筑波Aライ模擬レース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 22:52 UTC 版)
「サーキットの狼」の記事における「筑波Aライ模擬レース」の解説
土方年男(ひじかた としお) 沖田と同じ警察官出身のレーサー。名前の由来は土方歳三で、沖田とは「新選組」時代からの同僚だった。 沖田の遺志を継いでプロレーサーとなり、筑波サーキットで行われたA級ライセンス取得模擬レースでデビューする。ドライブテクニックは決して派手ではないものの着実に順位を伸ばすタイプで、谷田部からは一時期沖田とどちらをレーサーに育ててゆこうか迷わせてしまうほどの実力を持っている。先述のA級ライセンス取得レースではスタート時にエンストを起こしてしまうものの、最終的に3位に入賞した。その後流石島(瀬戸内海に存在する設定の架空の島)で行われたレースにはカプリで参戦したが、ヨットの浮かぶ港湾に飛び込みリタイアした。 魅死魔国友(みしま くにとも) 各地の解散した暴走族の生え抜きが集結して結成された「シュトコー戦闘隊『神風』」のリーダー。 首都高速道路をホームとして夜中~明け方に何千週と駆け回り、首都高のことなら道路の継ぎ目や舗装の荒れ具合まで分かると豪語する。常に『神風』と書かれた鉢巻きをしており、右目には切り傷のような跡がある。風吹・早瀬を交えて首都高でレースに挑んだものの結果は3位となった。愛車はフェアレディZのレース仕様であるZ432R。白い車体に日の丸の図柄というインパクトの強いもので、登場当初はリア部分に国旗が取り付けられていた。A級ライセンス取得レースでは4位に入った。その後、流石島耐久レースではリジェJS2に乗り出場。 人物のモデルは作家の三島由紀夫で、「国友」の名は当時池沢のアシスタントだった国友やすゆきから取ったもの。 切替 テツ(きりかえ てつ) 「カーショップディノ」経営者。 筑波のA級ライセンス模擬レースから登場。レースでボーラを大破させたものの見事に蘇らせ、その後風吹・早瀬がポルシェ930を操って行った「東名高速道路の辻斬りマシン討伐」に割り込む形で参戦。最初は善戦したもののポルシェの戦闘力に負けて敗戦。その後流石島レースにも参戦したがレース途中でいつの間にか姿を消した。なお登場当初は「ボーラの男」と呼ばれており、名前が出てくるのは流石島での時点となる。 フェラーリ・クラブ・ジャパン会長で、フェラーリ専門店の「レーシングサービスディノ」の切替徹がモデルである。 原田和夫(はらだ かずお) 「北海の龍」の通称を持つ。 筑波のA級ライセンス模擬レースから登場。北海道の大自然道を走破。コーナリング性能No.1と言われるストラトスを駆り、風吹のライバルとなる。Aライ模擬レースでは最終コーナーでトップ争いを演じたがコースアウトしてしまう。流石島レースではターボチャージャーを装着したストラトスで参戦し、風吹と互角のコーナリング対決を演じたが、豪雨のホテル街でクラッシュした。ルマン・イン・ジャパンではドイツ・シュニッツァーチューンのセリカLBターボで出場するも8位に終わった。 辻本征一郎 A級ライセンス模擬レースの解説で登場。日産レーシングスクール校長(当時)で実在の人物。 橋本(名不明) A級ライセンス模擬レースで辻本とともに登場。ジプシー・オートクラブ所属で審査委員長としてコントロールタワーでレースを見守る。ジプシー・オートクラブは後のチェッカーモータースポーツクラブ(現・ブレインズモータースポーツクラブ)で会長の橋本弘がモデル。 ハイエナの6(姓名不明) 愛車はポルシェ914・6(通常は4気筒エンジンが搭載されているがこれは2L・6気筒エンジンを搭載したモデル。さらにこの車輌は後年の911の2.4Lに換装)関東地方の走り屋。A級ライセンス取得レース前半では、風吹のロータスとミッドシップ同士で戦ったが、最終的には周回遅れとなってしまう。
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