警視庁捜査一課 南平班
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 18:54 UTC 版)
「警視庁南平班〜七人の刑事〜」の記事における「警視庁捜査一課 南平班」の解説
南部平蔵(なんぶ へいぞう) 演 - 村上弘明 班長(階級は警部)。「鬼の南平(なんぺい)」と呼ばれる程の凄腕だが、普通の玩具でも騒ぎ出してしまう程に虫が大嫌いである。また、甘いものが大好き(特に黒蜜)で、定期的にスイーツのネット注文をしている。息子を殺されたと言う悲しい過去を持ち、捜査に行き詰まった時に「犯人を捕まえて」という息子の声と勇気を貰うために息子の仏前で考える癖がある。部下の慰労のためにお金を出すが(必ず2万円である)、「班長貯金」という形で貯められており、後の第7作の終盤である事に使われる。また、第8作ではかつて息子を殺した犯人が再び殺人を犯したことを知り、地道な捜査の末にその犯人を自らの手で逮捕した。捜査の際に発する決め台詞は「事件はまだ終わってない!」。洞察力はずば抜けており、些細な矛盾点をも付いて事件を解決する。只、クライマックスでは犯人の心情に必ず寄り添い、止むを得ず殺害に至った悲運にも理解を示している。逆に起因事件を起こした犯人には「お前に対しての無念を知れ」と相手が被害者で入院中でも容赦がない。年齢は第4作時点では殺された片岡刑事と同期とすれば48歳前後で演じた村上の実年齢よりはかなり若い設定である。柔道技などの格闘も出来るが学生時代は剣道部であった。 高村六郎(たかむら ろくろう) 演 - 鈴木一真 南部の相棒(階級は巡査部長)。南部の片腕で常にコンビで行動する刑事。南部とは逆に甘い物が苦手で虫は平気。良く南部にお菓子屋等に連れて行かれる。初期の服装はラフで後期はスーツ姿ではあるが髭面で、どのみち刑事の容姿とは懸け離れてるいるが意外と常識人である。悪く言えば普通の刑事である。その為、南部の洞察力にも「流石です」と感嘆するしかなかった。時代劇で言えば南部を「切れ者同心」とすれば高村は「その手足となる岡っ引き」と言う感じである。南部からの愛称は「六(ろく)」である。 細谷玲子(ほそや れいこ) 演 - 伊藤かずえ(第1作 - 第5作・第7作 - ) 南平班の女性刑事(階級は巡査部長、不在の第6作中では警部補)。岩手出身。富井と共に行動することが多い。第11作では新しく異動してきた飯倉と捜査を行う。 川北啓輔(かわきた けいすけ) 演 - 尾上寛之(第11作) 南平班の刑事。第11作で羽田中央警察署の生活安全課から異動してきた。趣味は野球。捜査では主に山岡と行動するが単独行動も多く、南部の捜査方針に反発する描写もみられる。 福永亨(ふくなが とおる) 演 - 内山信二(第11作) 南平班の刑事。第11作で南平班に異動してきた。異動前は科学捜査研究所に出向していたため防犯カメラや画像の解析などパソコンの知識に長けており、捜査ではほかの班員のサポート役を務める。 飯倉杏奈(いいくら あんな) 演 - おのののか(第11作) 南平班の女性刑事。第11作で世田谷南警察署の交通課から異動してきた。刑事の経験がまだ浅いため遺体を見ると悲鳴を上げていた。捜査では主に細谷とともに行動し、細谷の捜査方針とぶつかることも多い。ファッションや甘いものなどを好み、趣味は買い物。 山岡光男(やまおか みつお) 演 - 高田純次(第11作) 南平班の最年長である刑事。通称「ヤマさん」。第11作で江戸川東警察署の刑事課から異動してきた。個性豊かな南平班のブレーキ役を務める。
※この「警視庁捜査一課 南平班」の解説は、「警視庁南平班〜七人の刑事〜」の解説の一部です。
「警視庁捜査一課 南平班」を含む「警視庁南平班〜七人の刑事〜」の記事については、「警視庁南平班〜七人の刑事〜」の概要を参照ください。
- 警視庁捜査一課 南平班のページへのリンク