荒地工業高校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 02:26 UTC 版)
嵐ヶ丘の下に広がる平地、「荒地(第9話で通称ではなく地名と判明。徒歩で嵐ヶ丘に行き来する道は「地獄坂」と呼ばれる一本のみ)」にある不良校(通称も「荒地」。嵐ヶ丘からは見下されているがこちらは逆に嵐ヶ丘を憎んでいる。)。 カバが番長として生徒たちを束ね一応の平穏状態ではあったが、リリィーに負けたことで次期番長を狙っての抗争が勃発、学校中が内戦状態になり、喧嘩が絶えなくなる。 第8話で卍が抗争を制しリーダーになると共に、嵐ヶ丘への侵攻を宣言する。第9話で宣戦布告、最終話で嵐ヶ丘学園生徒会と全面戦争になるがリリィーの捨て身の仲裁により停戦(描写はぼかされている。)。 卍 / 松本 聖子(まんじ / まつもと せいこ) 演 - 瀧野由美子 荒地工業高校のリーダーでリリィーの最大の敵となる。 2年生。「凄い」「面白い」などの意味で発する「マジ卍」が口癖。 実家は町工場(現在は住居部分に兄と二人暮らし)を営んでいたが、ユートピア嵐ヶ丘ができたことでの経営難を苦に父親が自殺。 そのため嵐ヶ丘を強く憎んでいる。 初登場の第4話時点ではまだリーダーではなく、学校を制するためにガラケー・ハカセと手を組む。 第5話で初めてリリィーと対面、相互協力関係構築を持ちかけるが断られる。 第8話でリーダーの地位に就く。 第9話で嵐ヶ丘学園に宣戦布告後、リリィーと激突。喧嘩に大義が無いため攻撃しないリリィーを一方的に打ちのめす。 最終話で嵐ヶ丘学園生徒会との全面戦争となり、駆け付けたリリィーに争いを止めるよう仲裁されるが最後まで従わず爆弾入りバッグをカイザーに向けて投げつける。 ガラケー / 河本 智(こうもと さとし) 演 - 城恵理子 1年生。演者は女性だが性別は男(AKB48新聞7月号の記事による)。 カバの弟。卍と仲が良くハカセを引き入れて3人でグループを結成する。 第9話で神崎ランド社長に対し改造トランペットでネオスタンガンを射出するよう卍から命を受けて潜入・実行するが失敗。 自らもリリィーとミズキに捕まるがスタンリングで怯ませて逃走。 ハカセ / 小林 礼央(こばやし れお) 演 - 雨野宮将明 1年生。実家が小さな工場だから工業高校に入っただけで不良ではない。 ガラケーに頭の良さを買われ、卍とガラケーと共にグループを結成。 発明が得意で、護身用に相手に電流を流す(スタンガンと同じ原理)指輪・スタンリングを作って身に着けていた他、それを応用して電極を相手に飛ばす銃も開発しており、狂犬ジャックを撃退している。 第9話では従来の10倍の電流を流せるネオスタンガンを開発。 松本 洋次(まつもと ようじ) 演 - 遠藤雄弥 卍の兄。第9話で卍と戦うため自宅にやって来たリリィーを友人と誤解、自分たちの過去を話す。 最終話で母を殺した犯人として復讐に来たリリィーに対し以前リリィーの兄と共に「運び屋」をやっていたがリリィーの兄が母の説得で抜けようとしたために自宅を他の運び屋メンバーと共に襲撃、メンバーにリリィーの母が殺されるが自分(現場にいてカードを落としただけ)とリリィーの兄(その場にいなかった)は無関係だったことを話し警察に証言すると約束した。
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