総選挙の敗北と党内対立とは? わかりやすく解説

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総選挙の敗北と党内対立

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 02:38 UTC 版)

日本未来の党」の記事における「総選挙の敗北と党内対立」の解説

第46回衆議院議員総選挙公示日翌日控えた12月3日インターネット上にアンケートサイトを立ち上げプレ総選挙」というネットアンケートを行ったが、投票され結果は「未来」の主張とは反対意見多数占めるなど、逆風吹いていた。尚、この投票については、12月3日14:3020:052度投票結果リセットし再度同一問題提示されるなどなされており、それに対し批判の声上がっている。また、このアンケートに対して当初未来の党側が、「そのようなサイトのことは聞いていない」などと声明を出すなど、その杜撰な運営等から、「日本未来の党への悪質ないたずら妨害工作」などと疑う声もあったが、結果的にJ-CASTニュース取材で、この党が行っていた企画であることが判明している。 公示日12月4日未来の党は比例代表名簿順位確定が遅れ、全ブロック名簿中央選挙管理会への届け出締め切り直前までずれ込んだ党内直前まで順位付け巡って対立があったためとされるが、詳しい経緯不明選挙中のスローガンは「鉛筆もったら未来の党」。 総選挙には121人の候補擁立したものの、乱立する第三極の中で埋没苦戦し小選挙区当選したのは小沢亀井静香2人のみで比例区合わせてもわずか9議席に留まった。なお、衆院選鞍替え立候補をした4人の参議院議員友近聡朗中村哲治姫井由美子外山斎)が自動失職した。 選挙後、嘉田と小沢の仲は早くも不穏になる。20日京都で嘉田は小沢会談し共同代表阿部知子幹事長に鈴木克昌充て総選挙落選した飯田代表代行続投させる党執行部案を提案した。これに対して小沢系の議員小沢または小沢に近い議員起用求め、嘉田、飯田ラインとの間に齟齬をきたすようになっていった。また嘉田の「身内でも、滋賀県議会中心に滋賀県内から嘉田が県知事政党党首兼務することに対す批判叫ばれるようになってきた。12月19日20日両日わたって行われた滋賀県議会自民党中心とする保守系会派から知事党首のどちらを辞任することを要求された。 24日首班指名先立ち両院議員総会開催され、嘉田から共同代表阿部幹事長に鈴木、更に顧問小沢亀井それぞれ充て飯田を代表代行続投させる執行部案が提案された。これに対して小沢系の議員からは小沢共同代表案が提案されたが、嘉田は小沢は党の要職には就けない方針堅持するとして拒否し結論持ち越した26日両院議員総会が行われた。この議員総会は嘉田が開催中止命令したが、小沢系によって強行され、首班指名選挙森裕子副代表投票することを決めた。嘉田、飯田ライン小沢系の対立決定的となり、両方与しない亀井党内対立理由自身離党表明するとともに、嘉田、小沢双方速やかな解党勧めた同日、嘉田は滋賀県庁会見開き人事案が入れられなかったことを理由に、未来の党を分党することを表明した。しかし27日旧国民の生活第一に所属する衆議院議員7名と参議院議員8名が「生活の党」に党名変更して存続阿部知子衆議院議員1名による政治団体日本未来の党」が新たに設立されることとなったため、政党助成法上の分割要件満たさないこととなり、議員数が5人未満である嘉田・阿部側は政党交付金受け取ることができないこととなった。仮に政党助成法上の分割(旧党を一旦解散した上で2つ新党新たに設立する)を行っていれば、嘉田・阿部側も衆院選得票率に基づき政党交付金受け取ることができたが、嘉田はこの件について周辺に「党分裂カネ目当て思われたくない」と語っている。嘉田は国会議員4名を抱えみどりの風阿部合流すれば政党要件満たすとして、みどりの風合流呼びかけたが、拒絶された。なお、上記経緯により阿部比例議員移籍制限規定適用を受けることとなる。この一方で同じく離党した亀井独自にみどりの風合流している。 12月28日に、団体名を「生活の党」へ、代表者を「森裕子」へ異動する旨を総務省届け出た

※この「総選挙の敗北と党内対立」の解説は、「日本未来の党」の解説の一部です。
「総選挙の敗北と党内対立」を含む「日本未来の党」の記事については、「日本未来の党」の概要を参照ください。

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