緊急理事会での全議案否決とは? わかりやすく解説

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緊急理事会での全議案否決

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/22 18:20 UTC 版)

日本ボクシングコミッションにおける健保金問題」の記事における「緊急理事会での全議案否決」の解説

2016年8月7日開催され中日本ボクシング協会総会では、JBC対し緊急理事会招集要請することが決議された。北日本を除く各地協会もこれに賛同し同日東日本会長渡辺均副会長金平桂一郎)・中日本会長東信男、相談役松尾敏郎)・西日本会長井岡弘樹)・西部日本会長本田憲哉、最高顧問井上通文)の4協会連名で、JBC理事共同通信編集委員津江章二に対し、緊急理事会健保金の真相解明調査委員会設置1週間以内調査と結果公表JBC理事12名から16名への増員などについて協議するように要請した。このとき、健保金の真相解明必要な証憑等として協会側が求めたのは以下の9点である。 平成28年7月現在の正味財産平成28年7月現在の健康管理見舞金口座残高と、この口座からのこれまでのすべての支出明細 裁判費用総額その内訳(和解金、バックペイ、訴訟費用弁護士費用、その他経費交通費等〕) 裁判費用等の稟議書 平成23年度以降各期の委託費の内訳 内閣府提出した公益目的財産並びに公益目的支出計画書 協会からの本件に関する要請並びにJBCからの回答書 安河内裁判における控訴および上告決定時の理事会評議員会議事録 その他 本件に関するあらゆる証憑 津江同月8日、緊急理事会開催をY2に要請し松尾協会動き尊重して同日付で告発延期するとともにJBC理事会動向調査結果如何によっては速やかに告発状提出する意向表明したJBC同月23日に緊急理事会開催津江のほか、前協会会長のY11、コミッショナー東京ドーム代表取締役会長Y1理事長のY2、統括本部長のY3、元東京ドームホテル代表取締役会長Y7という6理事による協議結果健保金の使途についての調査委員会設置など6議案はすべて多数決により否決された。Y3関連議題ではY3に議決権認められなかったため、キャスティング・ボート握っていたY2により否決となっている。協会側から会長渡辺均事務局長Y12オブザーバーとして同席したが、議決権はなく発言機会もないまま終わったJBC協会側の要請拒絶したまま、終了後会見で「関係資料はすべて開示している。健保金問題については協会協議もしており、JBCとしては解決済み考えてます。」と話した金平はこの理事会での採決について、オブザーバー2人までに制限され資料持ち出し禁じられるなど、「密室状態で採決したのも同然」だったとして、コミッショナーへの失望次のように語っている。 業界内で見解分かれ紛糾した際には、コミッショナー裁定下す伝統ボクシング界にはあった。我々は今回も、最終的には[Y2]コミッショナー裁定仰ぎ中立公平な裁断下してもらおう期待していたのです。ところが[Y2]コミッショナーは我々の提案全て反目した。事態収拾するためのシステムがもはや機能していないことに衝撃受けた。 — 藤岡雅、日本ボクシング最大危機!? ジム運営組織が「全面戦争」へ JBC試合統括しライセンス承認握っていることから、協会内ではジム選手活動停止恐れ穏健派強硬派対立し協会自体分裂危ぶまれていたが、JBCとの歩み寄り機会失った穏健派もここに至ってJBC対峙する決意固めたとされる9月7日JBC協会連絡協議会において、協会改め健保に関する共同調査委員会立ち上げ安河内復帰やY3の辞任等の討議協会側が推薦する理事増員求めた

※この「緊急理事会での全議案否決」の解説は、「日本ボクシングコミッションにおける健保金問題」の解説の一部です。
「緊急理事会での全議案否決」を含む「日本ボクシングコミッションにおける健保金問題」の記事については、「日本ボクシングコミッションにおける健保金問題」の概要を参照ください。

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