終盤に登場する人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 09:06 UTC 版)
「うる星やつらの登場人物」の記事における「終盤に登場する人物」の解説
因幡(いなば) 声 - 鈴置洋孝 / 高橋孝治(パチンコ版) / 森伸(パチスロ版) 夢の世界のドアノブを作る運命製造管理局の人間。管理局の制服で亜空間を自由に移動できるうさぎの着ぐるみを着用。本作末期の重要人物。空腹で行き倒れていた所をしのぶに助けられ、その後は互いに好意を抱くようになる。しのぶのほかに親しい女性や、過去に女性との付き合いが一切なく、女性の裸を見てのぼせる。「しあわせな恋」を肥料とする花を摘みに行くという難題な試験のパートナーにもしのぶを選ぶが、数々の罠によりしのぶに嫌われてしまう。しかし、しのぶを想う純粋な因幡の気持ちにしのぶは心を打たれ、その後気絶した因幡を抱えて花畑まで向かった。花は咲いていなかったが、「テストなんか口実で、しのぶさんと一緒にいたかっただけだし…」の因幡の言葉で互いの心は通じ合い、花は満開になった。その後は喫茶店で二人でお茶を飲む姿が見受けられる。最終章ボーイミーツガール(完結編)にも登場し、しのぶや面堂らとともに記憶喪失装置と奮戦した。その後、あたるとラムの鬼ごっこを見守った。最後には、自動的に解除されて地上に落下してきた記憶喪失装置の下敷きになっていた。 OVA版「怒れ!シャーベット」にも登場。しのぶとデートを楽しんでいるが、夏の暑い中であるにもかかわらず着ぐるみを着ているため、しのぶに「着ぐるみ着たままで暑くないですか?」と言われていた(本人曰く着ぐるみを着替えないと落ち着きが無いから)。 真吾(しんご) 声 - 古谷徹 面堂家のお庭番(庭師)で菜造じいの孫。一応は面堂終太郎のお庭番(諜報係)。幼い頃に祖父と生き別れ、面堂家敷地内の電気密林で育ったことから、耐電性を持ち、ラムの電撃は通用しない。女子に惚れっぽく、ラムをさらったことがある。ラムの他にも竜之介や了子とも一悶着を起こしている。テレビを祖父と思い込んで熱心に見ていたためか、時代劇のような口調で話す。 菜造じい(さいぞうじい) 声 - 北村弘一 面堂家のお庭番(庭師)で真吾の祖父。面堂家の敷地内で電気野菜の栽培中に真吾と生き別れるが、のちに再会した。かなりぼけているうえに、目が悪いらしく面堂をしばしば真吾と間違える。 潮渡 渚(しおわたり なぎさ) 声 - 弥生みつき 初登場は「渚のフィアンセ」。父(声 - 肝付兼太)が竜之介の父の親友で同業者。父と竜之介の父が共に独身時代に「どんな事があっても子供同士を結婚させる」という無茶苦茶な約束をしたことによって、竜之介のフィアンセになる。 親子二人で浜茶屋を営んでいたが、経営が苦しく、浜茶屋を建て直すため、特産のウニを使ったかき氷の新メニューを試作している最中、試食のしすぎで父と共に落命して幽霊になる。その後生身の体を得て以降、冥界に帰れなくなってしまったため、竜之介一家と同居し、大食いのために家計に打撃を与えていた。ただし、あくまで生身の体を持つ幽霊というだけなので、悪霊封じのお札に弱い。 女として育てられたため、外見・口調とも女だが、身体と心は男である(つまり竜之介の逆)。浜の相撲大会で毎年横綱になっていたほどの怪力の持主で、父以外の男にすら負けたことが無い竜之介が手も足も出ないほど。 竜之介に一途で、相手は竜之介限定ではあるが、あたる並みにスケベであるため、たびたび竜之介に殴られている。また竜之介に手を出そうとしてあたると面堂にたびたび妨害されている。渚は女性として見ても美形だが、あたると面堂は当初から本能的に男と感知していて言い寄っておらず、男だと発覚した後はあたるにハンマーで殴られたり、面堂に刀を突き付けられたりと、やはりほかの男と同然の扱いを受けている。
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