フルタイム4駆
4輪駆動方式には、常時4輪駆動走行方式のフルタイム4輪駆動と、通常は2輪駆動走行で、必要なときだけ4輪駆動走行する方式のパートタイム4輪駆動がある。フルタイム4輪駆動は、4輪が常に駆動系を介して結ばれているシステムで、前後軸への駆動トルク配分を制御して各4輪の回転差を吸収することが必要となる。その駆動トルク配分方式には、センターデフと各種の差動制限装置を用いて、前後軸への駆動トルク配分を一定比率で行う固定配分方式と、電子制御の摩擦クラッチやビスカスカップリングを用いて、トルク配分が路面や走行状態で変わる可変配分式がある。
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