西征とは? わかりやすく解説

せい‐せい【西征】

読み方:せいせい

[名](スル)征西」に同じ。


西征

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 02:35 UTC 版)

ヤマトタケル」の記事における「西征」の解説

古事記 父の寵妃奪った大碓命対する父天皇命令解釈違いから、小碓命は兄を捕まえ押し潰し手足をもいで、包み投げ捨て殺害する。そのため小碓命は父に恐れられ疎まれて、九州クマソタケル(熊襲建)兄弟討伐命じられるわずかな従者与えられなかった小碓命は、まず叔母の倭比売命が斎王勤めた伊勢へ赴き女性衣装授けられる。このとき彼は、いまだ少年の髪形結う年頃であった日本書紀 兄殺しの話はなく、父天皇平定し九州地方で再び叛乱起き16歳小碓命討伐遣わしたとある。古事記異なり倭姫登場がなく、従者与えられている。従者には美濃国の弓の名手である弟彦公が選ばれる弟彦公は石占横立、尾張田子稲置、乳近稲置率いて小碓命お供をしたという。 先代旧事本紀景行天皇二十年中略)冬十月日本武尊 令擊熊襲 時年十六歲 按日本紀 當作二十七年とあるのみ。 古事記 小碓命九州に入ると、熊襲建の家は三重軍勢囲まれ新築祝い準備が行われていた。小碓命は髪を結い衣装着て少女の姿で宴に忍び込み、宴たけなわの頃にまず兄建を斬り、続いて弟建に刃を突き立てた誅伐された弟建は死に臨み、「西の国我ら二人より強い者はおりません。しかし大倭国には我ら二人より強い男がいました」と武勇嘆賞し、自らを倭男具那(ヤマトヲグナ)と名乗る小碓命に名を譲って倭建(ヤマトタケル)の号を献じた倭建命は弟健が言い終わると柔らかな瓜を切るように真っ二つ斬り殺した日本書紀 熊襲首長川上梟帥タケル一人とされる点と、台詞『古事記』のものよりも天皇家従属的な点を除けば、ほぼ同じ。ヤマトタケルノミコト日本武尊表記される川上梟帥討伐後、日本武尊弟彦らを遣わし、その仲間全て斬らせたため生き残った者はいなかったという。 肥前国風土記 佐嘉郡小城郡藤津郡日本武尊巡行記述されるいずれも地名伝承である。小城郡では砦に立て籠もり天皇の命に従わない土蜘蛛ことごとく誅している。 古事記 その後倭建命山の神河の神、また穴戸の神を平定し出雲入り出雲建親交を結ぶ。しかし、ある日出雲建大刀偽物交換して大刀あわせを申し込み殺してしまう。そうして「やつめさす 出雲建が 佩ける大刀 つづらさは巻き さ身無しにあはれ」と“出雲建大刀は、つづらがたくさ巻いてあって派手だが刃が無くて意味がない可哀想に”と歌う。こうして各地や国を払い平らげて朝廷参上し復命する。 日本書紀 崇神天皇の条に出雲振根と弟の飯入根物語として酷似した話があるが、日本武尊の話としては出雲は全く登場しない熊襲討伐後は毒気放つ吉備の穴済の神や難波済の神を殺して水陸の道を開き天皇賞賛寵愛を受ける。

※この「西征」の解説は、「ヤマトタケル」の解説の一部です。
「西征」を含む「ヤマトタケル」の記事については、「ヤマトタケル」の概要を参照ください。

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西征

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 12:13 UTC 版)

名詞

西せいせい

  1. 軍隊西方へとくこと。西方にいる征伐すること。

発音(?)

せ↗ーせー

類義語

対義語

動詞

活用

サ行変格活用
西征-する



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