走行方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 00:25 UTC 版)
交走式 起点停留場と終点停留場間に架空された支索に2台の搬器を懸垂させ、これらを曳索で接続して駆動させることで搬器が交互に行き交うようにした方式。つるべ式に2つの搬器が往復するもので、ケーブルカーと同様の方式である。搬器は常に同じ側の索条を往復し、片道分の時間がそのまま待ち時間となるため、輸送力は循環式に比べると多くはない。このため搬器は定員数十名から100名ほどの大型の物が多い。 固定循環式 起点停留場と終点停留場の滑車間に架空された支曳索に、搬器を一定間隔で懸垂し、握索装置を利用して循環させる方式。ほとんどは定員1 - 8名のチェアリフトが使われ、スキー場などの特殊索道で多く導入されている。基本的に乗降時の減速は無いが、普通索道では乗降時に路線上の全ての搬器を減速または停止させるパルスゴンドラという方式があるほか、スキー場のチェアリフトにおける近年の物は係員への申し出によっての減速操作が可能となっている。その他、乗車停留場に「ローディングカーペット」と呼ばれるベルトコンベア様式の乗車補助装置が設けられる事もある。ローディングカーペットの速度をチェアリフト搬器よりもやや遅く動かす事で地面・ローディングカーペット・チェアリフト搬器とのそれぞれの相対的な速度差を小さくして乗りやすくする。 自動循環式 自動循環式は、起点停留場と終点停留場の滑車間に架空された支曳索又は曳索を循環させ、搬器に自動握索装置を設けて停留場への到着時には自動的に放し(放索)、出発時には搬器速度に合わせて固定(握索)するようにした方式。定員4 - 12名ほどの小型の搬器(ゴンドラリフト等)や、スキー場などの定員2 - 8名の高速リフト(デタッチャブルリフト)でよく使用される。乗降時には固定循環式よりも低速になり、線路上ではかなりの高速となるため、近年の主流となっている。 滑走式 「滑走式リフト」も参照 滑走式は、旅客がスキー・スノーボード等の滑走具を装着したまま、搬器に掴まる・跨がる・背中や腰にあてがうなどして雪面上を移動する方式。総称として滑走式リフトやシュレップリフト等と言い、構造によりロープトゥ・リフト、Tバーリフト、Jバーリフト、プラッターリフト、リングバーリフトと呼ばれるほか、テレスキー・シュレップリフト等とも呼ばれる。設置費用は最も安く済むが、構造上、極端な急斜面や谷を挟んだ地形などで使用する事は出来ず、ほとんどは初心者向けコースに設置されるが、その乗降や滑走にはある程度のスキーの技量が要求される。また、ロープウェイや他の構造のリフトと異なり全線の圧雪・平滑化・除雪(必要以上に雪が降り積もった場合)等のコース整備が必要である。なお、滑走式リフトはマジックカーペットと呼ばれる、スキーヤー・スノーボーダー等がベルトコンベア様式のベルトに乗って上昇する物も含まれている。
※この「走行方式」の解説は、「索道」の解説の一部です。
「走行方式」を含む「索道」の記事については、「索道」の概要を参照ください。
走行方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/12 14:44 UTC 版)
レジョリスは非電化区間ではディーゼルエンジン4基(MAN製)を使用。電化区間では1500Vまたは25000Vを集電し、いずれも最高速度160km/hで走行する。 フランスの各地域圏では燃料節約と大気汚染の改善が要請されており、欧州共同体が規定を策定すると考えられる「架線の下でのディーゼルカー走行禁止」にも対処できる車両である。
※この「走行方式」の解説は、「レジョリス」の解説の一部です。
「走行方式」を含む「レジョリス」の記事については、「レジョリス」の概要を参照ください。
- 走行方式のページへのリンク