親モスラ(ゴジラアイランド)
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「モスラ (架空の怪獣)」の記事における「親モスラ(ゴジラアイランド)」の解説
子モスラより後に登場。「モスラのどうくつ」に棲息している。平和を愛する守り神で、得意技は燐粉攻撃。これでザグレスの赤外線自動砲を狂わせたこともある。 空を飛べる敵怪獣相手に戦ったり、ゴジラジュニア救出の際に鱗粉をばらまいて赤外線自動砲を狂わせるなど活躍したが、後に寿命が近付き、いつ死んでもおかしくない状態となる。そんな折りに出現したヘドラに無理を押して果敢に立ち向かった末、最後の力を振り絞ってヘドラをゴラス火山の火口へ落とすが、まもなく起きた噴火に巻き込まれて死亡する。その後、ヘドラを倒した新モスラの前に霊体となって現れ、「さようなら」と告げて消える。
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親モスラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/31 11:10 UTC 版)
「モスラ (平成モスラシリーズ)」の記事における「親モスラ」の解説
『モスラ』(1996年)に登場。 先代のモスラ。卵を産んで死を待つところに出現したデスギドラに立ち向かう。 最初は多彩な技で大奮戦するが、次第にデスギドラの圧倒的なパワーに苦戦を強いられ、山に吹き飛ばされ一時的に動けなくなる。エリアスの盾で動けるようになった後は幼虫と共に立ち向かうがそれでも挽回できず、最終的にデスギドラを挑発、ダムを決壊させて濁流にデスキドラを飲み込ませた後に、幼虫モスラを海上まで連れていき、そこで力尽き、幼虫に全てを託して海の底へ沈んでいく。 触角から破壊光線を発射し、羽から稲妻を落とし、毒鱗粉をばら撒き、高速で体当たりするなど多彩な技を持つ。また、死ぬ間際に幼虫に屋久杉のことを教えるなど、知識も豊富である。 この個体は『ゴジラvsモスラ』の成虫と容姿がそっくりで共通の技も多いが、作品的つながり(小美人の呼称や作品の背景など)は皆無のため別個体である。 デザインは、口元に溝がある以外、『vsモスラ』とほぼ同一である。造型物は東宝映像美術により新造され、サイズも1メートル程度と小さくなった。当初は流用する予定だったが破損が激しいため、新造形する際に操演しやすい大きさに改められた。アップ用とアクション用の2種類を使い分けている。 本作品では初めてモスラの産卵シーンが描かれており、全身から放たれた赤と青の光の粒子が寄り集まって卵に変化するという表現になっている。 力尽きて海中に沈むシーンでは、当初は助監督の中野陽介が操演を担当していたがうまくいかず、特技監督の川北紘一が自ら操作した。川北は、親子の愛情や命のやり取りをきちんと描くことで子供たちにしっかり届けることを意図し、このシーンに一生懸命注力したと述べている。
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