971年(昭和46年)、青木正次の紹介によって、モラロジー淡海農業修練所の講座を受講。 1994年(平成6年)10月、岐阜県モラロジー60周年記念感謝大会実行委員長、1995年(平成7年)5月、岐阜県モラロジー皇居勤労奉仕団の団長を務める。その後、モラロジー研究所常務理事、同生涯学習本部長、同研究所顧問、参与、社会教育講師を経て、岐阜県モラロジー経済同友会名誉会長を歴任する。さらに、財団法人全国高等学校定時制通信制教育振興会顧問、岐阜県高等学校定時制通信制教育振興会名誉会長を務めた。道徳教育を実践し、謙虚と感謝を提言として、2018年(平成30年)には新成人たちに対し、次のような言葉を贈っている。 『何事も謙虚・感謝の心で楽しい幸せな人生を』澤田榮作本日ご成人の日を迎えられた皆様に、心からお祝いを申し上げます。今日から皆さんは立派な社会人として幸せな人生を歩んで行ってください。昨今ではインターネットの普及が急速に進み、情報や流行が先走りし、事実確認が出来ないままに日々の生活が社会の流れに呑まれてしまう世の中で、痛ましい事件や出来事が連日のように報道され、心が寂しくなってしまう事があります。人は皆平等に幸せな人生がおくれるようになっています。幸せになれる基礎は道徳です。良心を忘れ、悪徳心の道へ誤って行ってしまい、取り返しのつかない人生になってしまう人も中にはいます。将来、皆さんが幸せな人生をおくるためには、今日まで育ててくださったご両親ご家族をはじめ、今まで支えてくださった恩師や周りの方々への感謝の気持ちを常に自分の心に置くことです。 私の好きな徳川家康公のことばに「人間は、最も多くの人間を喜ばせたものが最も大きく栄えるものじゃ」というものがあります。事あるたびに、ご自身の心を「ご両親の心」「恩師の心」に置き換えて行動に移せば、どんな事でもうまくいくはずです。大人としての責任や周りの方々への心遣いを常に心掛け、周りの人から喜ばれる結果になる方向へとお進みください。おわりに世界平和と国家の安泰、皆々様の益々のお幸せと健康を祈念しお祝いのご挨拶といたします。感謝。(『岐阜新聞』2018年1月8日号)
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